2018年10月_山行の感想

夕日を浴びる前穂高岳前景  

感 想 文

奥武蔵・伊豆が岳 10月4日(木)

<参 加 者> 7名

<コースタイム> 正丸駅8:30→伊豆が岳山頂10:30→昼食11:10→高畑山11:45→子ノ権現13:20→下山14:25

前日までの天気予報はあまり良くなく、CLとSLのお二方がぎりぎりまで相談をしてくださり、決行ということになりました。平日ということもあり集合駅に降り立ったのは私たちだけで、天気予報も夕方には雨が降り出すとあったので早々にスタートしました。途中男坂と女坂に分かれるルートでは二手に分かれ、男坂は鎖を使って岩場を登り、山頂にて女坂ルートと合流。その頃には予報より早めに霧雨が降ってきましたが、山の中では樹木のおかげでそれほど濡れることもありませんでした。標高は高くないが、いくつかの山を登ったり下りたりと充実した行程でした。久しぶりの会山行に参加し、静かな山道では前方を歩く男性陣の楽しい話声が聞こえてきて、とても楽しい山行でした。

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北アルプス・下の廊下(個人山行) 10月7(日)~9日(火)

<行程> 10月7日大町温泉郷へ 8日トロリーバス、黒部ダムから阿曽原温泉小屋へ、9日小屋から欅平へ、トロッコ電車、タクシーで扇沢に戻る、自動車で帰着

<メンバー> 7名

昨年の会山行の延期、メンバーの変更は1名の入れ替えのほかは変更なし、個人山行とした。下の廊下とは黒部川の電源開発に伴って黒部の断崖に穿かれた作業道、現在は登山道として整備されている。

登山初日は、黒部ダムから大へつり・別山谷出合・白竜峡谷・十字峡・S字峡・仙人ダムを経由して阿曽原温泉小屋に至る約8時間のコース。トロリーバスをおりて登山開始8;00まず黒部川に下りて、ダム堰堤を望む。

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登山道の状況、別山谷出合から上流を見る。

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黒部峡谷の風景、数百mの断崖の下を黒部川が走る。下の廊下の登山道の状況、幅1m未満の道、右は100m以上の断崖。岩壁をくりぬいて登山道が行く。

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高巻きの部分、はるか下に黒部の激流が走る。

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十字峡、断崖絶壁のなか正に十文字状に黒部川本流に剣沢からと棒小屋沢(爺が岳から流れる)が合わさる。

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S字峡、黒部の激流がほとばしる。

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仙人ダム、登山道はダム管理室の中を行く。これらを経由してなんとか阿曽原温泉小屋に16:00到着、露天風呂で疲れを癒した。

登山2日目は5:30出発、長い水平歩道を歩く、ここも断崖絶壁に穿れた道を歩くが、前日の大へつり・白竜峡谷の登山道を歩いた身にはそれほどの迫力は感じなかった。5時間程度の歩行でトロッコ電車の起点、欅平駅に11:20到着、これで下の廊下の全行程を終了する。7人全員事故もなく歩けたことに緊張が解ける。

下の廊下を歩いての感想を3点。①体力が必要、歩行距離が長い。②度胸、八ヶ岳の岩稜地帯を歩く技量があればクライミング技術などは不要である、自分の手と足と感覚を信じ確実に歩を進める。③天候、これが一番重要か、雨天時の登山道でのスリップは危険。

ともあれ天候に恵まれ、山の長年の課題の1つであった下の廊下を踏破でき、充実した気分を味わった次第である。お付き合いいただいたメンバーに感謝。

 

クライミング講習会 ~ 広沢寺【厚木市】 10月13日(土)

<参加者> 9名(含む講師1名)

<日程> 8:30海老名駅前=9:30広沢寺ゲレンデ10:00講習開始~(昼食)~14:30終了

当初、三つ峠ゲレンデ(練習場)で開催する予定でしたが、当日朝、東名事故渋滞で出発が遅れ、急遽、開催場所を広沢寺(スラブ岩)に変更しました。アクシデント発生ですが、かえって、行き帰りのアクセスが短くなり、ゲレンデも空いていたことから、講習時間が十分とれて、少人数での充実したクライミング講習会となりました。

<講習内容>

① 準備

装備・器具の確認/装備・器具の装着・点検/ロープ・カラビナの結び方(マスト結び、エヴァンス結び等)/基本事項・注意事項等説明

② トップロープクライミング(1)約20mと約10mの登降各1本

ビレイヤーがハーネスに確保器をセット(安全確保)し、クライマーは壁面での姿勢と重心を意識しながら、三点支持を守り、支点まで登攀後、20mでは「ロワーダウン」、10mでは「クライムダウン」で下降

③ トップロープクライミング(2)

【アッセンダー(登高器)を使用した登降】

アッセンダーをロープにセットし、壁面を登り、下りでもアッセンダーで確保しながら下降(墜落模擬体験含)。

④ セルフビレイ、ロープワーク

カラビナ&スリングでのセルフビレイ、ムンターヒッチ他

⑤ トップロープクライミング(3) 【懸垂下降】

支点まで登攀後、セルフビレイで安全を確保、下降ロープをカラビナにムンターヒッチでセット、安全を十分確認後セルフビレイを解除し、懸垂下降

<感想>

6月の「鹿沼岩山講習会」に続き、本講習会に参加させていただいた。前回講習会は、岩の多い登山コースを歩き、指導を受けながら、岩稜帯を安全に通過してゆくものであったが、今回はスラブ岩のゲレンデ(練習場)で、トップロープクライミングに特化した講習であった。他にも何組かのパーティがクライミング練習していたが、意外にもアクティブ・シニアが多数を占めていた。K講師、Oさんから、装備、セルフビレイ、ロープワーク、壁面登降時のノウハウ等、指導していただいた後、安全確保してもらい、教えていただいたことを実戦で一つ一つ試していった。自分は、本格的なクライミングまでは考えていないが、自力で行ける山域を広げるため、北アルプス等の岩稜帯を安全かつ余裕を持って通過できるようになりたいとの思いがある。YHC内でこのような講習を受講でき非常に有益であった。

男体山 10月13日(土)~14日(日)

<参加者> 13名

<コースタイム>  登山口(登拝門)8:25→4合目(石鳥居)9:30→山頂11:45/12:30→4合目15:00→下山口(登拝門)16:00 <上下、同ルート)

おおるり観光のバスとホテルを利用しての山行であった。朝8時に横浜を出発し昼過ぎに日光に到着した。一日目は改修後真新しくなった日光の社寺見学、湯ノ湖、湯滝一周と観光と若干の運動を兼ねた山行であった。

二日目は朝食後、バスで二荒山神社まで行き神社の鳥居を潜って山行を開始した。標高差は1250m、距離6km、3~4時間の登りであった。紅葉も徐々に始まり、所々赤黄色の木々が見られ、また途中雲が流されると中善寺湖の風景を眼下に見ることが出来た。山道は整備され危険は無く、頂上の奥宮に昼頃到着出来た。頂上で奥宮に参拝し、天気の回復を期待したが湖は雲の下であった。日光は紅葉の最盛期は渋滞が激しい様である。たまたま1~2週間前の山行であったため順調に

楽しい百名山の山行が出来た。おおるり観光の風呂と中禅寺湖、湯滝の景色が特に印象に残った。

 

西岳(八ヶ岳)2398m 10月16日(火)

<参加者> 7名

<コースタイム> 登山口9:45→不動清水10:10→西岳頂上12:45/昼食/13:15→不動清水15:10→登山口15:35

総勢7名。1台は新横浜駅、もう1台は海老名で集合。その後に圏央道厚木SA7:30待ち合わせで合流。平日で空いている中央高速を一路小渕沢ICへ。そして高速を降りてからほどなく、登山口駐車場に到着。

ビギナーの私にとっては初めての八ヶ岳山行。今回の西岳は、登山口から頂上までマキ道や折り返しなど無く、ほぼ真っ直ぐに登って行きました。標高差1300mほどを計測的に上がっていくので植生の変遷が明瞭で、興味深かったです。

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頂上からの眺めは素晴らしい~ワンダフル!!!麓の紅葉の、西方向には御嶽山。南側には冠雪したばかりの北岳・仙丈ケ岳をいただく南アルプス。更なる南の彼方には傘雲をたずさえた富士山も、スッキリと見えているではありませんか!そして東側にはカッコイイ権現岳から赤岳が、手が届くかのように迫っていました。兎にも角にも今回は…「とっても八ヶ岳♡love」な山行ではありました。

 

東赤石山(1日目) 10月19日(金)

<参加者 > 4名

<コースタイム> 筏津登山口8:21→旧道への分岐9:13→(旧道)→東赤石山山頂への分岐11:30→11:50東赤石山登頂(昼食)12:32→東赤石山山頂への分岐12:39→赤石山荘13:04→旧道への分岐14:43→15:38筏津登山口

「愛媛県四国中央市ってどこ?」から始まった登山。筏津山口より杉林の中、川を渡り滝を見ながら、瀬場谷分岐あたりまではいいペースで歩く事が出来たのに、次第に足元の岩場が多くなり、「5分休ませて!」「水が飲みたい」「ちょっと寝かせて」と足がおぼつかなくなってくる。いよいよ最後の赤石越まであと10分の案内が見えたところで、2人には先に行ってもらい、私の後ろでリーダーによるマンツーマン指導。深呼吸を繰り返し、何とか15分遅れで頂上に到着。目の前には小さな島々と瀬戸内海の穏やかな波。新居浜の港町から標高1700mの山の頂までつながる、初めて見る景色でした。

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昼食を済ませ、赤石山荘を目指して下山。八巻山(1698m)小屋前からロックガーデンと言われる岩と立枯れの白い木とのコントラストは最高の景色。3人の優しさに助けられた山行。帰りは元気になって無事下山できました。ありがとうございました。

鳥取大山(2日目) 10月20日(土)

<参加者 > 4名

<コースタイム> 駐車場9:30→夏山登山口9:35→行者谷分かれ10:50→12:03大山頂上避難小屋(昼食)12:26→12:28鳥取大山山頂12:34→行者谷分かれ13:31→行者登山口14:24→大神山神社奥院14:32→15:00駐車場

開山1300年、土曜日ということもあって、登山道は既に人でいっぱい。1合目から5合目まではブナの森林の中、大嫌いな上り階段が延々と続く。標高930m。寒さの中、8合目近くからは整備されたダイセンキャラボクの純林の中を歩き、まずは頂上避難小屋に到着。摂氏4度程と小屋の中も外も寒く、混雑の中何とか昼食を済ませ、弥山山頂へ。

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あいにくの天気で視界は望めず、足早に下山開始。6合目まで下り、行者谷分れからは急勾配で狭い階段が続く。しかし、ミズナラ、クロモジの黄金色のトンネルをくぐり、カエデ、ハゼの赤色が目を楽しませてくれる。大山北壁を正面に望むことができる場所まで下りてくると、時々太陽が顔を出すものの、頂は雲の中。でも十分に堪能できた。奥宮にお参りをしてから、日本最長といわれる自然石の参道を下り、無事下山。ご一緒して下さった3人に感謝。ありがとうございました。

 

丹沢・表尾根~小丸尾根 10月20日(土)

<参加者 > 9名

<コースタイム> ヤビツ峠8:30→二ノ塔9:45→三ノ塔10:00→烏尾山荘10:35→書策小屋跡11:30(昼食)/11:50→新大日12:00→塔ノ岳12:35(休憩)12:55→金冷し13:10→小丸(二俣分岐)13:30→二俣15:10→大倉16:20

秦野駅のバス停は長蛇の列で臨時便を増発するほどの人気です。天気予報は午後から40%の降水確率とのことでしたが、青空も覗く絶好の登山日和となりました。ヤビツ峠までバスはロードレーサーを尻目にカーブを何度も曲がりどんどん登ります。

ヤビツ峠(761m)ではごみ持ち帰り運動の一環で「丹沢大山クリーンピア21」というNPO法人の方から軍手とごみ袋を渡されさあ出発です。登山口から二ノ塔までは大山を背に、最初のうちは風が冷たく感じられましたが、だんだん汗をかくほど暑くなり途中衣類調整などを行いながら登ります。表尾根は大倉尾根と違い何度も登り下りの繰り返し、岩場、鎖場もあり変化に富んだ登山道です。加えて相模湾を一望でき遠くは真鶴や三浦半島も望めました。まだ少し早いが木々も色づきはじめ紅葉一歩手前という日に照らされた景色は素晴らしく、いつものメンバーはウケナイダジャレ飛ばし話に花を咲かせながら山頂を目指します。新大日の少し手前(書策小屋跡)風の穏やかな場所で早めの昼食を取り一気に塔ノ岳(1491m)を目指します。山頂は珍しく風もなく暖かなかんじ、たくさんの登山者が思い思いにランチやコーヒーを楽しんでいます。我々もコーヒーブレイクをした後先を急ぎます。

金冷しを右に折れ二俣分岐で小丸尾根を下ります。根がらみの道なき道を延々と下ります。途中私は膝に違和感を覚え、Sさんからいただいた鎮痛剤を飲み何とか二俣ゲートにたどり着きました。それから1時間余り林道を歩き大倉に到着です。

渋沢駅前のいつものお店で反省会です。女将さんの家庭料理と地酒は格別でした。今年入会した初心者の私が7時間を越す山行とあって、少し心配していましたが、同行の皆様のお陰で何とか完歩できました。本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

 

大菩薩嶺 10月21日

<参加者> 12名

<コースタイム> 10:15小屋平 – 11:20石丸峠11:25 – 12:00大菩薩峠12:30 – 13:20雷岩 – 13:30大菩薩嶺 – 13:40雷岩13:45 – 14:30福ちゃん荘14:40 – 14:50上日川峠

見事に快晴、電車・バスを乗り継いで往復6時間近い長旅(?)でしたが、そんな遠さも忘れるほど楽しい一日でした。雪を戴いた富士山の姿を一日中望むことが出来ました。美しいとしか表現できません。ありきたりな表現ですが、富士山の勇姿を見ると心が躍るのは、日本人のDNAに組み込まれている感情としか言いようがありません。濃い水の色をたたえるこじんまりとした大菩薩湖の湖面がきらきら光るのと相まって、今も印象に残っています。

甲斐大和駅で集合、バス停には既に前のバスに乗り切れなかった人達が並んでいました。私達も全員が同じバスに乗る事が出来ませんでしたが、増便があり、無事小屋平に到着、和やかに準備体操をして、いよいよ登山開始です。登り始めはやや急登でしたが、やがて視界が開け、後は景色に見とれるばかりでした。絶景の大菩薩峠、石だらけの賽の河原、雷岩、たくさんの人でにぎわっていた大菩薩嶺頂上と、変化に富んだ景観も面白かったです。下りは皆さん快調に飛ばし、予定より早いバスに乗る事が出来ました。お天気に恵まれ暖かく、心ゆくまで景色を堪能し、皆様と楽しく過ごさせていただきました。ありがとうございました。

 

鉢伏山 10月23日(火)

<参加者> 10名

<コースタイム> 鉢伏山荘10:50 → 前鉢伏山往復11:20 → 鉢伏山山頂11:40 → 鉢伏山荘12:15 → 高ボッジ散策13:00/13:25 → 八島湿原14:40 解散15:00

新横浜と海老名で2台の車に分乗し、厚木SAで合流、中央高速を経由し鉢伏山荘の駐車場に10時45分に到着しました。最初に前鉢伏山(1836m)に行き、遠く白馬連峰、鹿島槍ヶ岳、乗鞍、常念岳など大展望を堪能し駐車場に戻りました。リュックなどは車において身軽で鉢伏山頂(1929m)に向かい20分ほどで山頂に着きました。またまた、ここでも南アルプスの山々、蓼科山、八ヶ岳、浅間山、富士山、諏訪湖など360度の大パノラマを観ることが出来ました。日本の3000m級の山で唯一見えないのは農鳥岳との事です。遠くは立山、御嶽山もかすかに見ることができ、下界と上空の境目には薄い靄がかかり幻想的な景色で、お天気に恵まれ全員が感動しました。

標高が高いのでじっとしていると肌寒く、鉢伏山荘の主人の勧めで昼食は山荘内でとりました。湧水で入れてもらった暖かいコーヒーは500円で、まろやかで美味しくいただきました。昼食後は高ボッチ高原(1665m)を散策し、ここも素晴らしい眺望でした。

その後、予定にはなかったけどCL.SLの気転で霧ヶ峰高原まで足をのばしていただき、八島湿原に到着しました。静かで広大な湿原と、日本百名山の一つ車山を近くで眺めました。YHCではスノーシュウで訪れ、駐車場から湿原に向かう地下道が凍結し、滑って転んで骨折された人がいたとの事でした、雪の湿原もまた違った趣で魅力がありそうですが、冬の寒さが想像できました。

今回の参加者は、山の経験豊富なベテランばかりで、車窓や山頂から見える山々の名称が次々と出て「あの山も登った」「何十年前に縦走した」「こどもを連れて来た」などと話がはずみました。皆様の若さと活力は登山を続けてこられた賜物でもあり、継続は力なりだと思いました。私は山の知識も登山の経験も乏しく、説明を受けても山の位置や名称を覚える事が難しく、何度も尋ね確認しました。平日で交通渋滞もなく、お天気にも恵まれ途中、黄葉・紅葉も見ることが出来て、秋を感じた充実の楽しいハイキングでした。長距離を運転して頂いたお二人の方、有難うございました。

 

赤城山  10月28日(日)

〈参加者〉 6名

〈コースタイム〉 赤城高原ビジターセンター10:22→赤城神社10:36→黒檜山登山口10:52→黒檜山山頂12:35-12:55→駒ヶ岳山頂13:37→下山口14:34→覚満淵入口14:38→ 赤城高原ビジターセンター15:30

悪天候を考慮して一日延期された山行は、予報通り好天に恵まれた。前橋駅から乗車したバスが山道に入ると次第に秋の色が濃くなり、やがて車窓には見事に色づいた樹々が映し出される。と、これは後から聞いた話。実は睡魔に抗えず、その多くを見逃してしまった。それでも、時折目覚めると、はっとするような紅葉が目に飛び込んでくる。期待はいや増しに増す。錦秋の赤城山はもう手の届くところにある。

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バスを降りるとそこには‥‥冬目前の景色が広がっていた。車道を歩き赤城神社に向かう。左手には大沼、右手には黒檜山や駒ヶ岳が見える。大沼の向こうに見えるのは鈴ヶ岳か。前方に赤城神社の赤い橋が見える頃には、すっかり錦秋の赤城山を諦めていた。秋の装いといえば、神社の周辺に紅葉した木が数本残るのみである。

黒檜山登山口からはいきなりの急登だ。樹々の向こうに大沼が垣間見える岩ゴロの登山道をひたすら登る。さすがに百名山、登山者が多い。山頂も写真を撮る人や昼食をとる人で溢れていた。急な下りを過ぎると駒ヶ岳までは緩やかな道が続く。駒ヶ岳山頂を過ぎ、暫く行くと下山口までは九十九折だ。下りきってしまえば、覚満淵は目と鼻の先である。

赤城山は五十万年前に噴火した成層火山で、最大2,500mの高さがあったという。その後、噴火と崩落を繰り返し、四、五万年前に上部が陥没して現在の大沼や覚満淵を含むカルデラ湖が誕生、黒檜山や駒ヶ岳は外輪山の一部だそうだ。(箱根と似通った成り立ちに親近感が湧く。)

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覚満淵から見える景色も既に冬の気配を漂わせているが、碧い水面に、葉を落としたダケカンバの白い幹が映り込み、紅葉の終わったこの時期ならではの景色に、続けざまにシャッターを切る。この山が全山紅葉の真っ盛りであればどんな景色に出会えたのかと、まだ見ぬ景色に心が揺さぶられる。「花は盛りに月は隈なきをのみ見るものかは。」徒然草の一節である。作者の兼好は、満開の桜だけが、光り輝く満月だけが見るべきものではない、実際には目にすることなく、満開の桜、満月を心の内に思い描くこともまた素晴らしいことではないかと言った。 へそ曲がりの私が大好きな感性だ。 過ぎ去った錦秋の赤城を心の内に持つ、この素晴らしさよ。また来よう。次は、美しい紅葉の姿を見られますように。(あっ、本音が‥‥)

 

高尾山八十八大師巡り 10月28日(日)

<参加者 > 10名

<コースタイム> 不動院9:05スタート→登山口9:20→琵琶滝9:30→日本松9:40→十一丁目茶屋・高尾山頂駅(トイレ)10:10→蛇滝10:40→十一丁目茶屋前(昼食12:00~12:30)→薬王院で巡拝証をいただく(12:50~13:15)→太子堂88体のお地蔵様に1円ずつお供えをする→不動院 八十八番札所 弘法大師像15:00解散

「高尾山で八十八大師を参拝すれば、四国八十八か所を巡拝したのと同じご利益がある」という話を聞いて、「我が息子の学業向上を弘法大師様にお願いしなければ」との思いで、いの一番に申し込みました。

久しぶりの快晴で、気持ちの良い山行でした。高尾山口に集合して、不動院で「八十八大師巡りの案内図」を100円でいただき、その地図を頼りに巡っていきました。お地蔵様は、小さくCLのTさんが「あそこにあります」と指し示してくださらないと見過ごしてしまいそうなものもありました。蛇滝に下って、また引き返し十一丁目茶屋で昼食になりました。ここでは並んで焼き立ての天狗焼きを買って食べ、皆幸せな気持ちになりました。

薬王院の参道は、観光客で思うように前に進めなかったので、ゆっくり秋を満喫しながら歩きました。こういう山行もいいです。巡拝証も並んでいただきました。100円で地図もあり、立派なお札もありで、お得感満載の山行でした。さて、参加者はそれぞれに1円玉を88個用意してきました。それは、太子堂の88体のお地蔵様に1円ずつお供えして、巡拝するためです。同じご利益があるそうです。山歩きが大変な方は、ここを一周してもいいですね。「私は密かにお地蔵様も八十八巡ったし、ここで88体のお地蔵様にもお願いしたし、ご利益は2倍になるかしら」なんて思っていました。不動院に戻って、最後の八十八体目の弘法大師様を参拝して、今回の山行が終わりました。下ったりまた登ったりしましたが、お地蔵さんが見つかるととてもうれしく、高尾山の新たな楽しみ方を知る山行でした。

 

天狗山・男山(てんぐやま・おとこやま)  10月 28 日(日)

<参加者> 10名

<コースタイム> 馬越峠駐車場9:50~馬越峠10:05~天狗山頂上10:45~垣越山11:30~男山頂上12:20(昼食)12:50~男山登山口(御在所)14:10

車2台で馬越峠駐車場へ。10台位しか駐車スペースはなく、かろうじてセーフ駐車することができました。登山口にはトイレはありません。馬越峠登山口は標高1600 m近くあり、今日は標高差300m登れば楽勝?です。とりつきは急登でしたが、尾根にでると岩場となだらかな尾根道で、小さな突起をいくつか超えます。天狗山山頂からは瑞牆山の向こうに雪の被った南アルプスの展望。その後200mグングン下って登り返します。垣越山を過ぎてもロープが張られた岩場がありますが、足場は確実にあり危険な個所はありません。山道は不明瞭なところもありますが、要所にピンクリボンがあり、確認しながら歩けば迷わずに歩けます。最後の岩場を登って男山山頂です。澄み切った秋空の中、足元に広がる紅葉の里、目の前の八ヶ岳・遠くに南アルプスと360度の素晴らしい展望でした。計画では往路を戻る予定でしたが、男山から御在所の男山登山口へ下りタクシーを呼んで駐車場へ戻りました。

今回の山は変化に富んで飽きずに歩くことができて、展望も最高でとても良いコースでした。シャクナゲの樹が沢山あったので、花の咲くころにまた歩いてみたい所です。

天狗山(男山から)