2019年1月_山行の感想

        燕岳からのご来光 2019.1.6  

 感想文

北アルプス・燕岳(個人山行)   1/5(土)~1/7(月)

<参加者> 5名

1/5(土) 宮城ゲート10:55 中房温泉14:50

1/6(日) 中房温泉7:00 第1ベンチ8:00 第2ベンチ8:30冨士見台9:10 合戦小屋10:35/50 稜線11:19 燕山荘着12:18/12:30発 燕岳13:02/10 燕山荘13:38

1/7(月) 燕山荘7:40 合戦小屋8:20/30 第3ベンチ8:58/9:10 第1ベンチ9:40 中房温泉10:10/10:55 宮城ゲート14:20

まさか厳冬期の燕岳に登れるとは思ってもみませんでした。年の始めに、思い出に残る登山になりました。まずは宮城ゲートから中房温泉まで長くて退屈な12.8キロの林道を歩かなければなりません。ここを3時間かけて歩くと中房温泉に到着。ここには露天風呂があり、ゆっくり入浴し明日に備えます。(寒いので入る時と出るときには気合が必要)この日、強風の為に途中で登頂を断念した人がいると聞きました。合戦小屋から上部は遮るものがなく強い風を直接受けてしまいます。10m以上の風が吹くと体感気温が-10度下がるそうです。明日の風が心配です。

次の日いよいよ出発。歩き始めてすぐにアイスバーンになりアイゼンを装着。足元が一気に重たくなり、頂上まで体力が持つかどうか不安です。とりあえず、合戦小屋まではと気合を入れて登ります。3時間半で合戦小屋に到着し休憩。ここから夏道とは違うルートに赤い旗が立てられトレースもしっかりついていました。トレースに沿って急登を行くと稜線に出ました。そこには雪化粧した美しい山々が広がっていました。大天井岳へ続く稜線、奥には槍ヶ岳、振り返れば雲海から頭を出した富士山、隣には八ヶ岳。燕山荘も小さく見えてテンションアップ!! 

元気を取り戻したはずでしたが、山荘直下の登りはかなりきつかったです。やっと1時間かけて燕山荘に到着しホッとする暇もなく頂上へ。久しぶりのイルカ岩、懐かしい!!

山荘前では雪だるまが歓迎してくれ、談話室には炬燵にミカンがあり、メッセージ入りのウェルカムチョコレート(ホワイトチョコ)も1人1箱ずつ頂きました。山荘では心身共に温かい時間を過ごさせて頂きました♪

次の日はご来光をみて、眩しい位の晴天の中、写真を撮りながら下山。急斜面の下りは横向きになりピッケルを刺して3点支持で慎重に降りました。雪道は石ころや木の根が雪で覆われているせいか、とても歩き易くザクザクと滑るように下り、夏道よりも大分早いタイムで中房温泉に下山。そしてまた長くて退屈な林道を戻り無事に宮城ゲートに到着することができました。

厳冬期の雪山では、手袋を外すと直ぐに指先が冷えてしまい元に戻るまで時間がかかってしまう、休憩すると体が急激に冷えてしまうなど、凍傷や低体温症のリスクが高くなる事を体感しました。常に体温維持に注意することが求められ、服装や装備も万全にすることがとても重要な事だと感じました。今回は雪山経験が豊富なリーダーが居てくれたからこそ実現できた山行だったと思います。大変有意義な時間でした。ありがとうございました。

 

鎌倉七福神めぐり   1月10日(木) 曇り

参加者:17名

<コースタイム>

北鎌倉駅集合9:30・出発9:35 → 9:40浄智寺10:30 → 11:00鶴岡八幡宮11:30 →11:40宝戒寺11:50→ 12:00妙隆寺12:05→12:10本覚寺12:40→13:10長谷寺~(昼食)~14:00 →14:25御霊神社14:35 ~(解散)

<感想、反省等>

総勢17名の参加者があり、二つのグループに分かれ北鎌倉駅を出発した。数年前の鎌倉七福神巡りにも参加したが、今回は特に平成最後の七福神巡りであり、私にとっては今年の初詣となった。最初の福神様は浄智寺の布袋尊様であった。「福徳円満」を願った。ここでは御朱印の色紙(1300円)を購入し、福神様ごとに御朱印(300円)をしてもらうことにした。私以外にも何人かは御朱印色紙を購入した。柔和な布袋様の像のお腹は、より福徳があるということで、参拝者に撫でられてかてかと輝いていた。

2番目は鶴岡八幡宮の旗上弁財天にお参り「芸能成就」を願ったがせいぜいカラオケなどの趣味が上達するように願うしかなかった。八幡宮ではめったに引かないおみくじを引いたが大吉が出て、これは今年1年間良いことが多いかなと気分を良くした。3番目は宝戒寺に参拝、毘沙門天様に「財運来福」を願った。4番目は妙隆寺の寿老人に参拝、「長寿延命」を願った。高齢者の仲間入りをしている身、特に健康寿命を願った。5番目は本覚寺の夷尊人に参拝、ここは「商売繁盛」の神様であり、本エビスの日ということもあり大勢の老若男女で賑わっていた。商売繁盛を願う人達は福笹とうものを受け取り心づくし(いくらが相場なのか聞かなかった)を福娘(綺麗に着飾った若い女性)に渡しますと大声でxxxさんの商売繁盛お祈り申し上げま~すという声を笑顔で頂いていた。甘酒を頂ける所があり心づくしをお願いしますとの書き物があり100円を渡して体を暖めた。

6番目は長谷寺の大黒天に参拝。「出世開運」の神様である。長谷寺では海の見える休憩テーブルで昼食をとった。Kさんが弁当を置き横を向いたとたん、カラスがさっと飛んできて弁当を銜えてさらっていったのには驚いた。最後の7番目は御霊神社の福禄寿に参拝。「家禄永遠」の神様である。ここは別名権五郎(ごんごろう)神社とも呼ばれている。御霊神社の福禄寿が最後の七福神であったが、ここで解散した後、時間がある人達は、江の島(江島弁財天)まで足を延ばした。

私にとっては、今回の七福神巡りは抜釘手術(181019)後の初めての5時間近くの歩きであったが、特に大きなトラブルもなく完歩でき、参加者の皆さんと楽しい時間を過ごせたことが一番の収穫でした。CLやSLをはじめ同行した皆様、ありがとうございました。

 

富士山氷雪技術講習会   1月13日~14日 晴れ

参加者:13名

<コースタイム>

13日 海老名7:00発=駐車場―佐藤小屋着/昼食―講習会

講習内容: ピッケル・アイゼン等の用具説明・雪上歩行訓練(アイゼン無し)・フロントポインティング(体重移動と立ち込み)・ピッケル操作

14日 朝食6:30-講習会8:00/11:30―昼食―佐藤小屋出発―駐車場=海老名駅

講習内容: アイゼン・ピッケルにて歩行、下降、トラバース訓練・ピッケルによる耐風姿勢と初期制動・滑落停止の様々な技術・ピッケルによる確保/スタンディング・アックスビレー・その他応用技術

3月の赤岳へ向けて富士山で雪山訓練を行いました。今まではピッケルを持っていても果たして自分がその場で使うことができるか、また使い方も自信がなかったが今回の訓練で色々なことを学ぶことができた。初日はアイゼン無しで緩やかな斜面を歩く練習を重点的にする。最初は滑るのではという恐怖心があり腰が引けていたが、慣れるとなかなか面白い。夜は佐藤小屋ですき焼きを食べ心も体も温まる。布団に入ると明日の講習は何をするのだろうかと心配になり、今日の復習を頭の中で繰り返した。

翌朝 吉田うどんの朝食を食べ講習会二日目がスタート。今日はアイゼンをつけているので昨日とは違い急斜面も安心して歩ける。ピッケルで滑落停止の練習をする。なかなか言われるようには動けない。頭の中で、滑る、2秒、ピッケルの上に胸がくるように、足は曲げると繰り返す。氷のような斜面ではピッケルを使ってもなかなか止めることが出来ない。停止できず下まで行く人もいる。皆何度も何度も滑っては練習を重ねた。今回の講習会で少し自信がついたような気がする。本番の赤岳が楽しみだ。

C:\Users\tatsuya\Desktop\富士山7.jpg C:\Users\tatsuya\Desktop\富士山6.png C:\Users\tatsuya\Desktop\富士山1.jpg

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高水三山   1月20日(日) 晴れ

参加者 :9名

<コースタイム>

軍畑駅8:40集合/8:50→高水山10:30→岩茸石山11:10/11:40→惣岳山12:30→小澤酒造13:30 酒造見学 15:00解散

皆さんご存知の奥多摩高水三山です。軍畑駅から歩いて下山後は沢井駅前の小澤酒造を見学という、軽いハイキングと酒造見学という、正月過ぎにはうってつけのコースでした。カラカラ天気が続くなかでの日曜日で沢山の人出と山頂からの眺望に恵まれ、かつ日本酒の作りかたを勉強という社会見学も含まれていました。

高水三山山頂にある不動尊、立派なお寺です。

 

 

 

 

 

左上段登山口にあったロウバイ日当たりも良くよい香り

 

 

 

 

 

 

御殿峠~七国峠ウォーキング   1月20日(日)晴れ

参加者:10名

<コースタイム>

八王子みなみ野駅9:00→KUSUTTO HOUSE(楠ふき子さんのアトリエ)9:15~10:00→御殿峠10:40(日本閣から山道へ)→ゆりかご児童園→七国峠12:14→相原中央公園(昼食)12:30~13:00→相原駅13:30(解散)

八王子みなみ野駅に初めて降りました。まあ、なんて広い!まあ、なんて素敵!吹き抜けのある近代的な駅舎でした。そこに集合して、フットパスに出発。はじめは、Mさんお奨めのアトリエへ行きました。楠ふき子さんという絵本作家の原画が展示されている、春には(4月1日~5月1日)チューリップが1万本咲く素敵なアトリエです。残念なことに25歳の若さで亡くなられたのですが、心がやさしくなる絵本を多く描きました。お父様が運営されていて、少しでも多くの方に娘さんの作品を読んでもらいたいと思い、アトリエを作ったそうです。そこで、しばらく鑑賞とティータイム。チューリップの咲く季節にまた訪れたいと思いました。

御殿峠を過ぎ、日本閣の所から、山道に上がります。ロープを使って、登りました。日本閣の方が「どこへ行くんだろう」と私達のゆくへを見守っていました。ここから古道をずっと歩きました。いくつも道があり、途中迷いましたが、無事七国峠へ着きました。山道の途中、園庭の広いゆりかご児童園を見て、「こんな所に子どもを通わせてやりたかった」なんて話しながら、歩いて行きました。お昼過ぎに相原中央公園へ着き、テーブルベンチで楽しい昼食を取りました。公園から住宅街を歩いて、相原駅で解散しました。時間がゆっくりと流れた山行でした。

 

 

(JMIA安心安全登山公開講座 )第2回 「地図読みと道迷い対策] 要旨報告

<参加者> 講師;後藤氏、安村氏、 アシスト;林氏、小関氏、受講生 略12名

<日時、コースタイム>   2019年1月20日(日)

本厚木⇒広沢寺温泉入口⇒駐車場8:20/集合ミーティング/8:40→二の足林道→不動尻→唐沢峠→矢草ノ頭(昼食)12:16→12:25道迷い点12:28→鍵掛→二ノ沢ノ頭→天神峠→七沢弁天の森→大釜弁財→16:40駐車場/集合ミーティング/解散17:00 〔曇☁、行動時間;8時間00分〕

<総 括> 出発前ミーティングで、梅の木尾根の樹の根に躓き転ばぬ様に注意喚起され、出発。梅の木尾根は、単調で蠱惑的なアプローチで始まるが、その後は何度も読図が必要な所であった。道迷いの始点では、迷い原因をフォローし、読図の深読みと臆病さを忘れぬ事が大切と確認した。(以下、文中説明に合せ、写真番号①〜⑤を挿入。)

<矢草ノ頭:分岐点の特徴> 大山三峰縦走コースの矢草ノ頭から梅の木尾根が分岐する。尾根入口には樹脂杭が建ち、張り綱で迂闊な進入を防止するが、その先は容易単調に見える蠱惑的な道①。仮に事前計画無しで進入しても、地図を参照し、此処迄の地形と所要時間を振り返り見直しが必要。一見単調な尾根②を過ぎると、直ちに急坂が始まり、落葉の堆積で足が前に取られ易く、膝のタメと小刻みな歩みが必要、急ぎ足は極めて危険③。9分間慎重に下り、今回核心の道迷い点に到着した。

① 矢草ノ頭分岐(昼食後→尾根東側下り開始)IMG_6396

② 同分岐前方(入口に張り綱だが、一見単調な道)IMG_6397

 

 

 

 

 

③ 9分後、道迷い点到着(落葉堆積し急な下り)IMG_6398

 

 

 

 

<道迷い点の特徴> 昨年4月、本下山道3回目の単独山行者が道迷い、無理に沢を下り滝壺に落下、落命に至った核心の始点では、全員数分立ち止まり、講師から解説を受けた。(写真④、⑤を参照) 道迷い始点を観察すると、右(南)側 は足掛りの無い急な崖、左(北)側 は正しい道だが踏み跡が不明瞭なら不安感が増す谷寄りの急坂。結果、事故者は安全を図り尾根の中心を辿り、正面樹木帯に進入・難儀した様である。若し、此処迄の所要時間9分を参考に地形図を見れば、真東の正規道[ピーク850m→コル→ピーク780m]の手前から南東に下山中と気付けた筈。地図とコンパスで再確認していれば防げたミスであるとの説明。(臆病な筆者は、正面樹林帯には明瞭な道幅・樹の根の擦れも見当たらず不安になったが、この臆病心も大切と思われた。又、尾根の間違いに気付けば、其処から下の林道迄まで遥かに遠いので、引返した筈であり、何度も読図する事も大切な作業と思った。)

④ 道迷い点(尾根に拘り、正面樹木帯に進入事故) IMG_6402

 

 

 

 

 

⑤ 同 右(南)側 (足掛りの無い急な崖)  IMG_6401

 

 

 

 

 

<バリエーション ルート 歩行時の心得> 講師からの実地指導内容と筆者実感を追記し、報告とします。

(1) 出会う人と積極的に話し掛け、互いの情報(服装、行先)を記憶し遭難救助に役立てる事。

(2) 地形図とコンパスで現在地を不断検証する時、全員で声を出し、複数の根拠を探す事。但し、確度は8割程度に留め、次の地点で確定する管理サイクル(P→D→C→A)を採る事。

(3) 急坂・ガレ場での足元の滑りに備え、膝のタメと小刻みな歩みが必須。

(4) 倒木の迂回、落葉等で本道が曖昧な場合、地形と地図・コンパスによる不断の確認が大事。

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