谷川連峰(1/26宝台樹山スノーシューより)
感想文
久能山東照宮初詣山行 1月7日(火) 曇り時々晴れのち雨
<コースタイム>
海老名駅7:00(バス)→久能山下9:15→久能山入口9:30→本殿・神廟9:40/10:05→
ロープウェイ乗場10:15(ロープウェイ)→日本平夢テラス10:30/10:50(軽食)→
日本平芝生庭園11:10→船越堤公園12:35(バス)→清水港魚市場「河岸の市」13:00
(食事・買い物)14:30→(バス)海老名駅17:30
久能山東照宮は、家康公の遺言により御遺骸を久能山に埋葬し、二代将軍秀忠公が、社殿を造営した。その後、家康公は、東照神君として、崇敬をうけているそうであるが、その遺訓が、掲げられていた。『人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し、急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。(中略)及ばざるは過ぎたるよりまされり。』我が身を反省しつつ、境内を奥へと進む。するとそこに、金の成る木の立札が。どの木が、それなんだろう?触れば金が成るのかしら?と、必死に探しつつ、立札をよくよく読んでみれば、『よろず程のよ木・慈悲深き・正直、これを常々信用すれば必ず富貴が得られよう』という、これも家康の言葉であった。先程の反省は、どこへ行ったのか…
ロープウェイに乗り日本平へ。歴史ある東照宮から打って変わり、現代的建築物、日本平夢テラスが現れる。展望デッキからは、360°の美しい景色が広がり、悠久の時に想いを馳せる。『日本平には、幾筋もの久能山参詣道が集合している。この地が、久能山参詣に際して、富士山や三保の松原などの四周の美に接し、精神を浄化する場所であった事を推測させる』と館内の展示コーナーにあった。運よく雲の隙間から姿を現した富士山に、我が物欲をどうか浄化してくれますようにと祈りつつ、日本平を後にする。
清水の綺麗に手入れされた茶畑や、みかん畑を通り抜け、船越堤公園へ。そこからバスで清水港・河岸の市へ移動する。美味しい海鮮丼をお腹いっぱいまで頬張り、両手にお土産を沢山ぶら下げ、帰路に就く。やはり一朝一夕では、浄化しきれるものではなかった…。これからも、多くの山を登り、少しずつでも精進していこうと思えた、年の初めに相応しい山行であった。
久能山東照宮
日本平夢テラス
中伊豆・達磨山 1月11日 天気:雨のち晴れ
<コースタイム> 行動;4時間22分、 正味歩程;3時間35分、休憩;0時間47分
修善寺9:25 ⇒9:53大曲茶屋バス停10:05~10:51船原峠10:55~11:45
戸田駐車場あずまや(昼食)12:05~12:17伽藍山12:20~13:10達磨山13:30
~14:27戸田峠バス停14:41 ⇒15:10修善寺
年も代わり初めての会山行は中伊豆の達磨山、晴れていれば駿河湾越しに富士山を望むことができる展望のコースである。伊豆と言えば海の幸ということで、今までは海岸沿いのトレッキングばかりで実は初めての伊豆の山のトレッキングでした。事前の天気予報では曇りのち昼頃から晴れということであったのですが、歩き始めてすぐにパラパラと雨が降り始め、そのうちに雨具が必要なほどの雨粒に…。今日は雨が降らないと思い、私も含めザックカバーを持参しなかった参加者もちらほら。思いがけない霧と雨中の歩きで体も冷えお腹も空きはじめた頃、途中にあずまやを発見、先客として車で来ていた若者3名がランチ中のところに我々15名がお邪魔をする形になったが若者たちは気さくに対応してくれ、我々全員はみかんまでいただくことになった(感謝)。雨宿りをしながら各自、思い思いに持参した昼食を食べ、達磨山までを歩くエネルギーをチャージし再出発、しばらくは霧の中の歩行となったが、参加者全員の日頃の行いがよかったらしく、稜線に出たあたりから晴れ間が広がり山頂では多少雲はかかっているが駿河湾越しに南アルプスと沼津アルプス、沼津の街の向こうに富士山、手前にまん丸の淡島という出発時点の天候からは想像できない好展望。山頂で富士山を見ながら2度目のランチをとり、14時41分発(次は17時台)の修善寺行のバスに乗るため下山を開始。途中すべりやすい赤土と段差や間隔が微妙に設置された木の階段に苦労しながら皆しりもちをつくことなく無事下山できました。出発直後には予期せぬ雨でどうなることかと思われましたが、伊豆半島からの素晴らしい展望に恵まれた山行になりました。津田CLを含め参加メンバーの方々楽しい山行ありがとうございました。
頂上で記念撮影1,2
自然保護部主催九鬼山 1月19日(日) 晴れ
<コースタイム>
禾生駅前発9:40→登山口→杉山新道→鈴懸峠分岐→富士見平→九鬼山山頂(昼食)11:40~12:50
→池の山コ→田野倉駅14:00
前日の深夜からの降雪で中央線沿線の山々は白く覆われていた。壬生駅からの景色も晴天の下、九鬼山は真白であった。登山口から登って行く両側の木々には5cm位各枝に雪が積り銀世界の様相であった。山道にも10cm前後雪が積もっていた。
2時間位で頂上に着き風もなく素晴らしい景色を楽しむことが出来た。は形屋さんが用意したお汁粉、お餅、お新香、コーヒーをカットしガスで温め頂いた。
風が無いとはいえ頂上は気温が低く、この甘い食事が体を温めてくれたことは嬉しかった。下りは雪も溶け出した山道を田野倉駅まで歩いた。
なお、この山行は自然保護部の主催で実施されたものである。
宝台樹山(スノーシュー) 1月26(日)晴れ
<コースタイム>
海老名6:45⇒宝台樹スキー場10:00→リフト終点10:30→ピーク往復13:00→
宝台樹山頂14:10→青木沢集落15:30/バス15:50⇒海老名20:10
初めてスノーシュー登山に参加しました。赤城山(当初予定)はスノーシューを楽しめる程の積雪量がないため行先は宝台樹山に変更となり、総勢24名で貸切バスにて海老名を出発しました。車窓からきれいな山並みが見えてきましたが、雪はほとんどなく、この冬は本当に雪が少ないのだと改めて思いました。宝台樹スキー場に着くと、ゲレンデにはスキーやスノーボードを楽しむ姿があり、安心しました。
リフトに乗りいよいよスノーシュー登山開始です。朝の雨がうそのような快晴で、リフト終点から眺めた谷川連峰の美しさには感動しました。
数日前に雨が降ってしまったためベストな雪質ではなかったそうですが、真っ白な雪の上をサクサク歩くのはとても気持ちがいいものです。ウサギの足跡🐾もありました。
ピーク往復の途中で昼食を済ませリフト終点に戻りました。小休憩の後、宝台樹山頂を目指します。慣れないスノーシューでの歩行にだんだん疲れが出てきましたが、景色の美しさに力をもらいながらひたすら歩きます。ようやく着いた頂上には小さな木の札がありました。皆さんで記念撮影をした後、重たい足を引きずりながら、少しは体重減るかな?などと考えながら必死に歩いてバスまで戻りました。
初めてのスノーシュー登山はお天気にも恵まれ、とても楽しく貴重な体験となりました。未経験の方は、ぜひスノーシュー登山への参加をお勧めします。会員からはスノーシューを譲ってもらいましたし、講師には何度も靴とスノーシューを調整していただきました。参加の皆様、ありがとうございました。