2021年3月_山行の感想

 

                                       西吾妻小屋越しの飯豊連峰 

大楠山 3月3日(日)  晴れ

<参加者> (8名)

<コースタイム> JR衣笠駅・・9:10 ・・衣笠公園・・(40分)・・衣笠城址10:05 →12:20 大楠山(昼食)12:45 → 大楠平 → 前田川遊歩道入口 13:50 → 浄楽寺14:20 → 京急逗子・JR逗子行バス 14:45

前日の雨はきれいに上がり、快晴。遊歩道を歩きながら、あちこちにひっそりと咲くスミレをCLが教えてくださった。春ですねぇ。まず衣笠山公園へ。展望台からは横須賀の海や東京湾が一望に見渡せ、反対側にはこれから向かう大楠山、三浦アルプスの二子山や丹沢に交じり富士山も。

山城の跡である衣笠城址では、男性陣が三浦一族にまつわる平安時代末期の合戦の話をしてくださった。巨大な「モノミーワ」(イタリア語みたいな響きでしたが物見岩でした)から、甲冑姿の武士たちが彼方を見渡し戦いの作戦を練ったのだろうな、などと想像するのはなかなか楽しい。

C:\Users\Yumiko\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\Content.Word\IMG_0902.jpg 山道に響くざぁーっという音は強風による木々のざわめきなのか、近くを通る横浜横須賀道路(横横)の車の疾走音なのかわからない。が、何と、今年初めてのウグイスの鳴声も!

里山から車道に出てさらに行くと、真新しいゴミ処理施設、エコミル登場。屋外公衆トイレは蛇口からお湯が出て皆で感激した。

また山道に戻って長い階段を登り、ゴルフ場の横を抜けて大楠山に到着し、ここでお昼。海も見渡せる高台なので風も強い。先ほどからの音は、もしや波の轟きかも。

大楠平は一面の菜の花に、ほころび始めた早咲きの桜たち。展望台からは三浦半島に伊豆大島、反対側には雲に浮かぶ富士山が一望できた。長い階段道を下り、前田川の遊歩道は川沿いの飛び石歩きが楽しかった。最後は浄楽寺で特別公開されている鎌倉時代の仏師、運慶作の仏像を皆で拝観し、帰路についた。五感で春を感じ、歴史に想いを馳せる一日となりました。CLさん、ありがとうございました。    おまけ(大楠平からの富士山)

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宇津ノ谷峠           3月20日(土)

<参加者> (8名)

<コースタイム> 宇津ノ谷入口バス停09:56→登山口09:59→宇津ノ谷峠10:20→    蔦の細道立て札10:55→明治のトンネル11:27→宇津ノ谷入口バス停12:00

静岡駅から50分程バスに揺られて到着した登山口で、

「東海道の難所 宇津ノ谷峠」の立て看板に迎えられた。

さてさてどんな難所に挑むことになるのやら。

いにしえより続く道は、歴史のみならず文学の香をもとどめている。 今回歩いた宇津ノ谷峠もその例に漏れない。平安時代に切り拓かれたこの道は、平安初期の歌人在原業平の歌により広く知られ、後年「蔦の細道」と呼ばれるようになった。「ひどく暗くて細いうえに、蔦や楓が茂り何となく心細く……」と描写された道は、決して広くはないものの今日ではよく手入れされ、さすがに明るく心地よい。

駿河なる宇津の山べのうつつにも夢にも人に逢はぬなりけり (新古今集九〇四・『伊勢物語』)

業平をモデルにしたとされる『伊勢物語』の主人公は、遠く京を離れ、駿河国宇津峠に至ってこの歌を詠んだ。――うつつ(現実)でも夢でも恋しいあなたに逢わないことです。(あなたはもう私のことを忘れてしまったのでしょうか*注1)。――峠には立派な歌碑がひっそりと建っている。

薄墨の桜よりもさらに淡い色合いの山桜は満開。

「今日は雲がかかって見えませんが、天気が好ければこの方向に富士山が見えます。」ボランティアガイドが、富士の映り込んだ写真を示しながら丁寧に説明してくれる。「ふむふむこんな感じに見えるのか。」「時知らぬ山は富士の嶺……*注2」業平の歌を思う。古代の人としばし交感の時。

蔦の細道を下りきった所で待ち構えていたガイドがこの道の由緒を説明してくれる。なかなか親切な難所である。地元の方々の古道に対する温かな思いが伝わってくる。

業平の思い残れる山路来て山守(も)る人の声のやさしさ

この周辺は時代が交錯する場所でもある。様々な時代に切り拓かれた道が通り、明治、大正、昭和、平成の年号を冠したトンネルがある。その一つ「明治のトンネル」には、重厚なレンガを組んだ天井に瓦斯灯を模した明かりがともる。国の有形文化財にも登録されたこの隧道を行くことは、全長207mの明治との邂逅であった。

*注1 当時、夢に恋しい人が現れないのは相手が自分のことを思っていないからと解された。

*注2  時知らぬ山は富士の嶺いつとてか鹿の子まだらに雪の降るらむ 新古今集一六一六・『伊勢物語』

鎌倉お花見、鎌倉幕府の歴史を辿る   3月26日(金) 天気:晴れ

<参加者>(9名)

<コースタイム> 5時間

<コース>鎌倉駅9:10 → 海蔵寺→ 化粧坂切通 → 源氏山公園(お花見) → 寿福寺(北条政子・源実朝の墓) → 八幡宮(お花見)、隠れ銀杏(頼家の子・公暁が実朝暗殺)→白旗神社(頼朝の墓) → 宝戒寺(北条氏の屋敷跡) → 東照寺跡・腹切り櫓(北条一族滅亡の地) → 段葛(お花見) → 本覚寺(お花見) → 元八幡宮(源頼義が京都岩清水八幡宮から勘請、鎌倉幕府の基) →鎌倉駅(解散)15:00

<八幡宮の満開の桜><段葛の満開の桜> <鎌倉幕府の基、元八幡>

C:\Users\Owner\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\Content.Word\4.段葛、満開の桜 P1070630.jpg

<花見、鎌倉幕府の歴史巡り>

これ以上ない絶好の日和に胸躍り、満開の桜鑑賞と鎌倉幕府の歴史を学ぶハイクに出発。

鎌倉七切通の一つ化粧坂切通を登り源氏山へ。源氏山公園で満開の桜を眺めながら水分補給と軽食。保育園児が楽しく遊ぶさまを見てエネルギーをもらった。

北条政子が1200年に建立の寿福寺で政子と二代将軍実朝の墓に立ち寄る。800年以上経つが献花が絶えない。お花見のメイン・八幡宮に向かう。私達を歓迎するかの様な源氏池周辺の満開の桜を鑑賞。ほとんどの人がマスク着用しており、コロナ不安を感じない。

白旗神社の頼朝の墓に到着。鎌倉幕府を設立した人も寿命が尽きると石の下。幕府跡の桜トンネルを通り、北条氏邸宅跡の宝戒寺に立ち寄り、1333年に新田義貞の鎌倉攻めで北条高時・一族870人が立てこもり、火をつけ自害・切腹した東勝寺跡・腹切り櫓で鎌倉幕府の栄枯盛衰を学んだ。段葛で満開の桜を鑑賞しながら桜トンネルを歩き、気分を再高揚させた。

頼朝の祖祖父・源頼義が1063年に源氏の氏神である京都岩清水八幡宮を鎌倉由比郷に勧請した由比若宮(元八幡)でハイクを閉めた。この神社が1185年鎌倉幕府設立の基となった

加波山~足尾山 3月27日(土) 快晴

[参加者](5名)

[コースタイム] 岩瀬駅09:00~長岡バス停9:30~加波神社10:10~登山口10:  20~加波山山頂(昼食)11:30~一本杉峠12:40~足尾山山頂13:10~芦穂農協前バス亭15:10~石岡駅15:45

[歩行時間] 約5時間(行程時間約6.5時間)、歩行距離約10KM

朝から天気も良く、暖かい日でした。お得なJR休日お出かけパスを持って出発。のどかな岩瀬駅からのバスは、観光名所らしい雨引観音へ立ち寄りました。車窓からですが、満開の桜がきれいでお客さんもたくさんいて賑やかで、少しここで降りたくなりました。でも我々の目的地は加波山!なので、そのまま乗って長岡バス停へ。そこから加波山ふもとの加波神社の里宮まではすぐ近くです。真新しい賑やかな神社で、主に神奈川県民からの5億円の寄附で建て替えられたそうです。その先が登山口。加波寝不動明王の神社は、加波山山頂の神社の根元にあるからという言い伝えがあるそうです。そこから登りですが、きつすぎる急登こそないものの、ジワジワとした登りが続きます。そして山頂!ちょっと早いですが、神社裏でランチ。

ランチ後、足尾山へ向けて出発。かなり下ったあと、また登る。足尾山頂にも小さなお社があり、展望は大変いいです。天気も良いのでパラグライダーやハングライダーもたくさん飛んでいます。一休みしたあと、一本杉峠まで下ります。一本杉峠で林道と交わりますが、サイクリングの人がたくさん。そのあとは、パラグライダーの離陸ポイントを通ります。珍しいので根掘り葉掘りおそらく風待ちの若者にみんなで質問。山上まで機材を持ってくるのが大変だそうです。登山だけでなく、サイクリングやパラグライダーなど、人それぞれで好きなことを楽しめる山っていいなと思いました。

その後、険しい下りが長く続きました。ロープが張ってあるので、なんとか下れる感じ。かなりの集中力が必要で、今日一番の難所と思いました。あまり人も通っていた気配がなく、こんな道を知っているCLさんがすごいと思いました。

今日の感想文も「~だそうです」というフレーズが多いですが、川目さんをはじめ、質問力の高い方が集まったようで、出会う人に質問することで、へーっと思うことがいっぱいありました。質問っていいなと思いました。とても楽しい一日でした。

丹沢トレーニング山行(塔ノ岳)   3月27日(土) 天気:晴れ

<参加者> 計22名

<コース> 大倉バス停~(大倉尾根)~花立~塔ノ岳~花立~(大倉尾根)~大倉バス停

<コースタイム> 各自 4時間~7時間

登る前に知っておきたい塔ノ岳 ~丹沢登山LIFE.com 小田急線が人身事故のためにダイヤが乱れて、集合場所の大倉バス停には大幅に遅れて到着しました。暑くも寒くもなく晴天にも恵まれ塔ノ岳へ登り始めました。私は下山が苦手なので、登山時にできるだけ時間を稼ごうと思い、必死で登りました。根っこや岩場が多数あり、だんだん登りも疲れてきて、立ち止まり水を飲むことも数回ありました。鍋割山方面と塔ノ岳方面の分岐点で立ち止まり水を飲んだ時には一瞬ですが立ち眩みがありましたので、速度を緩めて登山を続けました。桜が散見されたり、多くの老若男女の登山客がいたりと華やかな雰囲気でした。富士山も見えたこともあり山頂にどうにか、たどり着いた時には大いなる達成感を味わえました。小田急線のダイヤ乱れで昼食を買う時間がなくバスに飛び乗ったので、15分程休憩してから下山を開始。案の定、膝とふくらはぎに痛みが出て、登り以上の時間をかけて下山することになりました。でも折角の山行なので、少しまき道を通って丹沢で唯一のテント場を見たり大倉高原山の家から展望をしたりして下山しました。また、ご一緒させていただければ幸いです。