<信州飯山にて 残雪の山と千曲川>
陣馬山~景信山~高尾山 2月5日(土) 晴れのち曇り
<参加者> 9名
<コースタイム> 陣馬高原下バス停8:21→8:42登山口→10:01陣馬山→10:44明王峠→12:00景信山(昼食)12:34→13:27小仏城山→14:37高尾山→15:54高尾山口駅
名前はよく聞くけれど何故かこれまで縁がなかった陣馬、景信、高尾の三座を一気に縦走するコース、とわくわく気分で参加したこの日。まずは結構な急登。ここを1時間ほど頑張ればあとは割に緩やかな下りが多い、と聞いていたので頑張って登ります。斜面に林立する杉の根っこが地面にむき出しで、いい感じの段々ができていました。杉ちゃんごめんね、と思いながら踏みつけて行きます。登りでは健脚、いや、飛脚組が本領発揮。後でバテないように呼吸とリズムを一定にすることに集中し、それなりについていきました。そして陣馬山到着。
山頂は開けて富士山も望め、青空をバックに見上げたお馬はシュッとしていました。そこから景信山へ。稜線は穏やかな散歩コースで話も弾みます。トレランの練習場らしく何組ものランナーに追い越されました。「水源かん養 保安林」の立札がいくつも立ち、都民を水で支える山でもあることを知りました。それにしても土埃がすごい。地面はぱさぱさ。
景信山に着いてお昼。日が陰って寒さが沁みてきました。この日は厳しい週末寒波の予報が出ていたのです。手がかじかんでザックのホックがなかなか外れません。みんなも「寒い」を連発。都内のビル群もよく見えるほど空気は澄んでいましたが、曇り空の冷気は堪えました。
さらに進み、交通情報でよく聞く小仏峠を越えます。ベテランMさんに山々の名前を教えていただき、家からいつも見る大山の裏側の眺めに感激。丹沢山は雪をかぶって何だか北アルプスみたいな雰囲気でした。城山、稲荷山と越え、高尾山に到着。ここでご褒美が。
実は、前週行った南高尾山稜でその時のSLの方から「天狗焼き」のことを聞き、ぜひ食べたいと出発前にリクエストしておいたのです。優しいCLとSLは、数ある高尾のコースの中からお店に寄る道を選んでくださいました。高尾山ケーブルカー駅前のお店はいつも長蛇の列だそうですが、この日はガラガラ。みんなで頬張った天狗焼きは黒豆のあんこで極上の美味。談笑を楽しみ達成感も得られた縦走をしめくくる最高のご褒美でした。CL、SL始めご同行の皆さま、ありがとうございました。
高尾山名物の天狗焼き↓
鍋割山 2月12日(土) 晴れ
<参加者> 6名
<コースタイム> 寄(8:30)→櫟山(10:00)→栗ノ木洞(10:30)→後沢乗越(11:00)→鍋割山(12:15)昼食(13:00)→二俣分岐(13:25)→二俣(15:00)→大倉(16:45)
山行二日前には関東地方に大雪注意報が発令されていました。当日は晴天で風もなく、とても穏やかで春を感じさせるような天候でした。鍋割山登山道入口までの道は、蠟梅祭りで有名な松田町ロウバイ園がありました。最盛期は過ぎていましたが、まだまだたくさんきれいな蠟梅が咲いており、とても甘くいい香りがしていました。登山道はセピア色で空の青とは対照的。右側に鍋割山を見ながら九十九折の道を歩き、どんどん標高を上げていきました。そして後沢乗越からは、第一段~第四段と急登~平坦、急登~平坦を繰り返しながら山頂を目指しました。途中から雪の量も多くなりアイゼンを着けて登りました。山頂に到着すると一面雪の世界でした。私はこの日の為に用意していた鍋焼きうどんをバーナーで温め、フーフーしながら食べたおかげで身体が温まりました。山頂からは真っ白な富士山が見えました。雪の量としては二股分岐までの間が30~40cm位ありもふもふの雪山を楽しむことができたと思います。その後は二俣まで下りが続き、二俣から大倉までの林道もかなり長く感じました。久しぶりに長い距離を歩き、雪山を楽しむこともできました。
CLはじめご一緒したメンバーの皆さんありがとうございました。
曽我丘陵山 2月16日(水) 晴れ
<参加者> 7名
<コースタイム> 国府津(9:00)→西山農道(9:45)→六本松跡(10:45)→不動山(11:20)→いこいの村(12:00)→上大井駅(14:20)
国府津駅より農道の坂道を登り40分ほど歩くと富士山の眺めの良いみかん園の丘に着いた。“みかん10個100円”と道端に看板あり「わあー、安い」とガヤガヤやっていたら畑の奥から農園主らしき老人が出てきて「こんなに朝早くよく来てくれた、どこから来たのか」云々、話をするうちに「5割増しで15個100円でいいよ」さらに話が進むうちに「袋に詰め放題でいいよ、丘の上に眺めのいいベンチが(畑の中に)あるから休んでいったら」。みかんを味わいながら休んでいると遂に「食べ放題でいいよ」と大サービス。地域の観光振興に熱心な大曾根一郎さん(74歳)であった。同日の神奈川新聞に声が載っているから是非読んでくださいとおっしゃる。帰宅し新聞に目を通すと読者のページに声が載っていました。大曾根さん、みかんありがとう。
このような思わぬ出会いがあり、みかんが沢山入った重たいリュックを1日背負って歩いた山行でした。蝋梅、梅、早咲きの桜、水仙の香りも心地良く。みかんは甘くて、とてもおいしかった!
荒崎潮騒の道と三浦河津桜 2月18日(金)快晴
<参加者> 10名
<コースタイム> 荒崎バス停9:40→荒崎公園(夕日の丘・城山展望台)9:45→潮騒の道(どんどんびき・十文字洞窟・弁天島・お仙が鼻・栗谷浜漁港・佃嵐崎)10:40→ソレイユの丘(昼食・買物)12:00→和田長浜海岸13:15→黒崎の鼻14:00→小松ヶ池(河津桜&菜の花)15:10→三浦海岸駅15:30
2月とは思えないぽかぽか陽気の中、荒崎バス停を降りるとすぐ碧い海の向こうに真っ白い富士山!右手に富士山を見ながら心地良い海風を感じながらゴツゴツした岩場を歩き、浸食による奇岩や洞窟、断層に圧倒され、潮だまりではイソギンチャクに触れ説明してくれるCLを尊敬!(イソギンチャク触れません)
ソレイユの丘に上がり鳶に襲われそうになりながら昼食。満開の菜の花と富士山をバックに記念撮影。海岸線に戻りキラキラ光る相模湾と富士山を眺めながら和田長浜海岸から黒崎の鼻に到着。(絶景!)富士山を背に広い大根・キャベツ畑の中を三浦海岸駅へ。河津桜は可愛いピンクの蕾が膨らんで3分咲き!コロナを忘れる本当に楽しい清々しい海岸歩きでした。
トンネルになっている海蝕洞をくぐる
幕山(626m)~南郷山、幕山公園梅見 2月19日(土) 曇一時晴れ
<参加者> 6名
<コースタイム>幕山公園梅見9:00-35 → 幕山10:50-11:15(昼食) → 自鑑水(頼朝伝承)11:40 → 南郷山12:20 → 幕山 → 幕山公園14:30
1.幕山公園梅まつり 2.幕山山頂にて 3.幕山公園の紅梅・白梅
午前中は曇り、午後は雨の予報であったが、メンバーに恵まれたせいか、薄曇りで昼前後は晴れ間に恵まれる梅見登山日和であった。最近の気温低下と雪の影響で梅の開花が遅れ、五分咲きから七分咲きだったが、春の間近さを感じる美しさであった。幕山頂上で早めの昼食タイムとした。晴れ間に恵まれ、真鶴半島・天城連山・箱根・丹沢の遠望を楽しめた。自鑑水ではNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で石橋山での頼朝の敗残場面が報じられた直後でもあり、頼朝を含む敗残兵の気持ちで歴史に浸る事ができた。南郷山方面から下山し、「ゆとろ嵯峨沢の湯」で汗を流す予定だったが、コロナ感染を避けて幕山公園に戻り、梅の香りを楽しんでから帰路に就いた。