簑山(587m花見)~聖神社:関東ふれあいの道 4月2日(土)晴れ
<参加者> 5名
<コースタイム>親鼻駅9:50 → 萬福寺10:10-20 →見晴園地11:20→簑山(美の山公園)11:40-12:20(昼食) → 和銅遺跡13:05 → 聖神社13:10→ 和銅黒谷駅13:20
8000本の満開の桜を見る計画であったが、3月に気温があまり上がらず桜の開花が遅れ、花見予報では美の山公園の桜はまだ蕾との情報であった。簑山登山口の親鼻駅で降りると、予想に反し満開の桜に出迎えられた。空は晴れ渡り、絶好の登山日和であった。簑山での桜を楽しみに、弘法大師ゆかりの萬福寺に立ち寄り、関東ふれあいの道を新緑に包まれ登り続けた。登り始めは咲いている桜もあった。簑山(美の山公園)山頂南面では5分咲以上の桜も有ったが、大多数は咲き始め程度であった。頂上大展望台では360度の絶景を楽しめる。南西方面では武甲山・両神山等の秩父山地が広がっていた。和銅黒谷方面に下山し、和同改元・和同開珎(日本最初の流通貨幣)の銅鉱石発見の地、銭神様と呼ばれる金運上昇の聖神社に立ち寄り、簑山の満開の桜は次回の楽しみとした。
三浦アルプス 4月2日(土) 曇り時々晴れ
<参加者> 11名
<コースタイム> 京急逗子葉山(10:00)→阿部倉山(11:00)→二子山(下)(11:30)→二子山(上)→12:00 昼食12:20→乳頭山(13:30)→畠山(14:30)→按針塚駅(16:00)
逗子葉山駅に10時集合。日常の出勤時間とほぼ同じころに家を出るため、何となく山行モードにならない。緊張感がないというか、何となく変である。歩きながら話していると、どうやら皆さんも同じようなことを思っておられたようだ。明るすぎて家を出るのが気恥ずかしかったとか、通勤客で電車が混んでいたとか何やかや。今までに逆ルートで歩いたことはあったが、逗子葉山~按針塚へのコースは初体験だった。三浦アルプスは低山ながら細かな分岐が多くて、私にとっては一人で行くのは心配な山だ。また春らしく花々がとても綺麗だった。特に塚原公園の桜とつつじは素晴らしかった。
鎌倉・吉沢川 4月3日(日) 雨
<参加者> 11名
<コースタイム> 07:55鎌倉駅=08:08/08:35十二所神社バス停-10:34/10:48天園-12:52/13:00天台山-14:45鎌倉宮
3月に入会し初山行に参加させていただきました。前日までの天気とはうって変わって小雨となり肌寒い中での初級読図講習です。スタート時点で地図読みの基本を教授いただき早速出発。鎌倉でお花見という参加前の気分は直後に泡と消え早速《藪漕ぎ》を体験。足元が悪い事もありここは鎌倉?と思えるようなアドベンチャー感のあふれる道無き道&川を、分岐ポイントごとに地形や送電線からの整地~コンパスを使った進行方向の確認などを学びながら進んでいきます。一度で覚えられるわけも無く、地図・コンパスの持ち方や合わせ方など繰り返し教えていただきながら、先頭の番では道を間違えたり、空を気にしながら歩きぬかるみで尻もちをついたりと方向音痴な自分は『一人だと完全に迷子だなぁ…』なんて思いながら、《バリエーションルートでの読図講習》で地図読みの知識習得の一歩を踏み出す事ができました。雨の為にロープ張りで安全確保していただいたり、コース変更を余儀なくされたりと予定外の事もあったかと思いますが、各チームが経験できるようにと進行に配慮しながら講習いただき有難うございました!楽しく学び多き山行でした。次回の読図講習に繋げたいと思います。
御岳山~日の出山 4月3日(日) 曇りのち雨
<参加者> 7名
<コースタイム>古里駅(9:45)→御岳山登山口(9:55)→大塚山(11:52) →御岳(12:50)→御嶽神社(12:57)→御岳山ケーブル駅(13:41)→御岳山バス停(14:10)→御嶽駅
前日までの天気予報は晴れ、古里駅に集合時は小雨の空に、このまま夕方まで改善の兆はなく、暫らくすると本降りへ・・・レインウェアを着て歩き出す。これも経験と前向きにとらえても、さすがにこの雨は・・辛い。リーダーは我々の安全を考えて途中で中止の(最短ルートでエスケープ)判断をいただき感謝、御嶽神社で集合写真を撮り御岳ビジターセンターでトイレ借用とレインウェアの着替え、我々を温かく迎えてくれた職員さんの「神対応」に心は晴らすことが出来て帰路へ。初リーダーは最初から難しい判断を迫られて・・しかし、適切な状況判断でした。これからも沢山のリーダーをお願いします。
日向山 4月5日(火) 晴れ
<参加者> 5名
<コースタイム> 伊勢原8:50発 バス⇒日向薬師バス停9:15着,登山開始9:20→日向薬師
9:30→日向山10:05→七沢温泉入り口11:00→順礼峠11:35 昼食→白山13:25→飯山観音14:00→飯山観音バス停14:20 バス発14:46⇒ 本厚木駅15:15
桜満開の日向薬師から飯山観音への山行であった。前日までの今年最後の氷雨も朝までには上がり春らしい日和となった。日向薬師から日向山、巡礼峠、白山とアップダウンが続く里山を進み、最後飯山観音に向かう女坂を下った。山桜は花と一緒に葉も咲くが、ソメイヨシノに近い種は花だけを満開に咲かせ、青空の下、素晴らしいコントラストであった。この道は関東ふれあいの道、総延長1,799kmの自然歩道の一部であり東京都八王子市高尾山麓にある国道20号沿いの「梅の木平」を起終点に、関東地方の東京都、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、千葉県、神奈川県の順に1周している。YHCクラブでも茨城、千葉の道を歩いており、標識もあり歴史多い道である。少し歴史を楽しむことが出来るのもこの道の良い所である。桜満開の下、歓談をする雰囲気はまだ無く、元に戻るにはもう暫くは必要であろう。代わりに本厚木に寄ったのも良かった。
両崖山・行道山(足利アルプス) 4月9日(土) 晴れ
<参加者> 9名
<コースタイム> 足利駅(8:50)→織姫神社(9:25)→両崖山(10:05)→大岩山(11:45)417m昼食→行道山(12:20)→浄因寺(12:50)→両崖山(14:30)→天狗山(15:00)→常念寺(15:50)登山口→鑁阿寺(16:30)→足利駅(16:40)
少し前には雪山便りが聞かれていたのに、まるで夏の低山のように暑い中をメンバーは足利駅で集合して出発。登山口の織姫神社は大変な歴史を持つ神社でこんな何気ないところにも日本の古い歴史を感じることができた。登山道は明確で迷うところはなく他にも沢山のハイカーが歩いている。眺望は部分的には良く、連なる名も知らぬ山々に日本が山国であることを再確認する。しかし低山と思って油断していたメンバーはエンドレスのようなアップダウンの連続と暑さで徐々に体力を削られ、思いのほか苦戦することになった。下山後は公園として復元された城跡や足利源氏の菩提寺(鑁阿寺・ばんなじ)にも立ち寄りこの地の歴史も学ぶことができた。丁寧に下調べしてくれたリーダー、暑い中でも楽しく盛り上げてくれた参加者の皆様ありがとうございました。
蕨 山 4月10日(日) 晴れ
<参加者> 5名
<コースタイム>名郷バス停9:05・・・林道終点9:20・・・蕨山展望台10:55~11:25(昼食)・・・大ヨケの頭12:15~12:20・・・さわらびの湯13:25
蕨山は奥武蔵にある標高1,044mの山。1,000mを少し超える程度だが、ガイドブックには急登が続くと書かれている。山里に散在する満開の桜、芽吹き始めた山々の新緑を楽しみながら登山口の名郷にバスは到着。林道を15分程進むと標高差500mの急登が始まる。黙々と登り続け展望が開けたところで小休止をとった。頂上までの行程の3分の2位は過ぎたのではないかと思って確認すると未だ半分にも達していない。ここ数か月軽い山歩きしかしておらず、体力が落ちていることを実感したが、同行のメンバーは皆さん余裕たっぷりの様子だった。休憩後も続く急登を何とか登り切り蕨山展望台に到着、奥武蔵の山々を眺めながら昼食休憩をとる。さわらびの湯に向かうルートはやや長いが歩きやすい道でアカヤシオ、ミツバツツジ、馬酔木などの花を愛でながら降り、下山後は飯能で楽しい反省会となった。
好天にも恵まれ、早春の奥武蔵の静かな山行を楽しい仲間と過ごせた素晴らしい一日だった。
梅の木尾根893m読図講習 4月10日(日) 晴れ
<参加者> 13名
<コースタイム> 広沢寺温泉バス停(8:15)→不動尻(10:04)→唐沢峠(11:23/12:28)→矢草ノ頭(12:44/13:03)→鍵掛(13:25/14:01)→二ノ沢ノ頭(14:31/14:43)→第二ベンチ(14:50)→日向山登山口(16:40)→日向薬師バス停(16:52)
朝から日差しが高く、半袖で丁度よい。4月とは思えない気温からの出発。広沢寺温泉バス停で地図が配られ、今日のコースを確認する。準備体操と宿題の確認、整地の方法を学習した。三角形に書かれた用紙をもとに整地する。ここからアスファルトの上り坂を1時間20分歩く。地図を見ながら、川の場所や堰の様子を見る。迫ってくる尾根も、自分の場所も地図上で確認する。これから急な山道だったがそこにトンネルが通っていた。トンネルは急な山道を一直線にくりぬいて平らな道が続く。ありがたい。そこは涼しい風が吹き抜け、心地よい一瞬だった。ようやく不動尻に付き、ここから山道に入る。CLが400Mを80分で登るという、ストックを出し山道を歩き始めた。不動尻からつづら折りの尾根道を上がっていく。ひたすら登ると80分で唐沢峠に出た。お昼を食べた後、ロープワークと三角巾の講習。ボウリング・ノットの結び方と足と腕の固定を三角巾で学ぶ。また、整地してスタート。今回の最高地点893Mの地点からバリエーションルートへと進んでいく。少し行くと、「ここはどこでしょう?」とリーダーから質問。地図には①~⑥まで地点が書かれていた。いろいろな方から③とか⑤とか地点が出されたが、私は④だと確信していた。当たっていた!そこでは、山座同定をした。そこからのリーダー交代。私たちの番で、道を見つけなければならない。道の続きに磁石を当てると変になる?ううん。磁石で整地するとそこの場所から一見崖のように見える場所に道が現れた。「こっちだと思う」と言うと当たっていた。400Mの地点で3回目の講習のカラビナとロープを使い、救助の仕方を教えていただく。日向薬師まで下りて、本日の講習は終わった。ロープも三角巾も教えていただくとできるけど一人ではできなくなる、何度も参加してできるようになっていきたい。
鎌倉アルプス 4月17日(日) くもり一時雨
<参加者> 8名
<コースタイム> 港南台駅(8:30)→いっしんどう広場(9:23)→円海山(9:26)→大丸山(11:00)→横浜自然観察の森(11:27)昼食(11:59)→天園(12:36)→大平山(12:46)→永福寺跡(13:59)→鶴岡八幡宮(14:42)
曇り空の下、港南台駅からSLを先頭に歩き始めました。なんとSLは、鎌倉アルプスを110回も歩かれているとのこと!鎌倉アルプスには、いろいろなルートがありますが、熟知しておられるSLは迷うことなく先へ進みます。予定より早く雨が降り出し、1時間ほど傘をさしながら歩きましたが、横浜市の最高峰・大丸山に着くころには晴れ間も。鳥のさえずりを聞きながら静かな新緑の山歩きを楽しみました。鎌倉市最高地点・大平山を過ぎてから、SLの案内でルートを外れ、やぐら群(中世の墳墓)を見学。首から上がないのにびっくり。永福寺跡、源頼朝の墓、鎌倉宮、鶴岡八幡宮と史跡をめぐり、最後はCLお気に入りのコーヒーショップへ。有田焼のコーヒーカップ(源右衛門窯)でおいしいコーヒーをいただきました。これまた10回はこのコースを歩いているというCLは、わざわざ遠回りしてたくさん歩けるコースを考えてくださったようです。山あり、史跡あり、コーヒーのおまけつきの、なかなか歩きごたえのある山行でした。また違うルートで歩いてみたいです。
赤城山 4月24日(日) 曇
<参加者> 4名
<コースタイム> 大洞バス停9:55・・・黒桧山登山口10:15・・・(休憩5分、2回)・・・黒桧山11:45~12:05(昼食)・・・駒ヶ岳12:45~12:55・・・赤城山ビジターセンター13:35 覚満淵散策 タクシー14:15発
久しぶりの遠距離山行であった。前橋駅からバスに乗り約1時間で赤城山のバス停に着いた。途中は桜や街路樹が満開であったが、高度が上がるにつれて周囲の景色は春から冬の終りへと変化して行った。湖畔周辺はまだ観光地の様相は無く、登山者の車が駐車場を占めていた。山はまだ道端に残雪が見られたが、石の多い山道を良い汗をかきながら登った。途中、眼下に湖を見ることが出来たが、1800mの黒桧山頂上は視界は望めなかった。その後、駒ケ岳を越えて木製の階段の多い道を下った。天気が良ければ空気が澄んだこの時期、良い景色を望めたが次の機会に期待したい。
明神・明星岳 観察山行 4月29日(金・祝)曇り→雨
<参加者> 2名
<コースタイム>宮城野バス停8:30→9:30車道横断(道標)→10:12稜線分岐→矢佐芝分岐・摂政宮登山記念碑10:47→11:00明神頂上・観察11:20→道了尊分岐→12:07稜線分岐→13:20宮城野バス停
本年1月に自然保護部企画の当山行が、コロナ規制期間の延長→雨天順延と続き、今回個人山行で偵察し確認。午後2時頃から小雨が降ると強気予想したが、12時過ぎから生憎微かに降り始め、明星岳への山行は即中止。別荘分譲地(車道横断部)まで下った時点で雨あしが強くなり、苦闘1時間何とか宮城野バス停に到着できた。今年の雨との遭遇・不運はこれで尽きて、これからは好天に恵まれる山行を期待したいものだ。登りの登山道は乾いていたが、雨水流れ込みに因る枯葉の堆積、階段土の抉れ、階段丸太の崩壊等を散見、最近の線状降水帯型の降雨現象の影響であろうか?「それでも公有地部分は手入れされている?」と二人で推測。
町中のルート目印(石垣が特徴) 摂政宮(昭和天皇)登山記念碑 外輪縦走稜線上の分岐
最終目的の頂上手前の分岐で、数メートルの深さで地層全体が、大規模流出した様子を確認した。又、頂上標手前でも広範囲に深く流出し、浅い部分でも黒い表土(火山灰?)の大規模流出結果を目の当りにし、4年程前の記憶にある景観との変容に本当に唖然とする。降雨が引き起こす自然破壊の大きさ・要因を改めて考え直したい。
頂上手前の分岐道標付近(表土下数メートル深さで地層全体が、大規模に南側斜面に流出した様子)
頂上の全体遠望(手前半分も数メートル深さで流出。頂上標の周辺表土も流出、赤土が剝き出し)
この山域の荒れをこれ以上進行させない事、丹沢の三ノ塔、塔ノ岳山頂の様に、大石を敷いて舗装するような姿は避けて欲しいと思う。あと少し緩和できればこれ程までにならないとしたら、私達個人ハイカーや行政サイドは何をしておけば良かったのか?との思いが高ぶる。この痛ましい景観のそこかしこを観察・記憶し、教訓・知恵を引き出したいと感じた次第。
ヤビツ峠~塔ノ岳 4月30日(土) 晴れ
<参加者> 4名
<コースタイム> ヤビツ峠(8:40)→三ノ塔(10:05)→新大日(11:40)→塔ノ岳(12:20)昼食休憩(12:50)→堀山の家(14:00)→大倉バス停(15:30)
3年ぶりのコロナ自粛規制のない5月連休、行列の表尾根を歩き始めました。富士山を眺めながら表尾根を歩けると期待しましたが残念。高度を上げるに従い、芽吹きが小さくなり新緑がキレイでした。塔ノ岳近くになるとマメザクラが満開でした。山頂で昼食を取っていると、上着を着ていても寒い。SLの足取り軽く下山。私は途中で足が攣りましたが、芍薬甘草湯を飲んで回復し無事下山することができてほっとしました。リーダーの駄洒落を沢山聞いて楽しい1日でした。