2020年9月_山行の感想

 

                    

大山ライトアップ(11月)

湿生花園~金時山(1212m) 9月3日(土)晴れ(山頂曇り)

<参加者>(6名)

<コースタイム> 5時間

<コース> 仙石案内所9:00 → 湿生花園9:20–10:00 → 金時登山口10:30→ 分岐11:40 → 金時山12:10-12:40 (昼食) → 分岐 13:10→ 金時宿り石13:30-50 → 公時神社14:30-50 → 仙石15:10

* 湿生花園:湿原・水湿地の植物を中心にした植物園。湿地帯植物200種、高山植物1100種が集められている。9月はエゾリンドウ・オミナエシ・ススキ・アサマフウロ・サクラタデ・等、総面積は3万㎡。

* 金時山:日本3百名山、一帯は箱根伊豆国立公園、頂上からの絶景富士山。

<湿生花園>                         <大涌谷越の神山方面>

D:\横浜ハイキングクラブ\YHC四季報\四季報2021年\湿生花園 写真\湿生花園 庭園.jpgD:\横浜ハイキングクラブ\YHC2022年 山行計画書\220903「湿生花園~金時山」\4. 大涌谷越の神山 P1090545 - 1.JPG

雨前線停滞で雨予報が続いていたが、前日予報で箱根町は晴れ・金時山は曇りとなった。夏の間は静養していた人が多く、久々の山登りに心が弾む。

初めての湿生花園に期待したが、春花と秋花の合間になった様で、綺麗な花を咲かせているのはピンク色のミヤコアザミ・白色のカクトラノオくらいであった。人気の高いミズバショウは3月、ニッコウキスゲは6月が見頃との事です。高山と比べ見頃は1カ月程早い様です。

金時山登山口からの登りが始まる。登山口から10分位は整備したての階段が続く。登り1時間程で金時岩と呼ばれる金時が寝床にしていた様な大岩。こんな巨大な岩を誰がどうやって運んだのでしょう。頂上から富士山を見るのを楽しみにしていたが、頂上を包む雲に阻まれた。

下山途中に金時宿り石で20代の6人連れ(男女各3)に出会った。同じ職場の仲間だそうだ。20代の同年代の人が6人で山登りとはかなり恵まれた職場の様で、うらやましい限りです。

箱根湯本駅前の「ルノアール」で、山友との久々の会話を楽しんだ。

蝶ヶ岳テント泊      9月9日(金)~11日(日) 晴れ

<参加者>   (4名)

<コースタイム> Day1上高地バスターミナル(12:30)→徳沢園(14:30)

Day2徳沢園(7:00)→長塀山(11:15)→蝶ヶ岳(12:30)               Day3蝶ヶ岳(7:00)→分岐(7:25)→横尾(10:30)→徳沢園(11:30)昼食(12:15)→上高地バスターミナル(14:10)

Day1 上高地バスターミナルに12時集合し軽く昼食を摂ってから出発した。徳沢園まで約2.5時間。皆さんと楽しくおしゃべりしながら歩く。到着後すぐテント設営し、それぞれが我が家を完成させると皆で「みちくさ食堂」前のデッキで乾杯!話題は尽きず楽しい語らいの場となった。そして静かにゆっくり流れる時を楽しむことが出来た。

Day2 徳沢園から長塀山経由で蝶ヶ岳を目指す。のっけから急登が始まり、約5.5時間 急登を登り続け蝶ヶ岳山頂へ。11kgのザックの重さが肩にどっしり食い込む。

樹林帯を抜け広がる景色に心高鳴り、それまでの疲労感もなんのその。穂高連峰の峰々が 私たちを迎えてくれた。テント場はほぼいっぱいで離れたところにテントを張り、全員が 準備できたところで蝶ヶ岳ヒュッテのベンチでカンパーイ!山頂で飲むビールは最高です。古矢野CL中心にメンバーのコミュニケーションはばっちりで楽しい語らいの場となった。

夕食はヒュッテで注文した。山小屋で出る普通の定食で2500円は高いかなあと感じた。この日は中秋の名月で、山頂から見えるお月様の輝きは美しく、蝶ヶ岳という舞台をスポットライトのように照らしていたのが印象的であった。

Day3 翌朝5時過ぎ、安曇野方面から朝焼けが始まり、刻々と真っ赤に染まる空。全身で受け止めようとする私。今思い出しても幸せが満ちてくる。右を見れば富士山、八ヶ岳、後ろを振り返れば穂高連峰のモルゲンロートと中秋の名月のコラボ。眼前には雲海と山々。360度どこを見ても感動の連続で今まで経験したことのない充実感で満たされていた。テントを撤収し名残惜しい気持ちで皆と次の目的地へ出発した。天気予報をすべて覆し晴れの中ご一緒してくださった皆様、そして古矢野CL素晴らしい感動をありがとうございました。


湯の丸山             9月10日(土)曇り

<参加者>(8名)

<コースタイム>地蔵峠11:00→湯ノ丸山12:00、昼食12:30→烏帽子岳14:00→地蔵峠16:00

当山は軽井沢を過ぎた浅間山に位置し、車で3時間掛かる場所にあった。当日は曇り空で信越は時々降雨もあった。

テーブル, 座る, ケーキ, 男 が含まれている画像 自動的に生成された説明 登山場所の湯ノ丸スキー場に11時前に到着し、そこからゲレンデの中の登山道を登り始めた。この時期草花は端境期の様に思っていたが、薊、桔梗、マツムシソウ等の花々に出会えたのは良かった。湯ノ丸山の頂上に着いた時、天気は回復傾向に変化し一部近隣の山も眺めることが出来た。

その後、一度鞍部に下り烏帽子岳に登った。この山は人気の山の様で家族連れとも途中出会った。

烏帽子岳からは遠い市街地も眺めることが出来、近隣の山行とは違った良さを感じた。

下山後、地元のソフトクリームを頂き、温泉に浸かり楽しい山行であった。

笹子雁が腹摺山  9月10日(土)曇り

〈参加者〉(5名)

笹子駅8:30~登山道9:10~笹子雁が腹摺山11:20~米沢山11:20~お坊山13:40~甲斐大和駅16:00

駅を降りると天気は曇りです、山の頂上を見上げると雲が掛かっています。もしかしたら、頂上は霧の中かなと思いながら出発です。

R20の笹子トンネルの上の山です、昔バイクでトンネルを使わずに峠を通った時もありますので楽勝と思ってましたが登り始めると急登が続き久しぶりの登山ということで息が切れます、ちょっと我慢してセカンドウィンドを待ちます、急登が続きロープも何か所かでてきました、けっこう手強いです。山頂近くに差しかかるとやはり霧の中です、まだ暑いせいかマイナーなのか誰にも会いません、道は思ったより整備されてました。

今回は夏の終わりで、花が咲いてたりはありませんがマムシグサの実かなと思われるものがありちょっとだけ秋を感じました。

以上です。

橋の上を歩いている人たち

中程度の精度で自動的に生成された説明

女峰山(2483m) 9月16日(金)~17日(土) 晴れのち曇り

<参加者>  (5名)

<コースタイム> 9/17霧降高原レストハウス(6:03)→小丸山(6:37)→赤薙山(7:34)→奥社跡(8:35)→独標(9:40)→山頂(10:55➝11:36)→独標(12:28)→奥社跡(13:23)→赤薙山(14:12)→小丸山(15:04)→霧降高原レストハウス(15:35)

悪天候やコロナ禍で登れなかった霊峰女峰山、三年越しの待ちに待った山行がやっと実現しました。道程の累積標高差1,800m距離12.7㎞ 時間9時間45分(休憩含)を要するなかなか厳しいそして堂々とした素晴らしい山でした。日本二百名山で日光三山のひとつ。日光表連山の東に位置し、日本国内では女峰山より東にこれより高い地点はないそうです。

16日夕方に日光入りし民宿に泊まり、当日(17日)霧降高原から天空回廊と呼ばれる1445段の階段を上り赤薙山へ、途中雲竜渓谷より吹き上げる涼風に元気を貰い、その後何度かの登り返しを経て山頂へ。心配していた天気も良く、遠くは富士山や筑波山、谷川岳、また太平洋も望め、隣の男体山や日光白根山など絶景を満喫しました。山頂直下の祠の近くで昼食を取りゆっくりと下山しました。この山行を企画して頂いたCLとその仲間たちに感謝します。


西原峠~浅間峠 9月25日(日)  晴れ

<参加者> (8名)

<コースタイム> 武蔵五日市駅(9:00)→仲の平BS(9:55)→西原峠(11:35)→槇寄山山頂(11:40)→田和峠(12:10昼食)→数馬峠(12:50)→笛吹峠(13:30)→丸山山頂(13:48)→小棡峠(14:20)→土俵岳山頂(14:55)→日原峠(15:10)→浅間峠(16:00)→上川乗BS(16:48)→武蔵五日市駅(17:45)

東京都檜原村にある笹尾根と呼ばれている尾根道です。約14.5㎞を、6時間50分で歩きました。

登山口より整備された歩き易い山道が続き、落ち葉を踏みしめながら登りました。木漏れ日の木立、雑木林が続き、豊かな自然と森林浴を満喫することが出来ました。

山道脇には、大量の山栗が落ちていました。自然の山に自生している山栗は柴栗とも呼ばれ、品種改良などされていない栗の原種とのことです。通常目にする栗に比べて非常に小粒な栗ですが、その味は滋味深く、この栗を毎年楽しみにしている人もいるそうです。20粒程持ち帰りましたが、どうやって食べようかと、思案しているところです。

また、笛吹峠(うずしきとうげ)という珍しい読み方の峠がありました。山梨県の笛吹市(ふえふきし)に代表されるように「ふえふき」と呼ばれる地名は全国各地にありますが、「うずしき」と呼ばれるのは、この辺りだけのようです。由来を調べてみますと、3~6世紀頃に、渡来人系の集団が持ち込んだ呼び名である、という説が有力とのことです。東京や埼玉の山奥には大陸からの優秀な技能集団が住み着いたという定説があり、この地方に伝わる文化も長い歴史を持っているようです。

CLの事前計画と、SLの先導により、心地よいペースで楽しく歩くことが出来ました。同行の皆様、ありがとうございました。

自然保護観察山行 高尾東山稜~城山湖 9月25日(日)晴れ

〈参加者〉(3名)

〈コースタイム〉大戸橋バス停9:05~都立大戸緑地~権現谷10:05~境川源流11:15~草戸山(昼食)~榎窪山12:30~峯の薬師12:50~飯縄大権現13:50~円林寺前バス停14:45

台風一過の3連休最終日、横浜線相原駅からバスで大戸橋まで移動して山行がスタート。草戸山へ向かうコースでは、単独の山人に会う程度で、里山を自分達で独占しているような気分であった。伐採の跡、植林されて育ちつつある苗木、崩壊しかかった階段を観察しながら、自然保護のために何ができるのか話が弾んだ。一方で、土のえぐれた階段の使用に限界を感じ、階段わきの木の根元をみんなで歩きながら苦笑いすることもあった。草戸山直下では、境川の源流に立ち寄り。手を冷やし味見をした。草戸山の山頂でランチ休憩

を取り、CLの手作り梅ジュースで、疲れを癒した。三沢峠を経て榎窪山に至るころには、足の疲れが出て、粘土質の山道が滑りやすくなった。途中、ゴミを発見してトングでゴミを拾ったことも、ちょっと幸せな気分にさせてくれた。水を含んだ里山の匂いに包まれて、ホタルの里へ下山した。快晴の空の下、城山湖・津久井湖から横浜まで見渡して、里山の魅力を再認識した。