横浜ハイキングクラブ(YHC)
蔦沼モルゲンロート 22年10月
感想文
甲武信ケ岳 10月1日(土)~2日(日) 快晴
[参加者] (4名)
[コースタイム] 1日 茅ヶ崎駅6:00~毛木平駐車場11:00~ナメ滝12:00~千曲川水源地14:20~甲武信ケ岳15:00~甲武信小屋15:50 2日 甲武小屋5:30~甲武信ケ岳6:00~三宝山7:00~武信白岩山8:00~十文字峠9:50~カモシカ展望台~十文字峠10:40~毛木平駐車場12:00~茅ヶ崎駅18:00過ぎ
天気予報もいい感じで、朝から楽しみだったが、この快晴を楽しみにしていたのは私たちだけではないらしく、いきなりものすごい渋滞に巻き込まれる。予定より1時間遅れで毛木平駐車場へようやく到着。すでに駐車場は満車状態で、はじっこに無理やりパーキング。早速歩き始める。紅葉にはまだ早いが、天気がなにしろ最高なため、緑が美しく、緑に映える水も美しい。ナメ滝、そして千曲川水源地を経て、甲武信ケ岳到着!途中かなり厳しい急登もあったが、それを忘れさせるほど展望のよい山頂。青空しか見えない!と山頂で寝そべるTさん。北から南までアルプス一望。
そして甲武信小屋。夕食後の団らんスペースで、ちょうどいいサイズの机らしきものがあったので、それにお菓子でも載せてビール片手にみんなで語らおうとしたところ、山荘のご主人に「勝手に出すな」とすごい剣幕で怒られる。だったらちゃんとしまっとけ!と思ったが、追い出されると困るのでみんなで耐える。
翌朝、日の出に間に合わせて起きる。寒いけれど、待った甲斐あり。すばらしい日の出。そして甲武信ケ岳へ再度登る。なんと、昨日より美しい!!!北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、南アルプス、そして富士山!まさに360度の大展望。CLがいろいろと山の名前を教えてくださる。出会った甲武信ケ岳ベテラン登山者もこんなに眺望がいいのはめったにないとのこと。素晴らしい景色をただただ堪能し、しばし山頂に滞在。
帰りは行きよりも大回り。十文字峠のところのカモシカ展望台は、やはり甲武信ケ岳山頂を見てしまった身としては、ちょっと物足りない。そして長く長くひたすら下って、やっと毛木平駐車場へ戻ってきた。山行終了だが、まだまだ晴れているし、帰るのがもったいなーいと思ったが、しょうがない。おそばを食べて帰ろうということになり、寄ったお店がなかなかよくて、コシがあるというより、コシだらけ。モチモチのさらに上。そして長野のとれたて新鮮野菜。おまけに安い。すっかり堪能し、高速道路へ。そこからも渋滞に巻き込まれ、長かった。。。
ベテランCLのHさん、いつも明るいTさん、そして私、さらに、紅一点ならぬ白一点のSさんも意外にこの状態に早く慣れた様子。たぶん全員マイペースなのが逆に良かったようで、実に快適に歩け、とても楽しかった!CLのHさん、何から何まで、本当にどうもありがとうございました!
日の出山~御岳山 10月2日(日) 晴れ
<参加者> (8名)
<コースタイム> 武蔵五日市駅(7:52)→琴平神社(8:45)南沢山(9:27)→ 日の出山(13:05)→御岳山(13:10)→大塚山(14:05)→古里駅 到着(15:35)
武蔵五日市駅に早い集合、10月なのに朝から気温上昇(水分補給はしっかりと)。アップタウンは少ないが、ロングコース。日出山は何度か訪れているが初めてのコース。歩行時間:約7時間、歩行距離18キロ、消費カロリー3364kcal。どれだけ凄いか…かつ丼(893kcal)+醬油ラーメン(487kcal)+餃子(323kcal)ビール3本(552kcal)+レモンサワー2杯(252kcal)+日本酒(196kcal)+カキフライ(278kcal)+ウイスキー2杯(120kcal)+フライドポテト(246kcal)=3347kcalが食べられます。とても長い1日でしたが、心身ともに充実しました。
山形の文化財を巡るハイキング 10月14日(金)曇のち晴
<参加者>(7名)
<コース>市内観光:霞城公園(山形城跡)→文翔館→郷土館(旧済生館病院)→県立博物館。
霞城公園(山形城跡)
国指定史跡、約35.9haの面積を有する山形城跡、日本百名城。延文元年(1356年)に斯波兼頼(最上家初代)が築城。現在の城郭は第11代城主最上義光築城が原型。春には1500本の桜で彩られる。
山形市郷土館(旧済生館病院)
擬洋風建築にて明治11年に竣工した「旧済生館本館」、医学校も兼ねる県立病院。病院を建設した山形初代県令・三島通庸がオーストリア人医師・アルブレヒト=ローレツを招き、ドイツの薬品・医療機器を取り入れ、講義・外科手術を行った。昭和41年に重要文化財。
文翔館(山形県郷土館)
重要文化財、1911年の大火災で焼失した県庁舎・議事堂を1916年(大正5年)にイギリス・ルネサンス様式で再建。1986-1995年に修復工事が行われ、文翔館として開館。
山形県立博物館(霞城公園内)
明治百年記念行事の一環として県立博物館を霞城公園内に建設・整備、1971年4月に開館。展示は自然(地学・植物・動物)3部門、人文(考古・歴史・民族・教育)4部門。国宝の縄文の女神(縄文時代の土偶)も展示。
郷土館(旧済生館病院)
<感想文>
明治の文化都市・山形の文化財を廻り、文明開化の先頭を走っていた山形の文化を学んだ。
明治9年に初代山形県令(現在の知事)三島通庸が道路等のインフラ整備を進め、遅れていた文明開化の象徴と医療改善のために済生館(病院・医学校)を建設した事が発端となった。明治初期には国・地方に先見の明と決断力のある政治家がいた事に頭が下がる。文翔館内のカフエでお茶をし、夕食は山形市内で人気第一位の山形牧場レストランで美味しい夕食を囲んだ事もあり、女性陣に好評だったようです。お花見の時期に霞城公園で花見をしたいですね。
地蔵山~蔵王熊野岳(1841m)~刈田岳
10月14-15日(金-土)曇のち晴
<参加者>(7名)
<コースタイム> 5時間、14日は山形市内の文化財(山形城・文翔館・郷土館・博物館)見学
<コース>山交バス:山形駅7:30=蔵王温泉、ロープウエイ:蔵王山麓駅=山頂駅 → 地蔵山→ 御釜(五色沼) → 熊野岳・蔵王山神社 → ワサ小屋跡 → 御田神様 → いろは沼・観松平→ ロープウエイ:樹氷高原駅=山麓駅 → 蔵王温泉共同浴場、山交バス:蔵王温泉=山形駅
蔵王連山は宮城・山形南部の県境に位置する連峰。主峰は熊野岳(1841m)。9月末から10月は蔵王の紅葉のシーズンで紅葉のパノラマを鑑賞できる。蔵王山の外輪山、刈田岳・熊野岳間の馬ノ背から火口湖・御釜(五色沼)のエメラルドグリーンの湖面や周囲を囲む外輪山の雄大な景観を眺めながら、トレッキングを楽しむ。
下山道からの紅葉 蔵王御釜(五色沼)
<感想文>
山麓駅6時50分のロープウエイに乗る予定が、シーズンダイヤになっておらず、山麓駅から7時30分の始発に乗り込む。樹氷高原で乗換、窓から紅葉を楽しみながら山頂駅で降り立った。紅葉を楽しみ浮かれていたが、周囲は霧の海。立ち枯れのブナの木が立ち並び、「霧の五色沼」になってしまうかとの悲壮感が漂う。
すぐに地蔵山(1736m)への急登が始まり、不安を抱く暇がない。山頂から下りが続き、ワサ小屋跡からまた蔵王山への登りが始まる。御釜に沿った馬の背を進むが、周囲の霧は晴れない。
刈田岳から馬の背を戻る。御釜近くで急に霧が晴れ、待ち焦がれた雄大なエメラルドグリーンの御釜が姿を現した。写真で飽くほど眺めていたが、現物はさすがに素晴らしい。
分岐から蔵王山頂への登りが続く。かなり広い蔵王山頂では360度の展望が広がり、周囲には雲の海が広がっていた。昼食タイム、空腹の身体にはおにぎりと飲み物が身体に染み込む。ワサ小屋跡への下山道は、ゴロゴロ岩が続く。疲れた足にはかなりきつい。やっとゴロゴロ道の下山が終わり、ワサ小屋跡から御田神様・観松平への下山が始まる。周囲の山は一面の紅葉で、目を和ませてくれる。紅葉の撮影ポイントが続き、遅れの取り返しが難しい。下山後に「下湯共同浴場」に入浴、泉質は強酸性硫黄泉、切傷・火傷・皮膚病に効能。料金200円で貸切状態。得をした気分で身体の汗と疲れを流し切った。
沼津アルプス全山縦走 10月15日(土) 晴れ
<参加者> (6名)
<コースタイム> 黒瀬BS(7:50)→香貫山(8:30)→横山(9:40)→徳倉山(10:40)→志下坂峠(11:30)→鷲頭山(13:00)→大平山(14:00)→大嵐山(16:00)→茶臼山(16:30)→茶臼山登山口(16:50)
沼津アルプスはこれまで随分登っていますが、香貫山を通るコースは初めての経験で新鮮味がありました。天候もよく晴れていましたが、富士山には始終雲がかかっていてメンバーの皆さんを残念がらしめました。いつも思うことは、この低山から見える海と山のコントラストが素晴らしいことです。通常の沼津アルプスはコースタイム5~6時間ですが、全山縦走なので、休憩を含め9時間という長丁場になりました。何度も行っているはずが、急登に遭遇するたびに「こんなにキツかったかな?」と感じました。最後は日没間近でヘッドランプも用意しましたが、点灯させることなくゴール出来ました。この経験を次に生かすための反省会を三島で行い、帰途につきました。
荒船山 10月22日(土) 曇り時々晴れ
<参加者>(9名)
<コースタイム>海老名駅七重の塔(6:45)→圏央道・上信越道経由~内山峠P(11:10)
内山峠登山口(11:25)→艫岩(13:00~13:30)→荒船山(13:55)→艫岩(14:40)→内山峠登山口(16:30)→内山峠P(16:45)→甘楽PAにて解散
自家用車2台にて海老名を出発したものの、事故渋滞もあり予定より約1時間遅れで内山峠駐車場に到着。到着時間が遅かったため、駐車場も路肩も車でいっぱい。下の方の路肩になんとか停めて下さり、内山峠登山口へ向かう。鋏岩修験道場跡を過ぎて艫岩(トモイワ)まで、登ったり下ったり、時には鎖場やはしごもあり、あるいは広々としたとても歩きやすくさわやかな道を、緑の中に黄色が混ざる紅葉を見ながら歩いた。
艫岩にて昼食。艫とは船尾、つまり船の後方の部分をいうのだとリーダーより教わった。荒船山の特徴は大きな軍艦のような形をしているところであり、広くてゆるやかな道は船の中を気持ちよく歩いているような錯覚をおこす。時間が遅れていたため、頂上を諦めてここより下山という手もあったが、皆の要望で頂上を目指す。頂上直下以外は割に緩やかで30分ほどで到着。記念写真をとり、あとはひたすら下山。おしゃべりを楽しみながら、駐車場まで戻ることができた。秋の山はやはりいいと、感じた一日だった。
駐車場からの帰路、車の中から、夕焼けが山に反射してさきほどまで乗船していた大きな船が赤く見えた。美しかった(アーベントロートというらしい)。CLさん、SLさん、また往復ともに渋滞の中を辛抱強く運転してくださったHさん、お世話になりありがとうございました。
明神ヶ岳 新入会員歓迎山行(山行教育部主催) 10月23日(日) 晴れ
<参 加 者> (14名)
<コースタイム>大雄山駅(バス8:14~8:24)~道了尊バス停8:40→大雄山最乗寺奥の院9:15→足利林道9:55→明神ヶ岳、昼食12:05~12:45→明神ヶ岳登山14:30→宮城野営業所バス停前14:45~小田原駅
早朝、電車から見える景色は雲一つない青空。今日は富士山ドーン間違いなしと心弾みます。道了尊バス停から大雄山最乗寺へ。奥の院から山頂を目指します。スタート直後、いきなりの階段ですが、皆足取りは軽やか。尾根筋を歩く登山道を進みます。緩やかな傾斜の静かな樹林帯。トリカブトの花が沢山咲いています。山頂を目指す途中、メンバー1人が足の不調。団体行動の中で早めに不調を伝える勇気、その方を即座にフォローする先輩方、声掛け、対応力がすごい!アクシデントがありながらも全員が無事に登頂。見晴らしの良い広い山頂でランチタイム。
富士山の山頂部分にだけ雲がかかり残念でしたが、大涌谷、金時山そのほかの山々はバッチリ。集合写真を撮り、下山スタート。フジアザミ、相模湾、リンドウ、リュウノウギク、風に揺れるススキ、秋を感じながら歩きます。岩がゴロゴロした滑りやすい急斜面を慎重にひたすら下り、無事下山。
新入会員へのフォローアップ山行ということで、プチ読図講習あり、笑いあり、楽しい中にも学びのある印象に残る山行でした。皆さま、ありがとうございました。
鋸 山 10月23日(日) 晴れ
<参加者> (5名)
<コースタイム> 久里浜港(9:25)→金谷港(10:17)→鋸山登山口(10:39)→地球が丸く見える展望台(11:29)→鋸山山頂(11:54)→昼食(12:00~12:20)→石切り場への分岐(12:42)→石舞台(12:56)→日本寺北口(13:15)→大仏広場(13:49)→日本寺北口(14:17)→関東ふれあいの道コース→鋸山登山口(14:54)
当日の久里浜港は、ツーリングや釣り支度の面々も多く、秋晴れの行楽日和であった。上っては下りを繰り返す名前の通りのギザギザ山で、低山と侮っていたら中々山頂に着かず苦労した。すれ違った青年が「山頂、山頂って着かないじゃん、山頂詐欺!」と言っているのが聞こえ思わずニヤリとした。
「地球が丸く見える展望台」では下界を一望でき、タンカー、釣り船にフェリーと航行が多く、見ていて飽きなかった。登山道では「トリカブト」一輪、下山中に鹿の一種「キョン」と思われる動物を一瞬だったが目撃した。「地獄のぞき」は列もできていた事もありパスし、日本最大の日本寺の大仏を見て下山となった。どうやって、切り出した80Kgの石を女性一人で運べたのか等、思いを巡らしたり、世間話をしたり等かしましく(?)楽しい山行でした。CL、きめ細やかにありがとうございました!
瑞牆山~金峰山 10月28日(金)~29日(土) 晴れ
<参加者> (3名)
<コースタイム>
1日目 JR韮崎駅8:50⇒9:48登山口⇒10:38富士見平小屋(テント設営&昼食)12:00⇒13:31瑞牆山山頂⇒15:32富士見平小屋
2日目 富士見平小屋6:00⇒7:02大日小屋⇒7:45大日岩7:56⇒8:54砂払いノ頭⇒10:30大日岩⇒11:20大日小屋⇒12:28富士見平小屋(昼食&テント撤収)14:10⇒15:06みずがき山荘
瑞牆山~金峰山テント泊に行ってきました。瑞牆山(標高2230m)は奥秩父の西側に位置し、奥秩父には珍しい奇岩が立ち並ぶ山です。
JR韮崎駅に集合し、車でみずがき山荘の駐車場に向かいます。駐車場すぐそばにある登山口より登り始め50分ほどで富士見平小屋(標高1810m)に到着。昼食を済ませテント設営に取り掛かる。設営後、いよいよ瑞牆山にアタックです。そこからしばらく下って天鳥川の源琉部に下り立ちます。沢を渡ると眼前に桃太郎岩という大きな岩が見えてきます。その前はひらけていて休憩ができるようにベンチも設置されていました。
さあいよいよここからが瑞牆山の真骨頂です。桃太郎岩の横には木の階段が設置されていてそこを登って行きます。道はなかなかハードな急坂で途中ロープや鎖を頼らないと登れない大きな岩が何度か出てきました。そして木々の間から見えた大ヤスリ岩は天に向かってそびえ立つモアイ像のように立派でした。その大ヤスリ岩の下に沿って急な坂を登って行くとまだまだ岩との戦いです。腕の力と、足の柔軟性が問われる急登でした。そして山頂まで10分の看板を横目にさらに登って行くと岩肌の山頂へ到着。山頂は岩山なので狭くてガードもないのでかなりスリル満点な山頂でした。景色は雲の多い空だったので富士山は見ることが出来ませんでしたが、雲の切れ間からは綺麗な青空と八ヶ岳や南アルプスの山々を臨むことが出来ました。下山はすべる岩に気をつけながら無事にテント場に戻ってきました。
翌日、早朝から天気がよく今日は金峰山へ。時間的余裕があったので、途中で大日岩に登りました。岩の上からの展望は抜群で瑞牆山、八ヶ岳の奥の北アルプス、南アルプス、富士山と見渡せました。大日岩を過ぎ砂払いノ頭まで長い樹林帯を経て進むに従い、雪が多くなりこのままツボ足で進むのは危険なため、山頂には行かずにテント場に戻ることになりました。みずがき山荘で紅葉を見ながらソフトクリームを食べて解散となりました。皆様お疲れ様でした。
西沢渓谷ハイキング 10月29日(土) 晴れ
<参加者> (6名)
<コースタイム> 西沢渓谷入口バス停(10:20)→トイレ(10:47)→三条の滝(11:20)→母胎淵(12:06 12:30)→七ツ釜五段の滝(13:00)→ネトリ大橋(14:07)→バス停(14:35)
20年21年と台風、大雨で通行止めとなった山道。昨年山行の1週間まえに迂回路が開通しました。ようやく3年越しの開催です。
快晴で風もなく、参加者はご満悦でした。1時間バスに揺られ、ようやく着いた渓谷入口バス停で、まずは名物のよもぎ餅を並んで買いました。これを食べながら歩き始めます。木漏れ日があり、紅葉も始まり、いい道ですねとおしゃべりしながら進みました。吊り橋で記念撮影をしました。道がだんだん狭くなり、追い越しはできません。右手は崖、左手は滝、という道で鎖で安全止めがしてありました。
三条の滝(迫力がありました)、竜神の滝、恋糸の滝(誰かがこんな恋をしたでしょう。ううん、全然違う)、そして母胎淵へ着いてお昼にしました。エメラルドグリーンの川の水は、勢いよく流れていきます。それを見ながら、澄んだ空気の中おいしいお弁当を食べました。そのあと、七ツ釜五段の滝前が崩落してしまったので、そこは迂回路で急な山道を登りました。本当なら七ツ釜五段の滝をずっと見ながら歩いていくのに、そこだけが残念でした。遠くから七ツ釜五段の滝を見て、旧森林軌道を歩きました。トロッコ跡があり、以前はここから木材が運ばれていたんだと説明書を読んで知り、今は森林セラピーロードと呼ばれるくらいの森林浴で、一路バス停へと進みました。1本道で抜けないため時間がかかり最後は少し急ぎましたが、時間通りのバスに乗車でき満足となる山行となりました。掛け合い漫才のようなおしゃべりがずっと続き、楽しい1日となりました。ご参加の皆様ありがとうございました。
大山三峰山 10月30日(日) 晴れ
<参加者> (13名)
<コースタイム> 煤ヶ谷(8:20)→523m地点(9:20)→733m地点(9:50)→三峰山(11:40)→833m地点(12:30)→不動尻(13:20)→駐車場(14:20)→煤ヶ谷(15:10)
猛暑や酷暑の夏も終わり、気がつけば紅葉の丹沢 大山三峰山。緑、黄、朱、赤、茶、本当にきれいだ。良い季節が短くなってしまったこの頃、日ごと迫る夕暮れに追われつつ、もう少し紅葉を楽しみたいと思う山行だった。
【エピソード】
CLがスマホのセルフタイマー機能で集合写真を撮ろうとしていたところ、優しい男性が撮りましょうか?と。ありがたい、スマホを渡すがタイマー機能のまま、はいチーズ!カシャッ(嘘音)7・6…さあ大爆笑のカウントダウンの始まりです。…1・0カシャッ(本当音)
丹沢・花立 自然観察山行 感想&報告(自然保護部主催)
10月23日(日)晴
<参加者> (3名)
<コースタイム>
大倉バス停8:20→10:10堀山の家→11:50花立小屋・昼食12:15→12:30花立ガレ場・現状観察評価12:55→(13:25塔ノ岳往復13:42)→花立小屋→16:00見晴小屋16:05→16:55大倉バス停
2019年秋に個人的に現況定点観測撮影を開始、2020年3月、同9月、2021年5月、同10月、そして本年5月、同10月にガレ場の荒地を観察撮影し、植生保護作業を継続。開始の翌年、荒れには、①登山者要因による場合と、②天候要因による場合があることに気付づく。そこで対策は、①登山者に対し石囲いで植生をガードすること、②天候に対し土盛りと小砂利投入し植生と雑草の生育を促し、雨礫に対する土壌表面強度の向上を図る活動。
約2年半のケア(両面対応)継続の結果、付近の植生と雑草が一定量に復活、今回までの記録・まとめを報告。
1.【登山者要因の荒れ箇所の推移】
‘20年3月石囲・土盛保護 → ‘21年5月作業前状況 → 本年5月成果確認・手直し→今回10月若干手直し
➡まとめ;開始から2年半経過。昨年春に顕著な消失があり、囲い・土石復旧し以降継続。 今回、登山道中央に新規の石段積みがあり、この現場を気にかける他有志の活動に気持ちが和む。
2.【天候要因の荒れ箇所の推移】
‘20年3月石囲・土盛り →‘21年5月追加土盛作業→ 本年5月成果確認・作業→ 今回10月確認・若干追加
➡まとめ;同様に本開始から2年半経過。昨年春に顕著な効果、本年秋までほぼ現状維持&石囲い内にススキ・アザミの新規成長も確認。以上から、付近には植物の種・芽が充実し、土砂があれば植生は育つと確信。
3.【ガケ側の土石消失の進行 (甘受すべき事実)】
(ガケ際の土砂が消失し、植生根が露出⇒ガケ際が後退中)
本年5月までの状況 今回10月状況
➡まとめ;天候・風雨によるガケ側土砂流失も進行し、やむなしの現象と甘受。行政の本格対策を待ちたい。