2023年6月_山行の感想

                    八方池から白馬三山を望む 

 

 

尾瀬テント泊  6月9日(金)~10日(土)   曇りのち晴れ

<参加者> 4名  

<コースタイム> 

1日目:鳩待峠登山口(11:00)→ 山の鼻(12:30)→ 東電小屋(14:30)→見晴キャンプ場(15:00)

2日目:見晴キャンプ場(8:30)→ アヤメ平(11:50)→ 鳩待峠登山口(13:30)

4年ぶりのテント泊。不安な気持ちで土砂降りの中出掛ける。高速バス「尾瀬号」に乗車し戸倉に近づく頃には雨が上がり安堵する。バスを乗り換え鳩待峠に着くと、そこは驚くほどの人で溢れていた。山の鼻への木道はツアー客や団体の行列でなかなか進めず荷物の重さを感じる。左右を行き来して歩くと待望の尾瀬ヶ原だ。目前に景色が広がり水芭蕉、タテヤマリンドウ、イワカガミの群生が待っていてくれた。その可愛さに「来て良かったね~」の連発。日も差し始め雲の間から垣間見える燧ヶ岳を眺めながら見晴テント場までもうひと頑張りする。

さて、今夜の夕食は3人のテントの達人のジンギスカン、パエリア、自家製野菜入りラーメンにワインと超豪華! 見晴テント場まで一不安ながらで溢れていた。尾瀬ケ原美味しかった~♪ ご馳走さまでした。 

翌日はゆっくりとテントを撤収し、急登の長沢新道を汗だくで必死に登りアヤメ平に着くとご褒美のチングルマやショウジョウバカマに会うことが出来た。やっぱりテントはいいな~また来たいと思えた楽しい二日間でした。                    

 

 

 

 

 

 

高畑山・倉岳山            6月10日(土) 曇り

<参加者> 7名

<コースタイム> 鳥沢駅(8:10)→高畑山(10:40)→倉岳山(11:40~12:05)→梁川駅(14:10)

梅雨の時季も近づき、計画日の前後も雨模様との予報であったが、当日だけは曇りの予報であり、計画は実施された。鳥沢駅からバスに乗らずに直接登山が出来るのがこの山の良いところである。動物侵入止めの金網を開け登って行った。気温も高く湿気も高かったが、渓流沿いの山道は、昨日の降雨で水量が増した渓流のおかげで涼しく感じられたのは良かった。緑もこの時期は濃くなり、眼には優しい山道であった。今日は二座の登山であり、登り、下り、登りの結構汗をかく山行であった。頂上からの景色は遠くまでは望めなかったが、中央道が眼下に見られ、ゆっくり昼食も取ることが出来たのは良かった。倉岳山からの下山は、一部の山道が分かり難く、急な方に下山してしまったが、リーダーの早や目の判断で通常のルートに戻り、ゆっくり渡渉を繰り返し梁川駅に下山した。この時期、楽しく山行が出来たのは良かったと思っている。                  

秋田駒ケ岳・八幡平  6月14日(水)~15日(木) 晴れ時々曇りのち雨

<参加者> 4名

<コースタイム> 秋田駒ケ岳八合目駐車場10:30→男女岳12:00→阿弥陀池12:25→ムーミン谷13:30→横岳14:25→八合目駐車場15:30

前日まで天気は思わしくなかったが、当日は奇跡的に回復し、好天に喜び合いながらスタートした。秋田駒ケ岳は、いくつかの山の総称で、八合目まで車で行くことができる。歩き始めてすぐに可愛らしいヒメショウジョウバカマに出会う。最高峰の男女岳の山頂からは、さっき通った阿弥陀池とそれを囲む山々の風景が、海外のようだねと皆で感激した。その後、ムーミン谷への下りは、岩だらけ浮き石だらけの気の抜けない道で、少し嫌になりながらもようやくムーミン谷へ。チングルマなど高山植物があちこちに咲いており、満開時は見事だろうなと想像し楽しくなった。次に向かった横岳はこれまでとは違い、黒い砂礫の中を歩く。まるでどこかの惑星にきてしまったかのようで、わくわくした。最後に焼森山へ行った。雪の残る美しい男女岳を眺め、帰りたくないなあと思いながら聞いたカッコウの鳴き声が耳に残っている。もう一度登りたい山がまた一つ増えた。

 二日目は八幡平。前日の夜から降り出した雨は、宿を出る頃には止み、雲は多いが歩くには問題ない天候に、また皆で喜んだ。お目当てのドラゴンアイは、きれいなブルーではないが、しっかり開眼しており、念願かなった。その後、八幡平山頂から湿原へ向かい、ミズバショウやキヌガサソウを見ながら、のんびり散策した。

 帰りに藤七温泉に立ち寄った。大自然の中の露天風呂。誰もいなく貸し切り状態だった。(一人いた)雨に打たれながらだったが、気持ちよく幸せな時間だった。いい山にいい温泉、大満足な山行だった。 

屋外, 座る, 電車, 少し が含まれている画像 自動的に生成された説明

丘の上にある山

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テント泊講習②笠取山    6月17日(土)~18日(日)  晴れ 

<参加者> 7名

<コースタイム> 

Day1:作場平10:30→笠取小屋12:30テント設営14:00→笠取山14:30→水干15:30→笠取小屋16:00

Day 2:笠取小屋7:00→作場平8:30

Day 1:上永谷と新横浜の2カ所に集合し、分乗して登山口の作場峠を目指した。天気の良い週末だったため、高速道路は大渋滞。到着時間が心配だったが、ほぼ予定通りに登山口の作場平に到着できた。準備して早速出発。爽やかな風が吹き抜ける川沿いの登山道だったが、テント装備を担いでの登りは厳しい。1時間40分程度で宿泊予定の笠取山テント場に到着した。すぐにテントを設営し、各自昼食をとる。その後、笠取山を目指し歩き出す。アタックザックだけ背負うとこんなに身体が軽いのかと改めて驚く。1時間ほどで、急登で有名な笠取山直下に着くが、写真では伝わらない急登で不安になる。各自のペースで登るよう指示が出て、歩きだしてみると距離が短いため10分程度で登れたようだ。山頂はお約束の富士山ドーン! 前回のテント泊講習で登った大菩薩嶺も綺麗に見えた。その後、水干で多摩川に流れ込む1滴目を見つめてから、笠取小屋に戻った。ビール片手に夕食の用意をし、暗くなるまで山のこと、装備のことなど話題は尽きなかった。

Day 2:翌日は大渋滞が予想されたので、予定していた鶏冠山に登るのは諦め帰途についた。あっという間に談合坂SAに到着。あれほど空いている談合坂は見たことがない。その後も順調に帰宅することができた。梅雨真っただ中にもかかわらずすっきりと晴れ、夏山登山のような2日間だった。3回目のテント泊講習も楽しみだ。

鷹巣山          6月18日(日) 晴れ

<参加者> 6名

<コースタイム> 畑宿(9:15)→ 飛竜の滝(10:00)→ 鷹巣山(11:30)→浅間山(12:15)→ 千条ノ滝(13:15)→ 小涌谷(13:30) 

 梅雨の晴れ間。箱根湯本駅から畑宿まではバスで移動。寄せ木細工工房や旧街道を思わせる箱根らしい街並みの横から山行開始。滝の水音と涼やかな風を感じながらの心地よいハイキングが続き、飛竜の滝に到着。迫力とマイナスイオンに包まれる涼しさに感動。途中で沢蟹も現れ、可愛らしい。おしゃべりも弾み、鷹巣山に到着。ここは城跡とのこと。小休憩の後、浅間山や繊細で美しい千条の滝を通って、小涌谷へ下山。おいしい台湾料理(ルーロー飯、ジーロー飯、台湾ティー)をいただきました。帰路は箱根登山鉄道で箱根湯本へ。車窓の紫陽花と、登山鉄道ならではのスイッチバック走行を楽しみました。CLの丁寧なリード、SLの優しい見守り、参加メンバーみなさんの朗らかさのおかげで、充実した楽しい山行でした。ありがとうございました。    

水の中にある滝

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硫黄岳~赤岳      6月26日(月)~27日(火)  曇~雨~晴

<参加者> 6名

<コースタイム> 

Day 1:小淵沢9:00→<タクシー>→桜平10:05→オーレン小屋11:25(昼食)→硫黄岳13:30→硫黄岳山荘14:15

Day 2:硫黄岳山荘5:30→横岳奥の院6:20→赤岳9:00→行者小屋10:30→赤岳鉱泉11:15→美濃戸口14:20→<タクシー>→小淵沢14:45

Day 1:小淵沢駅に集合し、ジャンボタクシーで登山口の桜平へ。八ヶ岳特有の苔むした登山道を歩き出す。今回は植物観察も目的のひとつで、さっそくオサバグサ、ミツバオーレンに出会えた。オーレン小屋を過ぎ、森林限界を超えると植生は変化する。ツガザクラ、イワウメ、キバ ナシャクナゲ、コイワカガミとCLの説明を聞きながら写真撮影に忙しい。急登を登ると硫黄岳山頂に到着。赤岳をバックに集合写真の撮影後、ウルップソウ、コマクサの群生地にある硫黄岳山荘に向かう。山荘の周りは高山植物園になっていて、ウルップソウ、コマクサはもちろんオヤマノエンドウ、ハクサンイチゲ、クロユリ、ヤツガタケキスミレなどが見られた。明日は、チョウノスケソウや、今回の最大の目玉ツクモグサが見られそうと期待が膨らむが、鎖とハシゴが連続する岩場の縦走路を歩ききれるか複雑な気持ちだった。

Day 2:朝4時に起床すると雨音が聞こえる。ハードな縦走路を雨風の中歩くことになった。出発してすぐにチョウノスケソウ、オヤマノエンドウの群生があり、励ましてくれているよう。横岳周辺からは登山道は厳しさを増し、鎖とハシゴが連続する。そんな中、CLはツクモグサをずっと探してくださっていた。石尊峰の手前で崖に咲いていたツクモグサをついに発見。みんなで大喜びして覗き込み、写真を撮った(強風に煽られて、いい写真はとれず残念)。すれ違う他の登山者からツクモグサについて聞かれることが多く、丁寧にお伝えしていた。その後、大きく下って登り返す鎖場を強風に煽られながら進み、赤岳展望荘までたどり着く。赤岳直下の急登は壁のようだったが、CLの足の置き場を追いながら一歩ずつ前に進む。9:00に赤岳登頂!

みなさん、いい笑顔の写真が撮れた。このあと行者小屋から赤岳鉱泉を経由し、美濃戸口まで下山。タクシーで小淵沢まで戻った。

今回はスリリングなコースの中で高山植物を愛でるというテーマがあり、興味が尽きない山行でした。あんなに長い鎖場は初めてで、みなさんにたくさん助けていただいたので、どうにか歩き通すことができました。企画してくださったCLをはじめ、参加者のみなさん、どうもありがとうございました。                        

 

2023年5月_山行の感想

南アルプスの空を駆ける竜神雲

             

蛭ヶ岳 主脈コース        5月6日(土) 晴れ時々曇り

<参加者> (4名)

<コースタイム> 9:50(休憩含む)、距離25km
焼岳登山口7:40→焼山9:10→黍殻山10:10→黍殻山避難小屋10:30→姫次11:10昼食11:30→蛭ヶ岳12:45→丹沢山14:10→塔ノ岳15:10→大倉バス停17:30

丹沢「主脈」は、塔ノ岳から丹沢山、蛭ヶ岳を経て焼山に至る稜線を指し、「主稜」は蛭ヶ岳から檜洞丸、大室山、菰釣山、三国山と西へ伸びる尾根を指すそうです。
今回の主脈コース縦走は、「焼山登山口」から東海自然歩道を歩き、焼山、蛭ヶ岳、塔ノ岳を経て、大倉尾根で大倉バス停へと下山する全長約25km(標準CT11:45)のロングコースです。天気予報は、横浜が晴時々曇り、最高気温26℃、風速15m/s(54km/h)のかなり強い風が予報され、一方、mountain.forecast.com(山岳天気予報)の「蛭ヶ岳」の予報は、晴時々曇り、頂上付近の気温13℃前後で、風速40km/hと、強い風予報となっていました。(いずれにしても強風です)

登山口からは、樹林帯の穏やかな登りがつづき、強風予報でしたが、心地よい春の風を感じる程度で、焼山手前にかなりの急登はあったものの、気持ちよく「焼山」に到着しました。「焼山」の由来は、この地が将軍家の御猟場であり、草木が茂ると狩猟の妨げとなるとして毎年山焼きが行われていたことからだそうです。ここからはとても歩きやすい登山道が続き、「黍殻山(きびがらやま)」山頂を経て「黍殻山避難小屋」に到着。この小屋(トイレあり、水場なし)は、よく清掃されており、7-8人は宿泊できる大きさで、なぜか小屋の前に野球場レベルの広場がありました。さらに東海自然歩道を進み「姫次(ひめつぎ)」のベンチで昼食を済ませ、一旦下降して、いよいよ蛭ヶ岳への登りです。この辺りから気温が下がり、風が強く吹いている場所もありましたが、樹林帯の整備された登山道や山頂手前の木道階段(これがきつかった)を経て「蛭ヶ岳」に登頂しました。降雨はないが、残念ながら山頂付近はガスで覆われ、展望は次の機会へとなりました。この時点で時刻は13時前であり、日没(18:30)には大倉バス停へ到達可能と予想されました。大倉尾根下山のための体力温存につとめ、適宜、短い休憩を取りながら、気持ちのよい「蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳」の稜線を進み、大倉バス停には18時前には到着することができました。

一人ではきっと心が折れて達成できそうもない丹沢主脈コース日帰りを、仲間との会山行により完歩でき、この上ない達成感を味わうことができました。 CL、SLのおかげで、適切なペース配分により、日没に間に合うコースタイムで、怪我もなく、安全な山旅ができ、感謝です。 また、お約束の反省会も楽しませていただきました。

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御岳山(929m)~日ノ出山、御嶽神社    5月13日(土) 小雨のち曇

<参加者> (6名)

<コースタイム> 3時間 <コース> 御岳山駅9:50 →御岳ビジターセンター→ 御岳神代ケヤキ →御岳山・御嶽神社10:30-11:00 → 日ノ出山12:00-12:20(昼食) → <旧道(御嶽山参道)> →つるつる温泉14:00-15:00

天然記念物の神代ケヤキを眺め、古墳時代に創建された関東一の霊場・武蔵御嶽神社を巡り、御岳山から日ノ出山への縦走を楽しむ。

* 武蔵御嶽神社:崇神天皇(第10代天皇)の時代(古墳時代)に創建されたと言われる。日本武尊の従者である狼(山犬)を守り神として祀る狼信仰の神社、古くから霊山として信仰。

* 御岳神代ケヤキ:樹高30m・幹回り8.2mの巨木、日本武尊が東征の際に植えたとの伝説、国指定の天然記念物。

* 日ノ出山:青梅市と日ノ出町にまたがる標高902mの山、東側は開けており、晴れていれば関東平野を遠くまで見晴らす景色を楽しめる。小広い頂上には東屋がある。

* つるつる温泉:地下1500mから汲み上げるアルカリ性単純泉(PH10)、アルカリ成分が高く肌がつるつるになる美人の湯。

 早朝のJR御嶽駅は今にも本降りになりそうな空模様、土曜日なのに雨予報のせいか登山客が少ない。9時10分に予定通りバスに乗り、ケーブル駅に到着。勾配22度831mを6分で御岳山駅に到着、楽ちん山行を楽しむ。

ビジターセンターに立ち寄り、御岳山・御嶽神社に関する知識を取り入れ、神社下に到着。

御嶽神社を守るかの様な樹齢千年の天然記念物・御岳神代ケヤキを見上げ、千年前にこの木を植えた日本武尊に思いを馳せる。御嶽神社は崇神天皇(第10代天皇)の古墳時代に創建されたと言われる。日本武尊の従者である狼(山犬)を守り神として祀る狼信仰の神社で古くから霊山として信仰されている。この辺りから雨はほぼ止み、涼しさの中で日ノ出山迄の快適な登山が続く。

頂上はガスが掛かり、視界はほぼゼロ、残念。軽食後、早々につるつる温泉に向け下山、14時に到着。お湯はPH10の驚異のアルカリ性、肌がつるつるの一過性の美人湯を楽しむ。

次回は日ノ出山からの雄大な景色も味わいたいですね。皆さんお疲れ様でした。

D:\横浜ハイキングクラブ\YHC2023年 山行計画書\230513 「御岳山・日ノ出山」写真\御岳山・日ノ出山写真、感想文用\4. 日ノ出山頂上にてP1100693.JPG D:\横浜ハイキングクラブ\YHC2023年 山行計画書\230513 「御岳山・日ノ出山」写真\御岳山・日ノ出山写真、感想文用\1. 樹齢千年の神代ケヤキ P1100673-1.jpg

三浦アルプス・講習山行       5月20日(土) 小雨曇り晴れ

<参加者> (6名)

<コースタイム> 08:08京急逗子葉山駅⇒08:11「講習」08:40長柄交差点~09:02森戸川林道入口~支流バリエーション~10:46(休憩)11:03上二子山~11:30「講習」13:30南郷公園東屋~14:27長柄交差点~14:59京急逗子葉山駅

午前中には雨も止むとの予報。上二子山を過ぎたあたりから上がりだし、その後は曇りから晴れに変わりました。講習山行内容、以下の画像でご確認ください。

長柄バス停教室「靴紐の結び方」「コンパスワーク」

人, 建物, 屋外, 子供 が含まれている画像

自動的に生成された説明

登山道崩壊地出現

屋外, 岩, 凧, カラフル が含まれている画像 自動的に生成された説明

渡渉バリエーション分岐で確認

屋外, 子供, 立つ, 少年 が含まれている画像

自動的に生成された説明

東屋教室「水分補給と行動食」「ファーストエイド」リスク・マネジメント

:「気象」「落雷」「危険生物(ハチ・虫)」

草, 屋外, 子供, 座る が含まれている画像

自動的に生成された説明

矢倉岳             5月20日(土) 晴れ

<参加者> (6名)

<コースタイム>新松田8:40→矢倉BS9:17→矢倉岳登山口9:24

→矢倉岳11:10→足柄万葉公園12:50→足柄城址14:20→

地蔵堂BS15:01(臨時)→関本15:25

バス停からしばらく歩くと、登山口手前には広大な茶畑が。今は機械摘みなんだね。登山道は整備されていてとても歩きやすい。

草の上に座っている子供たち

中程度の精度で自動的に生成された説明早朝まで降っていた雨のせいか、歩き始めは湿気が気になったが、途中からは風も吹いて新緑の中を心地よく歩くことができた。

山頂は広々としていて、晴れていれば富士山も臨める。

下山は万葉公園を過ぎた辺りから足柄古道を行く。1時間くらいで地蔵堂バス停へ。近くの万葉うどんで冷たいうどんを食べてお腹も心も満たされた。ゆっくり、のんびりな山行でした。

テント泊講習①大菩薩嶺(上日川峠キャンプ場)

5月20日(土)~21日(日) 曇 時々晴れ

<参加者> (9名)

<コースタイム> 上日川峠(5:35)→福ちゃん荘(6:00)→

雷岩(6:55)→大菩薩嶺(7:10)→賽ノ河原(7:50)→

大菩薩峠(8:25)→富士見山荘(9:10)→上日川峠(9:45)

週末は雨天が続くこの頃、不安だった天気予報も甲斐大和駅に遅い集合で天気も回復傾向。

13時50分発のバスは貸し切り状態、揺られること40分上日川峠に到着、隊長の指示でテント設営、隊員の皆さんとっても機敏な動きであっという間に完成。明日の晴天を願ってお神酒(麦酒)をたしなむ…夕食はそれぞれ豊かな個性を発揮…話しも尽きることなく各自就寝も…深夜に叫び声(雄叫び) ~なんだろう? よそのグループの寝言? クマの襲来? 鬼の襲撃? ゾンビ?

真相は掴めないまま朝を迎えて(完全に寝不足だ~)簡単に朝食を口に大菩薩嶺へと出発。

歩き始めは霧雨からの小雨に…9人の願いを一つにして「雨雲よされ」を3度懇願すると…なんと雲は切れ~合間から富士山出現、なんとも神々しい景色に感謝・感激・雨降るな!

上日川峠に戻ってテント撤収時に、隊長からテント泊装備のパッケージ講習会を開催頂き  (なんでこんなにコンパクトになるの?)、サブザックの中身で雨具、行動食、日焼け止め等、身をもって勉強になりました。次回に活かします。

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丹沢主稜縦走(檜洞丸―臼ヶ岳―蛭ヶ岳―丹沢山―塔ノ岳)

5月21日(日)  曇り−霧

<参加者> (3名)

<コースタイム> 西丹沢ツツジ新道入り口7:50→檜洞丸10:00

→蛭ヶ岳13:15→丹沢山14:35→塔ノ岳15:45→堀山16:50→大倉18:00

YHC会山行中でも1、2を争うロングコースである丹沢主稜日帰りコース、かなりハードそうなイメージがあり、興味はあったが参加したことがなかった。しかし、夏山縦走の予定があり、トレーニングのため、と思い切って申し込んだ。新松田駅7:00に集合し、タクシーで西丹沢のツツジ新道入り口まで行き登山開始。SLの素晴らしいスピードに引っ張られ、ひたすら歩き続ける。新緑を背景に霧の中、ほぼ満開に咲き乱れるシロヤシオとトウゴクミツバツツジの織りなす幻想的な景色と、ウグイス、ホトトギス、ミソサザイ、ヤマガラなどの山鳥が奏でるオーケストラに励まされながら登り下りを繰り返す。

序盤は、これこそツツジ新道の名にふさわしい絶景だ、素晴らしい!と景色や鳥の囀りを楽しむ余裕があったが、徐々に疲労が蓄積し、楽なはずの下りでも、長く続くと厳しい登りが想起され素直に喜べず、上りが続くと、足が前に出ない、うわー太もも攣りそうーとなり、やっと辿りついた絶景ポイントも霧のため眺望は望めず、徐々に、あーもう無理―と心が折れそうになった。しかし、弱音を吐くと自分に負けた気がする、終わらぬ山行はない、いつかゴールに辿り着くはず。微風の心地よさを励みに、下山後のビールを想像し、がんばれ自分、と気合を入れて必死についていき、想定より早い時間に大倉に辿り着くことができた。歩き通したことで精神的にも体力的にも少し成長した気がする(少し大袈裟です)。

CL曰く、今回はかなりペースが早目で大変だったけれど、参加者に合わせてペースも休憩時間も調整する、とのこと。今後もこのコースの会山行、何らかの形で続ける予定らしいので、もし、興味はあるけれど自信がない、と参加を躊躇している会員がいるなら、自分のレベルを知るためにも、レベルアップを図るためにもぜひ挑戦することを勧めたい。共に歩き、様々な話題を提供してくれた

CL・SLのお二方に深く感謝します。

屋外, 人, 男, 立つ が含まれている画像

自動的に生成された説明

花が咲いている木

自動的に生成された説明 紫の花が咲いている木

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檜洞丸(1601m)          5月27日(土)  晴れ

<参加者> (7名)

<コースタイム> 西丹沢ビジターセンター8:30⇒展望園地10:32/45⇒檜洞丸12:04(食事・お茶タイム)13:10⇒小笄(ここうげ)14:28⇒犬越路15:24/40⇒ビジターセンター16:57

5月末となっていつもなら盛のシロヤシオ、温暖化で開花時期の早まりを心配していましたが、山頂付近でしっかりと見ることができ一安心です。山頂から犬越路までは鎖場もあり変化に富んだコースですが、女性新会員3人も最初はやや戸惑いながらも、要領を得たのかその後は難なく通過できました。前日の天気予報では相当に暑いとのことでしたが山の上は適度に風もあり気持ちよく山行ができました。

屋外, 草, 人, 工場 が含まれている画像

自動的に生成された説明

紫の花が咲いている木

自動的に生成された説明

棒の折山 5月27日(土)晴れ

<参加者> (5名)

<コースタイム> さわらびの湯バス停9:24→白谷沢登山口9:50→権次入峠11:45→棒の折山(棒の峯)12:00~12:30→龍泉寺登山口14:30

屋外, 人, 民衆, グループ が含まれている画像

自動的に生成された説明 森の中の岩

自動的に生成された説明  棒の折山は2回目だったが、こんなに沢や岩が多かったかなと感じるほど、何回も沢を渡ったり岩を登ったりで、変化に富み楽しかった。このちょっとしたスリル感と静寂な雰囲気が若者に人気があるようで、若者のグループがとても多く見られた。途中の巨大な岩茸石、今回は上まで登ってみた。前から見るとまっすぐで絶壁のようだが、後ろに回ると足場のある岩なので登ることができた。急坂の後、やっと頂上へ到着。とても混んでいて、お昼を食べ30分ばかり経っても一向に人の減る気配はなかった。そして下りはやたら根っこの多い道ばかりで疲れは出てくるし神経を使った。リーダー他参加者の皆様、楽しい山行をありがとうございました。

小楢山と乙女高原          5月28日(日)晴時々曇り

<参加者> (8名)

<コースタイム> 登山口9:14→的石10:06→小楢山10:23~10:50→登山口11:57→乙女高原ロッジ、昼食12:10~12:40→乙女高原散策12:50~14:05→駐車場

車2台に便乗し、中央道の勝沼インターに向かった。6:45分海老名出発ということもあり、今日は渋滞もなく通過することが出来た。その後街中を通過し小楢山の駐車場に向かった。

気温は標高が1500mあり、心地よい風が吹いていた。駐車場からは1時間程度で頂上(1713m)に登った。山梨百名山の一つであり富士山を仰ぐ景色は素晴らしかった。途中、レンゲツツジが山道の横に咲いていて、山行を楽しくさせてくれた。その後、乙女高原に移動し昼食を取り、周辺を散策した。サブリーダーの話では、以前は道路側の部分にレンゲツツジが咲いていたとのことであったが、まだ若干早かった様で、山の下側に咲いていた。また小川が高原の中に流れていて、その周辺には谷内坊主、九輪草等のユニークな花も見られた。

雨季が近づいているこの時期であるが、晴れ間に山梨まで山行できたことは良かったと思っている。

花が咲いている

自動的に生成された説明 草の上に立つ人々

自動的に生成された説明

花が咲いている植物

自動的に生成された説明

丹沢クリーンハイク           5月28日(日) 晴れ

<参加者> (4名)

<コースタイム> 大倉8:50 → 堀山の家着11:53 (昼食) 12:24発 → 大倉14:46

『丹沢に年に一度は恩返し』の標語の下、神奈川県勤労者山岳連盟主催の第44回クリーンハイクに参加した。受付をして、緑の旗をザックに装着し、トングとゴミ袋を持って出発した。ゴミを探しながら歩いていると、「ありがとうございます」と声をかけられたり、「クリーンハイクを実施しています」と呼びかけをしたり、和やかな山歩きであった。途中の見晴らし茶屋ではコーヒーが振る舞われて、参加者同士の会話が弾んだ。約100名の参加で、可燃ごみと不燃ごみの分別収集を行った。しかしながら、ゴミが少ないがゆえに、清掃登山を通して登山者に自然保護を訴えることには、分かりにくさがあったように思う。今後は、どのように自然保護活動を共有・普及していくのかが課題であると感じた。

畔が丸~菰釣山 5月28日(日)~29日(月) 曇のち霧雨

<参加者> (2名)

<コースタイム> 1日目 西丹沢ビジターセンター(9:08)→畔が丸(12:02)→モノクボ沢ノ頭(12:52)→大界木山(12:31)→城が尾山(14:13)→中の丸(14:37)→ブナ沢ノ頭(15:10)→水場(沢あり往復約40分)→菰釣山避難小屋(16:36)

2日目 菰釣山避難小屋(7:23)→菰釣山(7:45)→ブナの丸(7:59)→石保土山(9:43)→大棚ノ頭(10:13)→富士岬平(10:54)→高指山(11:30)→石割の湯(12:19)

【1日目】新松田駅に7時30分集合。会山行であるが、参加者は自分とKさんのみ。バス待ちの登山客も例年に比べて少なく、臨時便はなし。更に畔が丸に向かう登山客はとても少ない。天候は曇りであったが、畔が丸は風情があって雨でも楽しめる山である。

この日もブナの森や沢を眺めつつ楽しみながら歩いた。本格的な山行は久しぶりで下りのペースが上がらない。しかし何とか歩き通すことができた。対して南アルプスで1日14時間を歩き通したKさんは絶好調で、畔が丸~菰釣山まではアップダウンが続くも足取りが軽い軽い。

さて15時頃ブナ沢ノ頭に到着。本日最大のイベントである水場(沢)に水を汲みに行った。20分ほど道志に向かう登山道を下ると沢があり、水が豊富に湧き出ている。ここで1人3リットルの水を汲んでほっとした。夜は避難小屋でキムチ鍋を楽しんだ。この日の宿泊者は我々だけであり、気兼ねなくゆっくり過ごすことが出来た。

森の中の家

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【2日目】朝から雨の予報であったが、霧が濃いのみで雨に降られずに済んだ。7時過ぎに避難小屋を出発。石割の湯を目指すが、細かいアップダウンが続き、累積標高差は2日間で登り2000mを超えた。地味ながらなかなかハードな山である。畔が丸から先は誰とも出会わず、甲相国境尾根は本当に静かな縦走路であった。富士山が見えず残念ではあったが、ブナの森の美しさは西丹沢ならではと思う。11時に富士岬平到着。私は足を休めることにし、休憩している間にKさんは高指山を1人ピストンする。往復30分弱で戻って来られ、速いペースである。かくして2日間に渡る山行を無事に終えることが出来、最後は石割の湯で汗を流して打ち上げをした。

2023年3月_山行の感想

 

                        

GWの尾瀬ヶ原@至仏山 

西吾妻山スノーシュー      3月4日(土)~5日(日)快晴

<参加者> 15名

<コースタイム>3台の乗用車にて、裏磐梯ペンションへ

翌日、グランデコスノースキーリゾート ゴンドラで山頂駅へ1390mよりスタート9:25―西大巓11:08―西吾妻避難小屋11:57( 昼食)12:17―西吾妻山12:23~38―西大巓13:19―ゴンドラ山頂駅14:30

ゴンドラ乗り場では、スノーシュー持参の人が多数並んでいました。山頂駅からつららがきらきら輝いている樹林帯の中を登って高度を上げていき、西大巓1982m付近では、等身大くらい、隣の西吾妻山2035mまでいくと、3mくらいのモンスターが私たちを出迎えてくれました。雲ひとつないなだらかな頂上からは、飯豊山、鳥海山、月山、日本海まで見えました。雪崩などを考慮し、ピストンでゴンドラ駅まで戻り、無事下山となりました。Bigなモンスターにも会え、絶景を見られたことを幸運に思います。

CL,SL, 講師のIさん、会計・運転をしてくださった皆様がた、感謝いたします。

十国峠               3月11日(土)晴れ

<参加者> 16名

<コースタイム>熱海駅→伊豆箱根バス(9:18)→十国峠登山口(9:56)  ケーブルカー乗車 十国峠頂上(10:20―10:44)→岩戸山(11:30)(昼食12:00~12:30)→こごめの湯(14:15 反省会)→湯河原駅(15:45)

バスとケーブルカーで頂上へ到着する超ゆるいハイキング。当日は晴れて、富士山もバッチリ。熱海や真鶴半島など360度見える素敵な場所でした。岩戸山から湯河原までもそれほど急な場所もなく、下れました。こごめの湯は町営ですが、広くていい湯でした。皆さん、「なんか旅行に来たみたい」と楽しんでもらえたようで、良い山行でした。

初めてのCLでしたが、皆さんに助けてもらい、無事に山行を終わることができました。ありがとうございました。

仏頂山・雨巻山            3月11日(土)  晴れ

<参加者> 5名

<コースタイム> 笠間駅9:17/30→タクシー→楞厳寺登山口(110m)9:55⇒仏頂山(430m)10:50/55⇒奈良駄峠先昼食休憩20分⇒高峯(519m)12:40/50⇒深沢峠13:17⇒雨巻山(533m)14:40/15:00⇒門毛(90m)16:00→タクシー→岩瀬駅16:30

登山口の楞嚴寺

関東平野遠望

森の中に立っている人たち

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山頂での記念撮影(仏頂山)

山の景色

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茨城県中央、栃木県との県境をなす里山の稜線歩きです。写真にあるとおり筑波山や関東平野・霞ヶ浦を望みながら穏やかな早春の日、のんびりと歩くいい山旅でした。

御前山・九鬼山           3月12日(日)  晴れ

<参加者> 5名

<コースタイム> 大月駅8:15→9:10菊花山→10:00沢井沢ノ頭→10:20御前山10:40→11:00沢井沢ノ頭→11:20馬立山→11:55札金峠→12:30紺屋の休場(昼食)12:50→13:20九鬼山13:30→(杉山新道)→14:50禾生駅(富士急行線)

秀麗富嶽十二景にも選ばれている御前山と九鬼山に行って来ました。寒くもなく暑くもなく山行には最高の日でした。

霞んではいましたが富士山もキレイに見えました。途中、黄色の可憐な花が咲いていましたが名前が分からず残念。土の中から2匹のトカゲも顔を出しすっかり春ですね。

急な坂もありましたが砂地や落ち葉を踏みしめ、歩きやすかったです。私にとっては久しぶりの会山行でしたが、気持ちよく山歩きができ、面白い話も聞けてとても楽しかったです。

 大山~弘法山           3月19日(日)  曇り~晴れ

<参加者> 10名

<コースタイム> 秦野駅ー<バス>ーヤビツ峠8時30分…大山9時50分~10時…蓑毛越11時20分(昼食)~11時45分…高取山12時55分~13時5分…弘法山14時40分…権現山15時10分~15時25分…秦野駅16時5分

登りはヤビツ峠―大山までは皆でおしゃべりしながら歩き、あっという間に頂上へ。あいにく雨で富士山は雲の中でしたが相模湾が光っており綺麗でした。

下りは大山―弘法山―秦野駅まで17キロのロングコースでしたが、風景、会話を楽しみながら歩けました。途中、藪椿、やまぶき、山桜の花が鮮やかで目にしみました。最後は弘法山公園を通りました、今年は暖かく桜の開花も早かったせいかもう満開に近い木もありお花見🌸もできました。ロングコースの下りに、年で膝が悲鳴をあげていましたが、早春の気持ちのいい山行でした。

秦野駅前での反省会でお試しの方も参加し、是非入会したいと言ってくれ良かったです。

南高尾山稜(大垂水峠~草戸山)    3月19日(日)  晴れ

<参加者> 5名

<コースタイム> 大垂水バス停10:40→中沢峠→西山峠→三沢峠→草戸峠→京王高尾駅分岐→京王高尾山口駅16:00

朝ちょっと集合時にバタバタしましたが、概ね予定時間に出発!

登山口はかなり狭いので、見逃さないよう(以前見逃してしまったとか)注意しながら、気持ちの良い陽気のなかコースを進んでいきました。途中、富士山が眺めるスポットでは、あいにく雲がかかっていて、この日は見えませんでしたが、ちょっと先へ進むと、直接フクロウが彫刻されている切り株がありました。(誰が掘ったのでしょう?)

とてもよいハイキング日和で楽しい山行となりましたが、もう少しで桜が満開になり一層きれいな景色が楽しめそうなコースでした。

八王子城跡・北高尾 3月19日(日) 快晴

<参加者> 5名

<コースタイム>8:15八王子城バス停⇒8:45城山⇒9:30天守閣跡⇒10:50狐塚峠⇒11:50大嵐山(ランチ)⇒13:20堂所山⇒13:50明王峠⇒15:45相模湖駅

お天気は快晴で絶好の山日和。前日の雨で道の様子を心配していたが、特にぬかるんでもいなく、歩きやすい道。

まずは八王子城跡。城山下に案内所があるが、朝早すぎてまだしまっている。本当はここで「縄張り」(城のレイアウト図)を確認してから登るとより面白いのだが、それはまた次回。お城まではかなり険しい道。攻めるのが大変そうである。

八王子城は、小田原の後北条氏の重要な支城で、武田勢などの南進を見張っていたが、最後は1590年、秀吉の小田原攻めの際に落城。その際に女性を含めて多くの小田原方が自殺をした悲劇の日本百名城である。建物は何も残ってはいないのだが、歩いてみると、尾根沿いにかなり大きい城であるとわかる。Fさんと私で解説だが、さすが元先生、Fさんのほうが圧倒的にうまい。

その後、北高尾山稜ということで、山を登ったり下ったりをえんえんと繰り返す。良いトレーニングである。見晴らしはあまりよくないが、気持ちよく歩ける道である。お試しのAさんも割と新しい会員のTさんも足が速く、ペースがとてもいい。

大嵐山でランチ後、今回の最高峰である堂所山へ。あとは明王峠を経てひたすら降りるだけである。累積標高差は登り1215m、下り1260mだったので、檜洞丸などと同じくらいなのかなと思った。標高自体は低い山稜なので、もう少し気温が上がると苦しいかもしれないが、この日はよい塩梅の気温だった。とても楽しい山行だった。

2023年2月_山行の感想

            七面山から望む朝焼けの富士

 

陣馬山~高尾山   2月4日(土)  曇り時々晴れ

<参加者> 7名

<コースタイム> 高尾駅7:20集合→陣馬高原下バス停(8:10)→陣馬新道登山口(8:30)→陣馬山(9:30)→景信山(11:40)→城山(13:00)高尾山(14:00)→高尾山口駅(15:30)

 お馴染みの山々である。それぞれにはこれまでにも登ってきたが、これだけの距離をこの山系で歩いたのは初めてだった。最初の陣馬山への登りと、最後の高尾山への意外に長く続く階段以外は、なだらかで歩きやすい道だった。さすがに観光の山だけあって、若者が多く、いったい何組のグループに先をゆずったことか。景信山では、餅つき山行中止のために来られなかった餅つき専用スペースでお昼をとった。高尾山からの下りは予定していた稲荷山コースが通行止めとなっていたため、5号路から下山した。

(余談ながら、帰路は八王子で海賊の船に乗り、海路をとった)

屋外, 人, 立つ, 民衆 が含まれている画像

自動的に生成された説明   建物の前に立っている子供たち

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入笠山スノートレッキング 2月8日(水) 晴れ 

<参加者> 6名

<コースタイム> 富士見パノラマスキー場 ロープウェイ山頂駅(10:20)→入笠湿原(10:45)→山頂(11:20)→入笠湿原(12:45)→ロープウェイ山頂駅(13:10)

 1週間前は雪予報でしたが、2日前には晴れに変わり行けることになりました!晴れ女、晴れ男のおかげです♪

当日は二俣川駅6:40集合で、Sさんの車にて、中央高速から見える南アルプス、八ヶ岳を説明していただきワクワクしながら、一路富士見パノラマスキー場へ。9:20到着し準備。ロープウェイ山麓駅で私含め初スノーシューの二人がレンタルスノーシュー+ストック(2000円)を借りて、ロープウェイで山頂駅へ。山頂駅は-3℃との表示。山頂駅からは八ヶ岳から蓼科山までくっきりと見えました。

山頂駅から入笠山山頂まで60分、林の中を進んでいきました。8年前に夏に来た景色とは違う銀世界を楽しみながら登っていきました。初心者に優しいコースということで、安心して山頂までいけました。山頂からは、八ヶ岳や諏訪湖、中央アルプスなどが見え、風もそれほど強くなく、大満足でした。下りでは、林の中の踏み跡のないところをザクザク歩いて、スノーシューの醍醐味を味わえました。スノーシューではおにぎりはNGとのことでしたが、お天気が良ければ山頂でも十分食べられることがわかったり、お湯を持ってくればスープが飲めると知ったり、次の山行の参考に(!)しようと思います。

 CL、SLに前後を守られNさんに山のガイドをしていただき、安心して初スノーシューを楽しむことができました。そして往復の運転をして頂いたSさん、本当にありがとうございました! 

雪の上でジャンプしている人 中程度の精度で自動的に生成された説明

屋外, 人, 民衆, 立つ が含まれている画像

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三増古戦場・三増峠          2月11日(土) 晴れ

<参加者> 18名

<コースタイム>中里遊園地着9:35→三増古戦場めぐり約2時間、浅利神社・三増合戦碑・首塚・八幡社・信玄旗立松13:00→昼食13:40→志田峠、 韮尾根バス停14:00

前日に雪が降ったため、コースを一部変更し三増古戦場のハイライト部分をまわった。

本厚木からのバスは愛川町の三増に向かった、途中から周囲は銀世界に変わっていった。この場所は17世紀、武田勢と北条勢各2万の兵士が戦った場所で、戦闘場所、首塚、武田信玄の陣地等を4時間かけて歩いた。

今回のように登山ではなく歴史の場所である裾野を歩くのも冬の時期、良い企画であると思った。最近、市町村もそれらの保護、説明に力を入れており、山に行った時、目に入る機会が多くなってきている。今後の山行に違った形としてこのような企画も期待したい。

スキー場にいる人たち

自動的に生成された説明 草の上にいる人たち

中程度の精度で自動的に生成された説明 雪の積もった森の中の道を歩く人々

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阿部倉山二子山     2月18日(土)  晴れ 

<参加者> 3名

<コースタイム> 東逗子8:20ー阿部倉山登山口11:15-上二子山12:50-東逗子駅15:00

いい天気でよかった、Sさん、Fさん来てくれてありがとうございました♪

森の中に立っている男性

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達磨山~金冠山     2月18日(土) 晴れ

<参加者> 18名

<コースタイム> 修善寺駅(8:10)→大曲茶屋バス亭(9:00)→船原峠(9:40)

太平洋展望台(10:35)→古希山(11:10)→達磨山(11:45)

→戸田峠(13:15)→金冠山(13:55)→だるま山レストハウス(14:15)

修善寺駅に早い集合、晴天で暖かい陽気も先日の雪が残っていて悪路のところあり。

スタートは車道歩きのロングコースで達磨山までの穏やかな起伏が丁度いい。

しかしながら、修善寺駅でトイレを済ましておかないと、だるま山高原レストハウスまで

ないので注意が必要。※反省会は駅前に多様にお店があり。

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 根子岳スノーシュー講習山行  2月19日(日) 小雨後曇り 

<参加者> 9名

<コースタイム> 菅平高原日本ダボススキー場リフト降り場(10:00→根子岳(12:00)→避難小屋昼食(13:00)→リフト降り場(13:30)→駐車場(14:00)→ペンションラーチ(14:30)

当日は雨、という予報の中、海老名と東神奈川から私有車2台で出発し暗くなったころペンションラーチに到着した。到着早々、信州割と上田市の旅行者支援をスマホで行うための手続きに約40分もかかり、全員が疲労困憊してしまった。事前に寒い寒いと聞かされていたペンションであったがそれほどでもなく一安心できた。他にはモンベル長野のスノーシュー講習の5人が泊まっていた。深夜になると予報通りの大雨となった。2月の菅平で夜に雨が降るという事態に天気予報の正確さを痛感させられた。

翌日は天気の回復を待って9時ごろリフト乗り場まで送迎してもらって出発した。雨はやんでいたがガスがかかり眺望は前半だけであった。ゆるやかな登りが続くが頂上近くまで圧雪車の跡があった。また、約20メートルごとに竹の棒が打たれてコースを示していたので根子岳の肩までは間違えることはない。頂上に近づくと風とガスが強まり気温も-2度に低下した。根子岳の頂上はガスのため眺望はなく風も強いので早々に下山を開始した。昼食を予定していた避難小屋は閉まっていて使えなかった。夜に降った雨のためか雪は重く圧雪となっていたのでスノーシューの楽しみが半減してしまったのが残念だった。肩まであった圧雪はスノーモービルスキーのコースで1回4000円とのことだった。

ペンションラーチに戻って着替えをして宿の前で解散式をした。これですべて無事に終わったと思っていたらお土産物屋で大事件が発生した。CLがまだ使っていなかったはずの信州割でお土産を買おうとしたら、なんと使用済みになっていて0円と表示されたのだ。スマホを使った旅行支援侮れず。

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奥日光庵滝氷瀑スノートレッキング 2月22日(水) 快晴

<参加者> 8名

<コースタイム> 赤沼バス停(10:10)> 小田代歩道 > 弓張峠(11:30)> 庵滝(12:40)> 弓張峠(13:40)> 戦場ヶ原 > 赤沼バス停(15:50)

雲ひとつない青空、平日で人の姿もまれな真っ白な雪原、葉を落とした木々の間から差し込む陽、スノーシューやチェーンスパイクなど思い思いの装具をつけて歩き出すと、思わず子供のようにキャッホーとはしゃぐ声が何度も静かな雪の林に響きます。

白根山や女峰山の雪をかぶった頂きを遠望しながら小田代ヶ原の平坦な道から弓張峠に上がりトレースに従って徐々に谷を詰めていくと庵滝の氷瀑が現れます。碧味を帯びた氷柱が幾重にも重なり美しい姿を見せています。思い思いに写真を撮ってから、戦場ヶ原に下るとでっかい男体山が青空にすっくと立っていました。雲龍渓谷氷瀑に次ぎ、人気急上昇中の庵滝氷瀑です。皆様も機会があれば是非行ってみて下さい。   

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2023年1月_山行の感想

 

                        

                                                白駒池 高見石

丹沢三峰山                12月25日(日) 快晴

<参加者> (8名)

<コースタイム> 本厚木駅6:40~三叉路バス停7:50~高畑山9:25~本間の頭11:30~

丹沢山13:30~塔ノ岳14:50~大倉バス停17:25

宮ケ瀬ダムの西側から登ります。天気:快晴、時間:9時間30分、歩行距離:約20km?です。

丹沢三峰山といいますが頂上は5個あり、御殿森ノ頭653m、高畑山766m、松小屋ノ頭903m、本間の頭1344.9m、丹沢山1567mです。丹沢三峰山という山はありません。

急登も鎖場もなくサクサク登って行きます、あっという間に次は丹沢山です、看板に丹沢山4kmの看板を見付け1時間位かなと思いながら進むと丹沢山2kmとなりもうちょっとと思い、次の看板を見ると丹沢山2.1kmと増えています。不思議な気分になってしまいました、我々は時空の歪に陥ってしまったのでしょうか?SF映画を見ているような感じです。推測ですが、今まで見ていた看板は丹沢山山頂への登山道入口までの距離で、今回見たのは登山道入口(丹沢山2.1km看板地点)から丹沢山頂の距離と思われます。

気を取り直して登ります、途中積雪ありですが、アイゼン使用しませんでした。

丹沢山頂に着きました、思っていたより暖かいです。昼寝したいくらいです。展望が素晴らしいです。360°のパノラマです、海岸線が180°見えます。空気の湿度が低いせいか霞がなくはっきり見えます、富士山も見えます、景色を見るなら秋冬がいいですね。

先導者コースタイムピッタリ流石です。大倉バス停17:25真っ暗ヘッドライト使用でした。

山の上にいる人たち

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三嶋大社・香貫山ハイキング        1月6日(金)晴れ

<参加者 > (5名)

<コースタイム> 三島駅8:20→源兵衛川8:55~9:25→三嶋大社9:25~9:55→三島駅→

沼津駅→黒瀬バス停(登山口)10:15→香貫山10:20~11:30→沼津港食堂街12:30~14:30→伊豆箱根バス→沼津駅15:00

美しい初日の出を迎えてからずっと快晴続きの1月6日、今年初めての山行は、一度は初詣をしてみたかった三嶋大社・香貫山ハイキング。三嶋大社に行く前に、CLが源兵衛川を案内してくれる。穏やかに流れる川のせせらぎに、緑の木々と植物に囲まれた木道、ゆったりと泳ぐ鴨。両側には住宅が立ち並ぶ。住んでいる方々の憩いの場になっていることがうかがえる。充分街並みを楽しんだ後、三嶋大社へ。皆それぞれの願い事を胸にお参りする。三島は、街全体が、来る人を楽しませるオブジェやからくり人形があり、おもてなし尽くしの街だと思った。

電車、バスを乗り継ぎ、香貫山へ。正味1時間ほどで頂上に着く。香貫山は193mの小山であるが、山頂からは美しい富士山、駿河湾、沼津市街地が一望できる。四方全部見渡せ、1時間でこんなすばらしい眺望を手にすることができ、感激する。

香貫山を後にして、いよいよ後半のイベント、沼津港食堂街へ。人生で初めてのランチのはしごをする。ご飯少なめ鰻丼とお寿司。鰻丼の大きな鰻は身がふっくら。お寿司は店長一押し、おススメの盛り合わせを堪能する。みんな思わず笑みがこぼれてしまう。海産物のお土産を各々楽しんだ後、入る場所が違うのか、締めのソフトクリームも美味しくいただくことができた。

今年初めての初詣山行、香貫山に三嶋大社、沼津港ランチ。今年の幕開けにふさわしい、なんとも豪華で贅沢な山行だった。

CL様、皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

高麗山・湘南平               1月8(日)  晴れ

<参加者>(10名)

<コースタイム> 大磯駅(9:00)→八俵山→滝ノ沢コース→高来神社→女坂→大堂・高麗山→湘南平・昼食→大磯駅(14:00)

先ずはCLより説明。最初が一番の急登で、登りきった広場で休憩・衣類調整します。

快晴・無風は絶好の日よりだが、歩くと暑い…半袖正解だ!なお、本日一番の急登はこの後やって来る。お正月でなまった体を気遣うCLの【なんちゃって急登】作戦に脱帽。

次はY氏がカップルを急襲し集合写真撮影をお願いする。が、これだけでは終わらない。困っている別のカップルを発見するとまたもや急襲。良かったら私が撮りましょうか?この積極性見習いたいものだ。

次は新年会、全員参加は珍しい。S氏からカニ炒飯の追加注文、タッチパネルで一発でヒットするのは難しい。しかし執拗なまでのカニ炒飯の連呼は続き店内にこだまする。見かねたH氏が制止してくれた。助かったあ!本当にありがたい。

とても3行では語り尽くせない凄い山行だった。

<初心者対象講習会> 三浦アルプス   1月22日(日) 晴れ

<参加者>(12名)

<コースタイム> 京急逗子葉山駅南口(9:00)-阿部倉山(10:20)-二子山下(11:00)-二子山上(11:20)-馬頭観音(13:00)-乳頭山(13:50)-安針塚(15:00)-京急安針塚駅(15:40)

(歩行距離約12km)

200m前後の低山が連なる山域とはいえ…なめたらあかん!

C:\Users\user\Pictures\山\1aef3d81-f6cb-47ff-89c7-0a7a289de457.jpg  急傾斜のアップダウンが続き、複雑な山道が入りくんだ、なかなか神経と体力を使う本格的なコース。さすが「アルプス」。

今回は初心者対象講習会という事で、コンパスの使い方に始まり、ツエルト、ロープ、パッキング、ポール、靴紐などなど、たくさん学ばせていただきました(活用しないと・・)。さらに、陽だまりのなかでのカフェタイムもあり、二子山山頂から海越しに横浜や東京の景色を眺めることもでき、楽しく充実した一日でした(得した気分♪)。

大山三峰山        1月28日(土) 晴れのち曇り

<参加者> (7名)

<コースタイム> 7:50 煤ケ谷バス停 – 8:45 物見峠分岐 – 11:00 三峰山 –

11:28分岐(昼食)– 12:33 唐沢峠 – 14:00 大山 – 15:06 ヤビツ峠 -16:05 葦毛バス停

寒波到来の日本列島、お天気は良いが煤ケ谷バス停を降りると道路が凍っていた。とても寒い。ダウンを着たまま歩き出す。明らかに近年の冬とは違う寒さだ。でも風がないのが救い。

今回は三峰山から大山までの破線ルートを歩くのが目的で、まずは三峰山までの長い登りを黙々と歩く。たまに木々の間から覗く相模湾が良く見えて気持ち良い山歩き。雪が段々と付いてきて山頂手前の急登でチェーンスパイクを装着。スパイクを付けると安心感が違う。

山の景色

自動的に生成された説明 山頂を通過後、日当りの良い分岐でお昼休憩、座っていると体がどんどん冷えてくるので休憩は短めに。唐沢峠から大山までの破線ルートは踏み跡もピンクテープも明瞭だった。長い長い階段を何度も登って大山の山頂へ。今までで一番キツイ大山となった。

後はヤビツ峠まで1時間弱下るだけだ。と、気持ちも楽だったのだが・・ヤビツ峠に到着すると・・なんとバスが積雪の影響で運休だった。仕方なく葦毛のバス停まで更に50分歩く。

山行時間 8:10 (休憩30分)、距離 14.1㎞、登り累計 1477m、下り累計 1314m

終わってみれば心地よい疲労感と満足感。やはり歩いて良かった。

鎌倉~衣張山~鎌倉アルプス~大船    1月28日(土)  晴れ

<参加者>(7名)

<コースタイム>鎌倉駅(9;00)→名越切通(9;45)→衣張山(10:30)→永福寺跡(11;15)→天園(12;00)→大平山(12:20)→六国見山14:00→大船駅15:00

鎌倉駅からまずはバスで名越の切通しへ。バスの中で今日のコースの話をしていると名越を「なごし」、永福寺跡を「えいふくじ」と話していた私たちに、後部座席の鎌倉マダムから「なごえ」「ようふくじ」と読むんですよと教えてもらった。鎌倉は地名からして奥深いなと感じた。

バスを降り名越の切通しまでの道程では、名越の横須賀トンネルより富士山がきれいに見えてテンションがあがる。名越の切通し後は5月頃と11月頃の土日祝しか開門されない「まんだら堂」を金網越しに見ながら、一つ目のお山「衣張山」へ向かう途中でも雄大な富士山がはっきりと見え、本日2つめの富士山眺望をGetし、ますますテンションがあがる。衣張山では青い空と海、その隣に富士山の絶景が拝め、テンションMAX。1時間もしないうちに富士山VIEWを3つもゲットでき今年は良い1年になりそうな予感が・・・。次に向かうは鎌倉市の最高峰「大平山」。大平山からは横浜みなとみらいの街並みが見え、またまた興奮。鎌倉アルプスはいろいろなコースを辿ることができ、鎌倉市内の街歩きもできるとてもお得なコースだなと感じた。

このような鎌倉の奥深さを堪能できるコースを企画してくれたCL、歴史的な解説をしてくだ

さったSL、そして一緒に参加した皆様楽しい山行をありがとうございました。

赤城山スノーシュー          1月29日(日)  晴れ

<参加者> (20名)、

<コースタイム> 赤城山ビジターセンター駐車場出発(10:45)→鳥居峠(11:00)→長七郎山山頂(12:00)→地蔵岳山頂(13:30)→赤城山大洞(バス停)駐車場(15:00)

お天気に恵まれた1月末、赤城山にて今シーズン2回目のスノーシュー講習が実施されました。

海老名五重塔前に6:45に集合し、飯山観光バスで出発、順調に前橋に入りました。目的地のビジターセンター付近の路面はアイスバーン状態で複数の事故が発生していましたが、巻き込まれることなく赤城山ビジターセンターに到着しました。それぞれ支度を済ませ、鳥居峠から長七郎山を目指し登り始めました。

動き始めは息が上がりましたが、標高を上げるにつれて素晴らしい景色がひろがります。1つ目のピーク長七郎山山頂からは富士山、北岳、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、志賀高原、草津白根山と人気の山々が一望でき、みなさん感嘆の声を上げていました。次は小沼まで一気に下ります。小沼は完全に凍結していたので歩いて反対側まで渡りました。小沼の中に立つと思いのほか広く、周りは木々に囲まれ頭上には青空が広がり、今まで立ったことがない不思議な空間でした。

続いて地蔵岳に進むと、長い階段の急登が続きます。頂上直下は登山道を外れてフカフカの雪の中をみなさん登っていきました。山頂からは長七郎山、小沼を臨み、歩いてきた道のりが見渡せました。最後は今回のハイライト、駐車場まで急斜面の下りです。想像以上の斜度の中、深雪に足を取られて、みなさんも大苦戦。あちこちで叫び声と笑い声が飛び交っていました。筆者は転んだ回数を数える余裕もありませんでした。苦労しつつも全員無事に大洞駐車場に到着できました。

今回は積雪状況により浦倉山→尼が禿山→赤城山へと行先が変更になりましたが、晴天で風もなく、新たな経験ができた充実したスノーシュー講習でした。

最後に、積雪状況にあわせて最適な山行を計画してくださったCL、きめ細かく調整してくださったSL、的確なサポートをしてくださった講師、ブレーキをかけまくった私に暖かい声掛けをしてくださった参加者の皆様、どうもありがとうございました。初めての会山行はとても楽しかったです!

冬の大山     1月29日(日)  晴れ

<参加者>  (4名)

<コースタイム> 蓑毛バス停(8:10)→大山(11:00)→見晴台(12:50)→大山寺(14:15)→大山ケーブルバス停(14:50)

道路凍結の為、ヤビツ峠行きバスは蓑毛止まりとなった。突然のコース変更で蓑毛から大山に行ったことのある人はおらず、紙地図とYAMAPを頼りに歩く。

雪のため滑り易くなっている所もあって何度か皆さんと道の確認をしながら歩いた。

16丁目の分岐で合流してからは、いつもの道なので安心して歩くことができた。雪をかぶった富士山を何度か見たが、山頂に着く頃には雲の中に隠れてしまっていた。その代わり塔ノ岳や丹沢山塊の山並みと共に素敵な写真を撮っていただいた。

見晴台へ向かう途中、20センチ位の石が上から転がってきて、私たちメンバーのリュックをかすめて落ちていった。あっという間の出来事でラークの声も無く、いざとなると何も出来ないことを実感。もう少しずれていたら直撃し命はなかったかもしれない。時間の経過と共に怖さが

増してきた出来事であった。木々が風に揺れると雪つぶが舞い、雪道を踏みしめれば「鳴き雪」の音が聞こえてくる。ザック、ザック、サック、サック、キュッ、キュッ。