2023年2月_山行の感想

            七面山から望む朝焼けの富士

 

陣馬山~高尾山   2月4日(土)  曇り時々晴れ

<参加者> 7名

<コースタイム> 高尾駅7:20集合→陣馬高原下バス停(8:10)→陣馬新道登山口(8:30)→陣馬山(9:30)→景信山(11:40)→城山(13:00)高尾山(14:00)→高尾山口駅(15:30)

 お馴染みの山々である。それぞれにはこれまでにも登ってきたが、これだけの距離をこの山系で歩いたのは初めてだった。最初の陣馬山への登りと、最後の高尾山への意外に長く続く階段以外は、なだらかで歩きやすい道だった。さすがに観光の山だけあって、若者が多く、いったい何組のグループに先をゆずったことか。景信山では、餅つき山行中止のために来られなかった餅つき専用スペースでお昼をとった。高尾山からの下りは予定していた稲荷山コースが通行止めとなっていたため、5号路から下山した。

(余談ながら、帰路は八王子で海賊の船に乗り、海路をとった)

屋外, 人, 立つ, 民衆 が含まれている画像

自動的に生成された説明   建物の前に立っている子供たち

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入笠山スノートレッキング 2月8日(水) 晴れ 

<参加者> 6名

<コースタイム> 富士見パノラマスキー場 ロープウェイ山頂駅(10:20)→入笠湿原(10:45)→山頂(11:20)→入笠湿原(12:45)→ロープウェイ山頂駅(13:10)

 1週間前は雪予報でしたが、2日前には晴れに変わり行けることになりました!晴れ女、晴れ男のおかげです♪

当日は二俣川駅6:40集合で、Sさんの車にて、中央高速から見える南アルプス、八ヶ岳を説明していただきワクワクしながら、一路富士見パノラマスキー場へ。9:20到着し準備。ロープウェイ山麓駅で私含め初スノーシューの二人がレンタルスノーシュー+ストック(2000円)を借りて、ロープウェイで山頂駅へ。山頂駅は-3℃との表示。山頂駅からは八ヶ岳から蓼科山までくっきりと見えました。

山頂駅から入笠山山頂まで60分、林の中を進んでいきました。8年前に夏に来た景色とは違う銀世界を楽しみながら登っていきました。初心者に優しいコースということで、安心して山頂までいけました。山頂からは、八ヶ岳や諏訪湖、中央アルプスなどが見え、風もそれほど強くなく、大満足でした。下りでは、林の中の踏み跡のないところをザクザク歩いて、スノーシューの醍醐味を味わえました。スノーシューではおにぎりはNGとのことでしたが、お天気が良ければ山頂でも十分食べられることがわかったり、お湯を持ってくればスープが飲めると知ったり、次の山行の参考に(!)しようと思います。

 CL、SLに前後を守られNさんに山のガイドをしていただき、安心して初スノーシューを楽しむことができました。そして往復の運転をして頂いたSさん、本当にありがとうございました! 

雪の上でジャンプしている人 中程度の精度で自動的に生成された説明

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三増古戦場・三増峠          2月11日(土) 晴れ

<参加者> 18名

<コースタイム>中里遊園地着9:35→三増古戦場めぐり約2時間、浅利神社・三増合戦碑・首塚・八幡社・信玄旗立松13:00→昼食13:40→志田峠、 韮尾根バス停14:00

前日に雪が降ったため、コースを一部変更し三増古戦場のハイライト部分をまわった。

本厚木からのバスは愛川町の三増に向かった、途中から周囲は銀世界に変わっていった。この場所は17世紀、武田勢と北条勢各2万の兵士が戦った場所で、戦闘場所、首塚、武田信玄の陣地等を4時間かけて歩いた。

今回のように登山ではなく歴史の場所である裾野を歩くのも冬の時期、良い企画であると思った。最近、市町村もそれらの保護、説明に力を入れており、山に行った時、目に入る機会が多くなってきている。今後の山行に違った形としてこのような企画も期待したい。

スキー場にいる人たち

自動的に生成された説明 草の上にいる人たち

中程度の精度で自動的に生成された説明 雪の積もった森の中の道を歩く人々

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阿部倉山二子山     2月18日(土)  晴れ 

<参加者> 3名

<コースタイム> 東逗子8:20ー阿部倉山登山口11:15-上二子山12:50-東逗子駅15:00

いい天気でよかった、Sさん、Fさん来てくれてありがとうございました♪

森の中に立っている男性

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達磨山~金冠山     2月18日(土) 晴れ

<参加者> 18名

<コースタイム> 修善寺駅(8:10)→大曲茶屋バス亭(9:00)→船原峠(9:40)

太平洋展望台(10:35)→古希山(11:10)→達磨山(11:45)

→戸田峠(13:15)→金冠山(13:55)→だるま山レストハウス(14:15)

修善寺駅に早い集合、晴天で暖かい陽気も先日の雪が残っていて悪路のところあり。

スタートは車道歩きのロングコースで達磨山までの穏やかな起伏が丁度いい。

しかしながら、修善寺駅でトイレを済ましておかないと、だるま山高原レストハウスまで

ないので注意が必要。※反省会は駅前に多様にお店があり。

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 根子岳スノーシュー講習山行  2月19日(日) 小雨後曇り 

<参加者> 9名

<コースタイム> 菅平高原日本ダボススキー場リフト降り場(10:00→根子岳(12:00)→避難小屋昼食(13:00)→リフト降り場(13:30)→駐車場(14:00)→ペンションラーチ(14:30)

当日は雨、という予報の中、海老名と東神奈川から私有車2台で出発し暗くなったころペンションラーチに到着した。到着早々、信州割と上田市の旅行者支援をスマホで行うための手続きに約40分もかかり、全員が疲労困憊してしまった。事前に寒い寒いと聞かされていたペンションであったがそれほどでもなく一安心できた。他にはモンベル長野のスノーシュー講習の5人が泊まっていた。深夜になると予報通りの大雨となった。2月の菅平で夜に雨が降るという事態に天気予報の正確さを痛感させられた。

翌日は天気の回復を待って9時ごろリフト乗り場まで送迎してもらって出発した。雨はやんでいたがガスがかかり眺望は前半だけであった。ゆるやかな登りが続くが頂上近くまで圧雪車の跡があった。また、約20メートルごとに竹の棒が打たれてコースを示していたので根子岳の肩までは間違えることはない。頂上に近づくと風とガスが強まり気温も-2度に低下した。根子岳の頂上はガスのため眺望はなく風も強いので早々に下山を開始した。昼食を予定していた避難小屋は閉まっていて使えなかった。夜に降った雨のためか雪は重く圧雪となっていたのでスノーシューの楽しみが半減してしまったのが残念だった。肩まであった圧雪はスノーモービルスキーのコースで1回4000円とのことだった。

ペンションラーチに戻って着替えをして宿の前で解散式をした。これですべて無事に終わったと思っていたらお土産物屋で大事件が発生した。CLがまだ使っていなかったはずの信州割でお土産を買おうとしたら、なんと使用済みになっていて0円と表示されたのだ。スマホを使った旅行支援侮れず。

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奥日光庵滝氷瀑スノートレッキング 2月22日(水) 快晴

<参加者> 8名

<コースタイム> 赤沼バス停(10:10)> 小田代歩道 > 弓張峠(11:30)> 庵滝(12:40)> 弓張峠(13:40)> 戦場ヶ原 > 赤沼バス停(15:50)

雲ひとつない青空、平日で人の姿もまれな真っ白な雪原、葉を落とした木々の間から差し込む陽、スノーシューやチェーンスパイクなど思い思いの装具をつけて歩き出すと、思わず子供のようにキャッホーとはしゃぐ声が何度も静かな雪の林に響きます。

白根山や女峰山の雪をかぶった頂きを遠望しながら小田代ヶ原の平坦な道から弓張峠に上がりトレースに従って徐々に谷を詰めていくと庵滝の氷瀑が現れます。碧味を帯びた氷柱が幾重にも重なり美しい姿を見せています。思い思いに写真を撮ってから、戦場ヶ原に下るとでっかい男体山が青空にすっくと立っていました。雲龍渓谷氷瀑に次ぎ、人気急上昇中の庵滝氷瀑です。皆様も機会があれば是非行ってみて下さい。   

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2023年1月_山行の感想

 

                        

                                                白駒池 高見石

丹沢三峰山                12月25日(日) 快晴

<参加者> (8名)

<コースタイム> 本厚木駅6:40~三叉路バス停7:50~高畑山9:25~本間の頭11:30~

丹沢山13:30~塔ノ岳14:50~大倉バス停17:25

宮ケ瀬ダムの西側から登ります。天気:快晴、時間:9時間30分、歩行距離:約20km?です。

丹沢三峰山といいますが頂上は5個あり、御殿森ノ頭653m、高畑山766m、松小屋ノ頭903m、本間の頭1344.9m、丹沢山1567mです。丹沢三峰山という山はありません。

急登も鎖場もなくサクサク登って行きます、あっという間に次は丹沢山です、看板に丹沢山4kmの看板を見付け1時間位かなと思いながら進むと丹沢山2kmとなりもうちょっとと思い、次の看板を見ると丹沢山2.1kmと増えています。不思議な気分になってしまいました、我々は時空の歪に陥ってしまったのでしょうか?SF映画を見ているような感じです。推測ですが、今まで見ていた看板は丹沢山山頂への登山道入口までの距離で、今回見たのは登山道入口(丹沢山2.1km看板地点)から丹沢山頂の距離と思われます。

気を取り直して登ります、途中積雪ありですが、アイゼン使用しませんでした。

丹沢山頂に着きました、思っていたより暖かいです。昼寝したいくらいです。展望が素晴らしいです。360°のパノラマです、海岸線が180°見えます。空気の湿度が低いせいか霞がなくはっきり見えます、富士山も見えます、景色を見るなら秋冬がいいですね。

先導者コースタイムピッタリ流石です。大倉バス停17:25真っ暗ヘッドライト使用でした。

山の上にいる人たち

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三嶋大社・香貫山ハイキング        1月6日(金)晴れ

<参加者 > (5名)

<コースタイム> 三島駅8:20→源兵衛川8:55~9:25→三嶋大社9:25~9:55→三島駅→

沼津駅→黒瀬バス停(登山口)10:15→香貫山10:20~11:30→沼津港食堂街12:30~14:30→伊豆箱根バス→沼津駅15:00

美しい初日の出を迎えてからずっと快晴続きの1月6日、今年初めての山行は、一度は初詣をしてみたかった三嶋大社・香貫山ハイキング。三嶋大社に行く前に、CLが源兵衛川を案内してくれる。穏やかに流れる川のせせらぎに、緑の木々と植物に囲まれた木道、ゆったりと泳ぐ鴨。両側には住宅が立ち並ぶ。住んでいる方々の憩いの場になっていることがうかがえる。充分街並みを楽しんだ後、三嶋大社へ。皆それぞれの願い事を胸にお参りする。三島は、街全体が、来る人を楽しませるオブジェやからくり人形があり、おもてなし尽くしの街だと思った。

電車、バスを乗り継ぎ、香貫山へ。正味1時間ほどで頂上に着く。香貫山は193mの小山であるが、山頂からは美しい富士山、駿河湾、沼津市街地が一望できる。四方全部見渡せ、1時間でこんなすばらしい眺望を手にすることができ、感激する。

香貫山を後にして、いよいよ後半のイベント、沼津港食堂街へ。人生で初めてのランチのはしごをする。ご飯少なめ鰻丼とお寿司。鰻丼の大きな鰻は身がふっくら。お寿司は店長一押し、おススメの盛り合わせを堪能する。みんな思わず笑みがこぼれてしまう。海産物のお土産を各々楽しんだ後、入る場所が違うのか、締めのソフトクリームも美味しくいただくことができた。

今年初めての初詣山行、香貫山に三嶋大社、沼津港ランチ。今年の幕開けにふさわしい、なんとも豪華で贅沢な山行だった。

CL様、皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

高麗山・湘南平               1月8(日)  晴れ

<参加者>(10名)

<コースタイム> 大磯駅(9:00)→八俵山→滝ノ沢コース→高来神社→女坂→大堂・高麗山→湘南平・昼食→大磯駅(14:00)

先ずはCLより説明。最初が一番の急登で、登りきった広場で休憩・衣類調整します。

快晴・無風は絶好の日よりだが、歩くと暑い…半袖正解だ!なお、本日一番の急登はこの後やって来る。お正月でなまった体を気遣うCLの【なんちゃって急登】作戦に脱帽。

次はY氏がカップルを急襲し集合写真撮影をお願いする。が、これだけでは終わらない。困っている別のカップルを発見するとまたもや急襲。良かったら私が撮りましょうか?この積極性見習いたいものだ。

次は新年会、全員参加は珍しい。S氏からカニ炒飯の追加注文、タッチパネルで一発でヒットするのは難しい。しかし執拗なまでのカニ炒飯の連呼は続き店内にこだまする。見かねたH氏が制止してくれた。助かったあ!本当にありがたい。

とても3行では語り尽くせない凄い山行だった。

<初心者対象講習会> 三浦アルプス   1月22日(日) 晴れ

<参加者>(12名)

<コースタイム> 京急逗子葉山駅南口(9:00)-阿部倉山(10:20)-二子山下(11:00)-二子山上(11:20)-馬頭観音(13:00)-乳頭山(13:50)-安針塚(15:00)-京急安針塚駅(15:40)

(歩行距離約12km)

200m前後の低山が連なる山域とはいえ…なめたらあかん!

C:\Users\user\Pictures\山\1aef3d81-f6cb-47ff-89c7-0a7a289de457.jpg  急傾斜のアップダウンが続き、複雑な山道が入りくんだ、なかなか神経と体力を使う本格的なコース。さすが「アルプス」。

今回は初心者対象講習会という事で、コンパスの使い方に始まり、ツエルト、ロープ、パッキング、ポール、靴紐などなど、たくさん学ばせていただきました(活用しないと・・)。さらに、陽だまりのなかでのカフェタイムもあり、二子山山頂から海越しに横浜や東京の景色を眺めることもでき、楽しく充実した一日でした(得した気分♪)。

大山三峰山        1月28日(土) 晴れのち曇り

<参加者> (7名)

<コースタイム> 7:50 煤ケ谷バス停 – 8:45 物見峠分岐 – 11:00 三峰山 –

11:28分岐(昼食)– 12:33 唐沢峠 – 14:00 大山 – 15:06 ヤビツ峠 -16:05 葦毛バス停

寒波到来の日本列島、お天気は良いが煤ケ谷バス停を降りると道路が凍っていた。とても寒い。ダウンを着たまま歩き出す。明らかに近年の冬とは違う寒さだ。でも風がないのが救い。

今回は三峰山から大山までの破線ルートを歩くのが目的で、まずは三峰山までの長い登りを黙々と歩く。たまに木々の間から覗く相模湾が良く見えて気持ち良い山歩き。雪が段々と付いてきて山頂手前の急登でチェーンスパイクを装着。スパイクを付けると安心感が違う。

山の景色

自動的に生成された説明 山頂を通過後、日当りの良い分岐でお昼休憩、座っていると体がどんどん冷えてくるので休憩は短めに。唐沢峠から大山までの破線ルートは踏み跡もピンクテープも明瞭だった。長い長い階段を何度も登って大山の山頂へ。今までで一番キツイ大山となった。

後はヤビツ峠まで1時間弱下るだけだ。と、気持ちも楽だったのだが・・ヤビツ峠に到着すると・・なんとバスが積雪の影響で運休だった。仕方なく葦毛のバス停まで更に50分歩く。

山行時間 8:10 (休憩30分)、距離 14.1㎞、登り累計 1477m、下り累計 1314m

終わってみれば心地よい疲労感と満足感。やはり歩いて良かった。

鎌倉~衣張山~鎌倉アルプス~大船    1月28日(土)  晴れ

<参加者>(7名)

<コースタイム>鎌倉駅(9;00)→名越切通(9;45)→衣張山(10:30)→永福寺跡(11;15)→天園(12;00)→大平山(12:20)→六国見山14:00→大船駅15:00

鎌倉駅からまずはバスで名越の切通しへ。バスの中で今日のコースの話をしていると名越を「なごし」、永福寺跡を「えいふくじ」と話していた私たちに、後部座席の鎌倉マダムから「なごえ」「ようふくじ」と読むんですよと教えてもらった。鎌倉は地名からして奥深いなと感じた。

バスを降り名越の切通しまでの道程では、名越の横須賀トンネルより富士山がきれいに見えてテンションがあがる。名越の切通し後は5月頃と11月頃の土日祝しか開門されない「まんだら堂」を金網越しに見ながら、一つ目のお山「衣張山」へ向かう途中でも雄大な富士山がはっきりと見え、本日2つめの富士山眺望をGetし、ますますテンションがあがる。衣張山では青い空と海、その隣に富士山の絶景が拝め、テンションMAX。1時間もしないうちに富士山VIEWを3つもゲットでき今年は良い1年になりそうな予感が・・・。次に向かうは鎌倉市の最高峰「大平山」。大平山からは横浜みなとみらいの街並みが見え、またまた興奮。鎌倉アルプスはいろいろなコースを辿ることができ、鎌倉市内の街歩きもできるとてもお得なコースだなと感じた。

このような鎌倉の奥深さを堪能できるコースを企画してくれたCL、歴史的な解説をしてくだ

さったSL、そして一緒に参加した皆様楽しい山行をありがとうございました。

赤城山スノーシュー          1月29日(日)  晴れ

<参加者> (20名)、

<コースタイム> 赤城山ビジターセンター駐車場出発(10:45)→鳥居峠(11:00)→長七郎山山頂(12:00)→地蔵岳山頂(13:30)→赤城山大洞(バス停)駐車場(15:00)

お天気に恵まれた1月末、赤城山にて今シーズン2回目のスノーシュー講習が実施されました。

海老名五重塔前に6:45に集合し、飯山観光バスで出発、順調に前橋に入りました。目的地のビジターセンター付近の路面はアイスバーン状態で複数の事故が発生していましたが、巻き込まれることなく赤城山ビジターセンターに到着しました。それぞれ支度を済ませ、鳥居峠から長七郎山を目指し登り始めました。

動き始めは息が上がりましたが、標高を上げるにつれて素晴らしい景色がひろがります。1つ目のピーク長七郎山山頂からは富士山、北岳、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、志賀高原、草津白根山と人気の山々が一望でき、みなさん感嘆の声を上げていました。次は小沼まで一気に下ります。小沼は完全に凍結していたので歩いて反対側まで渡りました。小沼の中に立つと思いのほか広く、周りは木々に囲まれ頭上には青空が広がり、今まで立ったことがない不思議な空間でした。

続いて地蔵岳に進むと、長い階段の急登が続きます。頂上直下は登山道を外れてフカフカの雪の中をみなさん登っていきました。山頂からは長七郎山、小沼を臨み、歩いてきた道のりが見渡せました。最後は今回のハイライト、駐車場まで急斜面の下りです。想像以上の斜度の中、深雪に足を取られて、みなさんも大苦戦。あちこちで叫び声と笑い声が飛び交っていました。筆者は転んだ回数を数える余裕もありませんでした。苦労しつつも全員無事に大洞駐車場に到着できました。

今回は積雪状況により浦倉山→尼が禿山→赤城山へと行先が変更になりましたが、晴天で風もなく、新たな経験ができた充実したスノーシュー講習でした。

最後に、積雪状況にあわせて最適な山行を計画してくださったCL、きめ細かく調整してくださったSL、的確なサポートをしてくださった講師、ブレーキをかけまくった私に暖かい声掛けをしてくださった参加者の皆様、どうもありがとうございました。初めての会山行はとても楽しかったです!

冬の大山     1月29日(日)  晴れ

<参加者>  (4名)

<コースタイム> 蓑毛バス停(8:10)→大山(11:00)→見晴台(12:50)→大山寺(14:15)→大山ケーブルバス停(14:50)

道路凍結の為、ヤビツ峠行きバスは蓑毛止まりとなった。突然のコース変更で蓑毛から大山に行ったことのある人はおらず、紙地図とYAMAPを頼りに歩く。

雪のため滑り易くなっている所もあって何度か皆さんと道の確認をしながら歩いた。

16丁目の分岐で合流してからは、いつもの道なので安心して歩くことができた。雪をかぶった富士山を何度か見たが、山頂に着く頃には雲の中に隠れてしまっていた。その代わり塔ノ岳や丹沢山塊の山並みと共に素敵な写真を撮っていただいた。

見晴台へ向かう途中、20センチ位の石が上から転がってきて、私たちメンバーのリュックをかすめて落ちていった。あっという間の出来事でラークの声も無く、いざとなると何も出来ないことを実感。もう少しずれていたら直撃し命はなかったかもしれない。時間の経過と共に怖さが

増してきた出来事であった。木々が風に揺れると雪つぶが舞い、雪道を踏みしめれば「鳴き雪」の音が聞こえてくる。ザック、ザック、サック、サック、キュッ、キュッ。

2022年12月_山行の感想

 

            

黒百合平にて(2月)

奥多摩むかし道  11月19日(土)  晴れ

<参加者>(8名)

<コース> 水根 → 青梅立不動 → 道所吊橋 → 玉堂歌碑、民間信仰の地蔵等 → しだくら吊橋→ 成田不動尊 → 白髭神社 → 不動上滝 → 槐(サイカチ)木集落 → 羽黒三田神社 → もえぎの湯→ 奥多摩:4時間半

コロナが下火になり新宿から奥多摩の「快速奥多摩号」は満員で座れず。奥多摩から水根へのバスには長い行列。臨時便が次々に発車し水根まではゆったり座れた。バスを降りると少し寒かったが、日が出ると暖かく絶好のハイキング日和。きれいな紅葉に励まされ、足取りも軽くなる。

「奥多摩むかし道」は、旧青梅街道で水根と氷川を結ぶハイキングコ-ス。明治32年に同区間が山腹を通る平坦な道に改修され、西多摩五日市の交易は氷川へ移った。同区間はさらに改修を経て、大正から昭和に掛けて生活道となった。昔の山村の生活道を歩き、道沿いの吊橋や民間信仰を伝える地蔵尊、白髭神社・羽黒神社等に当時の面影を馳せた。

しだくら吊橋は長さが67mあり、2名以内での渡渉に制限されている。歩くとかなり揺れ、惣岳渓谷の紅葉を楽しみながらスリルも味わった。羽黒三田神社は平将門の子孫・豪族三田氏が崇拝した神社との事。歴史の道を紅葉を楽しみながら、充実した時間を過ごした。

もえぎの湯は「秩父古生層」から湧き出しているpH9.9のアルカリ源泉。数億年前の古生層の湯にゆったり浸って、ハイキングの疲れを流し切った。

D:\横浜ハイキングクラブ\YHC2022年 山行計画書\221119「奥多摩むかし道」\5. 惣岳渓谷の紅葉 P1090922.JPG D:\横浜ハイキングクラブ\YHC2022年 山行計画書\221119「奥多摩むかし道」\7. しだくら吊橋 P1090949.JPG

弘法山   11月26日(土)  雨のち曇り

<参加者>  (7名)

<コースタイム> 秦野駅(9:30)→弘法山入口(9:50)→吾妻山(11:50)昼食~鶴巻温泉(14:00)

お昼前には、雨は止むとの予報で、小雨の中秦野駅をスタートした。弘法橋を渡ると山道入口へ。足元の濡れた落ち葉に気を付けながら、階段状に整備された道を登って浅間山へ。車道を横切り登り返して、展望台のある権現山へ。CLの晴れ男のパワーか、予測通り雨も止みはじめ、傘も要らなくなった。バンザイ!展望台からは、曇っているがなんとなく箱根や丹沢の山並みが見れました。そして弘法山へ。ここで昼食を予定していたが、吾妻山まで行き今回のメインイベント!CL夫妻が準備してきてくれたキムチ鍋パーティーの始まり始まり~〆にはお餅まで用意してあり、とても美味しい完璧なお鍋でした。デザートには、kさんお手製の柿の牛乳かん、nさんがケーキを焼いてきてくれて、コーヒーを飲みフルコースを満喫しました。

帰りに鶴巻温泉に立ち寄りのんびりと。近くの山だとこんなに楽しい一日が過ごせるのかと実感しました。初CLの楽しい美味しい企画をありがとうございました。

弘法山写真2 弘法山写真3

西丹沢大杉山バリエーションルート 12月3日(土)晴れ

<参加者>  (5名)

<コースタイム> 玄倉バス停(8:05)→大ノ山(9:42)→遠見山(10:19)→大杉山(10:47)→小割沢の頭(11:02)昼食(11:33)→撫ノ平(12:27)→926ピーク(13:22)→箒沢バス停(14:19)

初冬の西丹沢でバリエーションルートを楽しんできました。当日は好天に恵まれ風もなく12月とは思えないような暖かさで絶好の登山日和になりました。が、早速取りつき地点を間違えて滑りやすい落ち葉の急登を登る羽目になりました。その後はSLのE氏が僅かな踏み跡とテープを探しつつルートをたどり、時にルートが不安になるとH氏がヤマレコで確認、I氏が詳細地図を持って前方を確認してどんどん高度を稼ぎました。昼食後にはまたルートを間違えたため食事場所まで引き返して正しいルートに戻りました。落ち葉が踏み跡を隠しているうえ、ピークから派生している小さな尾根がいくつもあり方位の確認が特に重要です。両側の谷が深く沢の下流には滝があることが想定されるルートのため、ルートを外れることはとても危険で現在位置の確認の大切さを再認識しました。コース全体としては葉が落ちた梢の先に美しい富士山と丹沢湖、落ち葉のなかで孤高に残る紅葉、終わりなく続く管理された杉林等の美しい風景が続きます。部分的にはかなりの急登、急下降が有りロープや鎖、道標、ベンチ、水場等は一切ありません。各山頂にはマジック書きの山名が書かれた小さな板がありました。ダイエットに成功した某氏は「体が軽くて浮いちゃいそう」と言いながらルート上の枯れ木を最初から最後まで取り除きながら歩いていました。ダイエットが停滞しているF氏はコースタイムより早いペースについていくのが精一杯で、体重が人生の明暗を分けました。往復のバスは満員だったのですが、このルートでは他の登山者は皆無でした。926ピークからは順調に下山し余裕をもって箒沢のバス停に着きました。

伊豆三山(城山・葛城山・発端丈山) 12月4日(日) 晴れ

<参加者> (4名)

<コースタイム> 駿豆線 大仁駅(8:10)→城山(9:30)→葛城山(11:10)→益山寺(12:45)→発端丈山(13:15)→農業会館前バス停(14:00)

ロープウェイもあり観光地化された楽チンハイクかな?と思っていました。しかし逆に歩く人が少なく荒れ気味の道で、難所や急登もあり良い意味で期待を裏切られた足応えのある山でした。頂上駅の恋人の聖地ではお決まりの鐘も聞き、来年に何かを予感させる男子会でした!

経ヶ岳・仏果山 12月4日(日)  晴れ

〈参加者〉(8名)

本厚木駅7:52~半僧坊前バス停8:25~経ケ岳山頂10:35~半原越11:15~仏果山山頂13:35~仏果山登山口バス停15:02~本厚木駅15:50

仏果山とは宮ケ瀬ダムの東側にそびえる747mの山で室町時代の初め、仏果禅師が座禅修行したと言われています、昔々は容易に行けない山だったのかもしれませんが、今は交通網の発達により簡単に行けます。

バス停を降りて歩き始めます、暑くもなく寒くもなく丁度いいです、林道に入りますがとても整備されていてとても歩き易いです、宮ケ瀬ダムを下にずっと見ながら歩きます、丹沢の冬は遅いのか、もみじが紅葉していまして美しさに心奪われそうです。急登も鎖場もなく、あっという間に仏果山山頂です、山頂には鉄塔が立っており、鉄塔に登るといつも登る大山、塔ノ岳、蛭カ岳を西側から見ることが出来、山容を再確認することができました。

今回は通路、腰掛、鉄塔等、案内板等、とても整備されており森林公園という感じでした。

木の上にいる人たち

低い精度で自動的に生成された説明森の中の木

自動的に生成された説明

大丸山 12月11日(日)  晴れ→曇り

<参加者>  (7名)

<コースタイム> 建長寺(11:10)→半蔵坊(12:00)→やぐら(12:30)→大平山(13:00)昼食(12:30)→大丸山山頂(15:00)→分岐(15:45)→氷取沢バス停(16:20)

冬晴れの暖かい日差しが届く北鎌倉駅に11時集合ということで、今回は集合場所が近くて良かったわあと思っていました。

大河ドラマの影響か、暖かさに押されてか駅周辺や建長寺から入った鎌倉アルプスは、とにかく人が多かったです。

私は子供たちが小さい頃から来ていますが、こんなに沢山の人で賑わっているのは初めてではないでしょうか。子供連れの方を見ると当時の自分を思い出して懐かしく思っていました。

銀杏が美しく黄葉し、落ち葉の絨毯は陽に照らされて輝いて見えました。

八幡宮から段葛そして由比ガ浜への真っすぐ伸びる道を馬に乗り鎌倉武士は使ったのかしらと

思うのでした。女子ばかりの中にいても、まったく違和感のないHさんのユニークな話術のお陰で、終始笑いありの楽しい山歩きでした。期待していた富士山は見えませんでしたが、大丸山山頂から、横浜市街や東京湾を望むことができました。改めて鎌倉って良き所ねえと思わせてもらう事ができました。ご一緒してくださった皆さまありがとうございました。

三浦富士 12月11日(日)

<参加者> (6名)

<コースタイム>京急長沢9:40  →三浦富士登山口9:50 →10:35 三浦富士10 :45  →11:20 展望スペース(軽食)11:30 →11:49 砲台山→12:20 武山(休憩、トイレ)12:40 →13 :20 津久井浜駅→不二家15:00 →津久井浜駅15:15

京急長沢駅に集合し、まずは三浦富士を目指してスタートする。団地の脇に小さな案内板があり、そこから登り始めるが登山道はよく整備されていて、歩きやすく心地が良い。三浦富士の頂上の手前は山らしい登りで“富士”の名前は伊達じゃない。次の砲台山は、戦時中に軍の砲台が置かれていた跡で東京湾の防衛拠点として機能したらしい。ここの標高は一番高いが、道路を歩いて行くと到着するので山らしさは余りない。ただ砲台跡は一見の価値あり。最後に武山であるが山頂の横に武山不動があり、そのたたずまいは歴史を感じさせる。ここの展望台は今まで歩いてきたルートや東京湾、相模湾、三浦半島などすべて見渡せて素晴らしい。

当日は残念ながら雲が多く富士山は見えなかったですが、のんびりと歩くことを楽しめた山行でした。下山しての反省会は津久井浜駅近くの不二家に入り、ケーキなどを食べながらおしゃべりに花が咲きました。

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矢倉岳 12月11日(日)  晴れ時々曇り

<参加者>(26名)

<コースタイム>地蔵堂バス停9:20出発→足柄峠10:40→足柄万葉公園バス停

11:10→矢倉岳12:20(昼食)→矢倉沢登山口(バス停)13:50

晴時々曇りの天気の中、忘年山行の矢倉岳が行われた。

参加者26名と多かったため三グループに分かれることになった。地蔵堂からの登りは山道と道路が交互に現れるコースで、途中足柄峠の展望台では富士山と裾野一帯が眺められ素晴らしかった。この場所は足柄古道が通り、古くは北条氏により足柄城、その後は足柄関所が造られ、歴史的に興味深い場所であった。

その後一度山を下り、登り返して矢倉岳の頂上に向かった。頂上は開けた場所があり、そこからの眺めも素晴らしかった。途中、木々は葉を落とし、その後ろにある山々が現れ、この時期しか見られない遠方の景色が見られたのは良かった。頂上からの下りは一時間程度で予定より早く矢倉沢のバス停に到着した。忘年会は小田原の居酒屋で行った。コロナの制限が少なくなったこともあり久しぶりに賑やかに飲食出来楽しかった。

草の上にいる人たち

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物見山・日和田山 12月11日(日)  晴れ

<コースタイム> 高麗駅(9:10)→金毘羅神社鳥居(10:10)→日和田山(10:30)→高指山(11:00)→物見山(11:30)→北向地蔵(12:40)→権現堂(13:00)→下山(14:10)

ダイアグラム, 設計図

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大多摩ウォーキング 12月25日(日)  晴れ

<参加者> (6名)

<コースタイム> 羽村駅(8:52)→羽村大橋(9:13)→羽村市郷土博物館(9:26)→羽村神社(10:29)→浅間岳(10:26~11:21)→朝日山(11:46)→福生駅 →うな扇(12:40~鰻昼食~13:30)解散

朝から快晴のウオーキング日和となり、集合場所の羽村駅に9時前には全員集合。まずは羽村市郷土博物館を目指しました。途中、羽村大橋からは河川敷にどんど焼(正月飾りや書初めを燃やし年神様が空へ帰っていくのをお見送りして五穀豊穣や無病息災などを祈る祭事。)の準備か設営作業をしていました。郷土資料館では羽村地域の歴史の説明や展示がなされており興味深かったです。特に玉川上水(江戸のはじめ羽村から43キロ先の新宿までの生活用水)の歴史に感銘を受けた。郷土博物館に併設されている旧下田家住宅も見学した。農機具の展示、蚕から機織りまでの一環作業もしておったようで当時の豊かな農家を垣間見ることが出来た。下田家は代々先見の明があり潤っていたようで(説明者)ある。又、羽村出身の中里介山筆の大菩薩峠の書籍もおかれており興味深かったです。

浅間岳山頂では、クリスマスということもあり、粋にクリスマスコーヒータイム休憩と称して、Mさんがサンタ姿になり、遠くからお出ましの趣向があり、皆にお茶菓子のプレゼントを配ったりと楽しくコーヒー飲みな                 がらの談笑のひと時を過ごしました。丁度お腹も空いてきておりましたが、福生駅近くの鰻屋さんで上鰻でのビール付きの昼食タイムとなり、さすがに美味しかったです。

昼食後、山行は解散となり、福生駅から河辺駅まで行き、駅近くの河辺温泉の梅の湯で汗を流し体を温め、併設のレストランでビール飲み会の時間も設けられて、普段と違う面白い会話を聞かせて頂きました。

CLをはじめ同行の皆様、50~60歳と喜寿1人のグループでしたが、楽しく若さのエネルギーを吸収させて頂きました。ありがとうございました。

霧ヶ峰 12月25日(日)  晴れ

<参加者>(16名)

<コースタイム>車山駐車場10:50→車山乗越→蝶々深山12:10→物見石13:10→八島湿原駐車場14:30

当初計画をしていた八ヶ岳ロープウエイの縞枯山は当日八ヶ岳連峰のみ頂上部分に雲が広がっており、ロープウエイ頂上付近もガスで視界が無いことが分かり、リーダーの判断で霧ヶ峰のスノーシューとなった。

八ヶ岳連峰は雲が架かっていたが隣の霧ヶ峰は快晴であった。風もなくスノーシューには最適の天気であった。車山の駐車場までの道路は雪が踏み固められた状態であったが飯山観光バスはスムーズに渋滞もなく到着した。

霧ヶ峰は雪の無い季節には何回か来ているが、雪の季節は初めてであり展望も異なって見えた。スノーシューは初めての体験であり、板と雪の重さは登山靴だけと異なっていて重かった。登りも多めの時間が掛かったようである。

しかし蝶々深山からの景色は冷たい風が吹いていたが全方向に雪山が見られ素晴し感動であった。歩くのに難渋したのは木道の散策路であった。雪が無ければ問題ではないが、雪が積もっていると板と板以外の場所が想像できると思いますが区別が付かない。結果としてどうなるか落ちてしまうのである。這い出すのが大変で全員その経過を味わった様である。

しかし、雪一面の世界を歩くことは気持ちの良い感覚であった。経験のあるリーダーと外部指導員がいたおかげで安全に山行が出来たことも良かったと考えています。

2022年11月 山行の感想

 

              霧氷満開

 

甲武信岳  11月2日(水)~3日(木・祝)  晴れ

<参加者> 8名

<コースタイム> 

1日目:毛木平(10:50)→ナメ滝(12:40)→<昼食休憩12:55~13:10>→千曲川水源地標(14:15~14:35)→甲武信岳(16:05~16:15)→甲武信小屋(16:35 泊)

2日目: 甲武信小屋(6:30)→甲武信岳(6:55~7:10)→三宝山(8:05~8:10)→武信白岩

(9:50)→大山(10:40~10:50)→十文字小屋(11:35~12:30昼食)→毛木平(14:10)

 奥秩父の名峰甲武信岳は山梨(甲斐)、埼玉(武蔵)、長野(信濃)の境界に位置している。この山に降った雨は山梨側では富士川に入り駿河湾へ、埼玉側は荒川から東京湾へ、長野側は千曲川から信濃川となって日本海へそれぞれ流れて行く。今回は長野県側から千曲川を遡り、甲武信岳を目指す1泊2日の山行である。北陸新幹線の佐久平駅で小海線に乗り換え信濃川上駅で下車、ジャンボタクシーで登山口の毛木平に向かう。素晴らしい青空の中、道はカラマツの見事な黄葉の中を千曲川沿いにゆるやかに登っていくが、標高が上がるにつれて前夜に降った雪がみられるようになり、千曲川水源地標付近の登山道は雪におおわれていた。CLは前日に山小屋に問い合わせて雪の情報を周到に入手しており、このあたりで軽アイゼンを装着する。ここから急登を頑張って甲武信岳に到着、ガスがかかりはじめていて展望は得られなかったが、明日の晴天を期待して甲武信小屋に入った。小屋は昭和の山小屋の雰囲気が残り夕食後は薪ストーブを囲んでの時間などを楽しんだが、強者の女性2人は予想される寒さにも臆することなくツェルト泊を選んだ。

翌日は絶好の晴天のもと再び甲武信岳に登頂し、富士山をはじめ北アルプス、八ヶ岳、南アルプスなどの展望を堪能した(私は展望に気をとられて軽アイゼンの装着を忘れ急な雪斜面で装着するはめになり、てこずって皆に迷惑をかけてしまった)。甲武信岳からは今回の最高峰三宝山、武信白岩山、大山とアップダウンの続く尾根道をたどり十文字小屋に向かう。小屋には徳ちゃん新道(山梨側から甲武信岳に登るルート)を開発した甲武信小屋の名物主人徳ちゃん(山中徳治氏)がおられ、山小屋経営の苦労話などを聞く貴重な機会も得られた。出発地の毛木平に降って十文字小屋で予約したタクシーで信濃川上駅へ戻り、小淵沢経由中央線で帰宅の途に就いた。絶好の好天と素敵な仲間に恵まれ、山岳展望、カラマツやシラカバの黄葉、美しいコケ、山小屋での楽しい時間などを満喫する思い出深い山行となった。素晴らしい企画、周到な準備をしていただいたCLをはじめ、SL,同行の皆様に感謝いたします。

 

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自動的に生成された説明 雪が降った山の景色

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丹波天平 11月3日(木・祝) 晴れ 

<参加者> 6名

<コースタイム> 奥多摩駅8:35=9:30丹波9:40―11:40サオラ峠―12:20

丹波大平―13:50親川バス停14:21=15:04奥多摩駅

絶好の行楽日和に期待の胸膨らむ奥多摩駅バス停、参加者6名の確認をしてバスに乗り込む。

車窓から素晴らしい紅葉を楽しみつつ丹波バス停到着~(・・・遠い・・・)。

さあ、いよいよ登るぞ。待ってろサオラ峠!・・という意気込みで急登を登ることキッチリ2時間。

つづら折りの道を曲がるたびに素晴らしい赤や黄色、オレンジ緑のグラデーションが陽光に透けて

森の中の木

自動的に生成された説明 私たちの目を楽しませてくれるので不思議と辛さを感じない (いいぞいいぞ!)

10分休憩してここからは名前の通りの広く平らなフカフカの道が気持ちいい。松林エリアでは小さい松が草のようにびっしりと生えていて不思議な植生にへえ~スイッチ連打。そんなこんなで1時間、天平に到着、昼ではあるがバス時間が気になっていたため5分で先に進む。天平尾根から北北西に錦の山々を望みながら歩を進めると急な下り坂が出てくる。  下りが苦手なAさんに、Tがガニ股で歩くといいよと声をかけると、「ガニ股ってなぁにぃ、苦手~」T「私は得意~、私の人生ガニ股人生。。何だガニ股人生って・・・」とボケ突っ込み、K「・・・無言」←大人です。  

更に進むと廃屋が点在するタイトな斜めった細道になり,

しばらく歩くとやっと歩きやすい道となり下界を走るバイクの爆音が聞こえてきた。さあ、もうすぐバス停だぞ!というときに程よい大きさの蛇出現~~。先頭を行くSLさんは長いものが大の苦手で進むこと不可能のためTがストックで追っ払いながら前進し無事下山。バス時間まで30分あったのでここでお昼と相成りました~。メデタシ。。

最後部でニコニコみんなを見守るCLさん、楽しい山行をありがとうございました‼

 

花が咲いている

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高反山・天丸山      11月5日(土)~6(日)  晴れ 

<参加者> 4名

<コースタイム>

一日目11/5(土)道の駅上野(11:35)→高反山(14:00)→道の駅上野(15:10)

二日目11/6(日)登山口(7:30)→天丸山(9:25)→倉門山(10:35)→大山(11:10)→天丸橋駐車場(13:15)

 晩秋の青空のもと、西上州上野村の天丸山に紅葉と岩稜登山に出掛けた。初日は「道の駅上野」の傍にある高反山(1,130m)に足慣らしを兼ね登った。麓には柿や柚子が沢山なっており、手を伸ばせば採れそう。木々の紅葉が美しく、両神山や二子山などが綺麗に見えた。林道が八合目まで続いており頂上までは意外に急登であった。今日の宿は上野村中心部にある「不二野家旅館」である。この旅館は食事がすごい。猪・鹿肉の陶板焼き、手打鍋焼うどん、鱒の塩焼きなどテーブル一杯に食べきれないほどの料理だった。CLの発案で旅行割が使えるテント泊から旅館に変えて正解。翌朝は旅館のご主人の好意で天丸橋駐車場から登山口まで送迎してくれ、

1時間ほど助かった。登山は落ち葉でフカフカして登りやすい。天丸山(1,506m)も大山も急峻な岩場ではあったが鎖やロープを使いながら頂上に辿り着く。大山では昼食をとりながら八ヶ岳や浅間山を望む。帰りに道の駅で思いおもいのお土産をクーポンで買って帰る良い山旅であった。   

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自動的に生成された説明 木々の黒い影

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丘の上に立っている子供たち

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大山北尾根       11月5日(土)  曇り 

<参加者> 5名
<コースタイム> 煤ヶ谷バス停(7:35)> 物見峠(9:30)> 一ノ沢登山口(10:30)> 地獄沢からの合流点先鉄塔(12:00着、昼食、12:25発)> 大山頂上(14:00)>ヤビツ峠バス停(15:00)

バス降車時に、某氏がバス運転手と料金で押し問答。「じゃあ○○円でいいです」との運転手の臨機応変?な対応で落着するが、のっけから不穏な山行の始まり。空は予報はずれの曇天、足元不安定な物見峠への道、何やらいわくある物見峠と一ノ沢峠の分岐…

終わってみれば、途中から薄陽も差し、見上げると一週間前よりも一段と濃く鮮やかに赤く染まる楓、大山三峰や三ノ塔のこまやかな彩りの紅葉、加えて大山頂上からの展望を堪能し、人に会うことも稀な静かな北尾根を賑やかに、そしてきわめて順調に歩いた楽しい秋の一日でした。

備忘録

  • 物見峠までは所々路肩の崩れやすいところあり。
  • 物見峠からは唐沢林道に下る。三峰山には向かわない。
  • 一ノ沢峠の標識は峠道の両方向を指示しているので直角方向に登る。  

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大菩薩嶺             11月5日(土)  曇り 

[参加者] 6名

[コースタイム] 上日川峠(10:20)→福ちゃん荘(10:50)→介山荘(11:30~12:10)

→大菩薩嶺(12:50)→福ちゃん荘(14:00)→上日川峠(14:25)

 甲斐大和駅集合。先ずバスで紅葉の中を進む。 上日川峠から清涼な空気の中を登り始めた。樹々は既に落葉し冬枯れの景色。お喋りしながらゆっくりと歩いていたが、次第に風が出てとても寒い。予報では山頂は0℃前後。昼食を途中の介山荘でとることになった。味噌おでん、味噌汁、ピンバッジ、熊鈴を各々購入し、テーブルと椅子を借りる。昼食後、風の中言葉少なに速足で進む。ガスで富士山を望むことが出来なかったが、霧の中垣間見えるダムや街並みが幻想的だった。CL,SL、皆様ありがとうございました。       

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屛風岩山(1051m)     11月6日(日)  晴れ 

<参加者> 11名

<コースタイム> 大滝橋バス停(8:19)→一軒家避難小屋(10:31)→大滝峠上(12:00)→屛風岩山(13:03)→900m地点(14:05)→650m地点(14:53)→大滝橋バス停(15:50)

 新松田駅バスターミナルに集合して、大滝橋バス停から少し歩いたところから山行スタートしました。今回は2022年度読図+安全登山講習会の4回目です。2名4チームに分かれて順番に先頭を歩き、読図しながら進んでいきました。途中避難小屋でコンパスの持ち方、使い方を教わり、事前に出された読図課題の答え合わせをしました。途中まで小さい川を渡りながら川沿いを進みました。先頭に立つとどちらの方に進めばいいのか分からなくなることがあり、地図とコンパスで確かめ、CLに確認しながら進んでいきました。川を離れ登り始めると、一匹の大きなイタチが目の前を通り過ぎていきました。上に登るにつれて遠くに紅葉が見えて綺麗でした。大滝峠上で昼食をとり、屏風岩山では遠くに見える山の三座同定をしました。650mで3つのルートのどのルートを下りればいいのかを皆で考え、CLから回答を聞いてから進みました。最後の数百メートルの急な斜面で私が先頭から遅れてしまい、SLとSLに助けて頂きながらゆっくり進みました。最後はCLがロープを張って下さり、安全に下山することができました。色々なことが学べた一日でした。同行の皆様、ありがとうございました。

 

草の上に立っている子供たち

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森の中にいる人たち

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両神山     11月12日(土)    晴れ 

<参加者> 6名

<コースタイム> 西部秩父駅(8:20)タクシー→日向大谷(9:25)→清滝小屋(11:40)昼食(12:00)→両神神社(13:00)→両神山(13:30)→両神神社(14:20)→清滝小屋(15:00)→日向大谷口16:45

両神山は埼玉県西端に位置する山岳信仰の霊峰であり、鋸の歯のような形をした岩山である、とのこと。鎖場もあるが、今回のコースは鎖場初心者の練習に良いと書かれていたので、割に気楽に参加した。

西部秩父駅で電車を降りると、駅の大きさの割に特急・ちちぶからの降車客が多く、しかも改札が1つで、人の列が渋滞していてまずびっくり。特急券は箱の中に!にも啞然とする。

リーダーが予約をしていてくれた6人乗りタクシーに乗り、日向大谷口へと向かう。登りの道から下の方を眺めると、紅葉が盛りとはいえないが、綺麗だった。2時間くらいで清滝小屋に到着。少し早めの昼食をとる。諸般の事情により、前日に買ったドーナツ2個がその日の私の唯一の食糧で少し心細い。その後、両神神社を経て頂上へと向かう。途中、石仏や狼の石像(狛犬)に出会いつつ登っていくと、鎖場に出た。かなり大きな岩場ではあるが、何とか登りきることができた。頂上の岩の上でしばし眺望を楽しみ、来た道を下山する。時間がかかったが、暗くなる寸前で下山できて良かった。その後はまたタクシーにて駅へ向かう。

今回は、とある旅行会社が大型のタクシーを抑えていて、タクシーの予約に一苦労されたリーダーにはご苦労をおかけしました。リーダーそして参加の皆様、お世話になりありがとうございました。

 

雪の上に立つ人々

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両神山山頂にて集合写真              山頂より

大野山                 11月19日(土)   晴れ

〈参加者> 3名

〈コースタイム〉9:35新松田駅―10:41大野山入口バス亭-11:03大野山登山口―11:21共和小学校―12:36イヌクビリー12:55大野山山頂(昼食)13:45―14:14十字路―15:07谷峨駅

 大野山登山口行のバスが、道路渋滞により予定より遅れて登山口バス停に到着。そこから登山口まで歩道歩きがしばらく続く。登山道に入ってからも、比較的しっかりしていてわかりやすい。頂上付近に牧草地があり、そこの登りは階段になっている。何段もあるので、息が上がって「ちょっと休みたいな~」と思いながらも何とか歩きとおした。ゼイゼイ言いながら登ってきたが、ここまで道路が続いていて、なんと車で来れる。

頂上は展望が良く、晴れていたので富士山がバッチリ見える。紅葉も見頃。ゆっくり昼食をとってから、谷峨駅方面に下山。途中、ススキがたくさんはえていて、西日が当たってきれいだった。

三人と少人数だったが、天気にも恵まれ、楽しい山行だった。Mさん、Yさん、ありがとうございました。

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今倉山・二十六夜山  11月27(日)  晴れ

<参加者> 10名

<コースタイム> 道坂隧道9:00・・・今倉山10:00~10:05・・・赤岩(昼食)10:45~11:15

       ・・・二十六夜山12:05~12:20・・・月待の湯13:40

 道志山塊の今倉山から二十六夜山に縦走して初冬の山を楽しむ山行です。快晴に恵まれた日曜日で中央線の車中には登山姿の乗客が大勢います。隣に座った登山者から、縦走路途中の赤岩からの展望が素晴らしいとの話があり期待が高まります。都留市駅から登山口の道坂隧道に向かうバスも座れないほどの混雑でしたが、大半の登山者は御正体山を目指すようで今倉山へ向かう人はあまりいません。登り始め早々から1時間ほど急な登りが続き、息が切れかけたころ今倉山に到着しました。木々の間から富士山が時々見えますが、絶景ポイントはさらに先とのことで二十六夜山に向けて縦走を開始します。ここからはアップダウンはあるものの歩きやすい登山道で参加者の会話も多くなってきました。今倉山は山梨百名山のひとつなので山梨百名山の山々に登る計画などを話題にして盛り上がります。今倉山から40分ほどで到着した赤岩からの景色は期待以上でした。まず真白く雪をまとった富士山が間近にせまります。さらに南アルプス、八ヶ岳、奥秩父、丹沢・道志の山々など360度の展望が広がります。山々の名前を記した標識には遠く筑波山、日光白根山、北アルプスなども載っており、目を凝らしてその方角を見ると何となく見えた気になりました。ここで展望を楽しみながら早めの昼食をとったのち縦走を再開します。葉を落とした美しい樹林が続く快適な山道を進み、二十六夜山で最後の眺望を楽しんで月待の湯に下山しました。天候に恵まれ素晴らしい眺望と天然林の情緒を味わいながら、同行の皆様と楽しい時間を過ごすことができた山行でした。山行をリードしてくれたCL、SL、この山行を企画したにもかかわらず都合で参加できなかったSさんに感謝いたします。

山の上にいる人たち

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城山湖周辺山稜 11月27日(日)  晴れ 

<参加者> 3名

<コースタイム> 高尾山登山口駅(8:45)→四辻(9:10)→草戸峠(10:50)→草戸山山頂(11:15-昼食-11:30)→境川源流(11:50)→はなさき休憩所(12:05)→大戸BS(13:30)→橋本駅(14:15)

城山湖周辺山稜は、南高尾山稜の一部で、高尾山口駅から南へ伸びる山稜です。近傍の高尾山の賑わいとは異なる、静かな自然を楽しめるコースです。

今回は、特に落葉期でしたので、山道には落葉が一面に散り敷かれ、周囲の植栽は密生し、とても見ごたえがありました。また、登山者が少ないので、山道は荒れていませんでした。

草戸山付近の山道(丸太2本で整地した階段)では、両側に土砂流れがない場合は、土が流失せず、段差は変わっていませんが、土砂流れがある場合は、土が流失し、段差が拡大していました。また、ダム湖の北側では、板塀で土手の土を支え、道の谷側にも板塀が埋め込められていました。土砂の流失に特に気を使って整備されている事が分かりました。

自然保護部の山行は、通常よりもペースを落とし、ゆっくりと自然を観察することを心掛けております。落葉はコナラ、クヌギ、モミジ等、色や形、大きさも様々でした。絶え間なく散る音「カサカサ?カラカラ?」も聴くことが出来ました。

また、登山に欠かせない登山道は、多くの人に利用されているにもかかわらず、誰が設置し、誰が管理しているかを考えることはあまりないのではないでしょうか?時には、日頃利用している登山道について、考えを巡らせてみることも良いのではないかと思います。     

C:\Users\Tooru\Desktop\20221127城山湖周辺山稜\IMG_1120.JPG

スキーをしている人の絵

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2022年10月_山行の感想

 四 季

No. 532 2022年12月号

横浜ハイキングクラブ(YHC)

                                        

                                                       蔦沼モルゲンロート 22年10月

感想文

甲武信ケ岳 10月1日(土)~2日(日) 快晴 

[参加者] (4名)

[コースタイム] 1日 茅ヶ崎駅6:00~毛木平駐車場11:00~ナメ滝12:00~千曲川水源地14:20~甲武信ケ岳15:00~甲武信小屋15:50  2日 甲武小屋5:30~甲武信ケ岳6:00~三宝山7:00~武信白岩山8:00~十文字峠9:50~カモシカ展望台~十文字峠10:40~毛木平駐車場12:00~茅ヶ崎駅18:00過ぎ

 天気予報もいい感じで、朝から楽しみだったが、この快晴を楽しみにしていたのは私たちだけではないらしく、いきなりものすごい渋滞に巻き込まれる。予定より1時間遅れで毛木平駐車場へようやく到着。すでに駐車場は満車状態で、はじっこに無理やりパーキング。早速歩き始める。紅葉にはまだ早いが、天気がなにしろ最高なため、緑が美しく、緑に映える水も美しい。ナメ滝、そして千曲川水源地を経て、甲武信ケ岳到着!途中かなり厳しい急登もあったが、それを忘れさせるほど展望のよい山頂。青空しか見えない!と山頂で寝そべるTさん。北から南までアルプス一望。

 そして甲武信小屋。夕食後の団らんスペースで、ちょうどいいサイズの机らしきものがあったので、それにお菓子でも載せてビール片手にみんなで語らおうとしたところ、山荘のご主人に「勝手に出すな」とすごい剣幕で怒られる。だったらちゃんとしまっとけ!と思ったが、追い出されると困るのでみんなで耐える。

 翌朝、日の出に間に合わせて起きる。寒いけれど、待った甲斐あり。すばらしい日の出。そして甲武信ケ岳へ再度登る。なんと、昨日より美しい!!!北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、南アルプス、そして富士山!まさに360度の大展望。CLがいろいろと山の名前を教えてくださる。出会った甲武信ケ岳ベテラン登山者もこんなに眺望がいいのはめったにないとのこと。素晴らしい景色をただただ堪能し、しばし山頂に滞在。

 帰りは行きよりも大回り。十文字峠のところのカモシカ展望台は、やはり甲武信ケ岳山頂を見てしまった身としては、ちょっと物足りない。そして長く長くひたすら下って、やっと毛木平駐車場へ戻ってきた。山行終了だが、まだまだ晴れているし、帰るのがもったいなーいと思ったが、しょうがない。おそばを食べて帰ろうということになり、寄ったお店がなかなかよくて、コシがあるというより、コシだらけ。モチモチのさらに上。そして長野のとれたて新鮮野菜。おまけに安い。すっかり堪能し、高速道路へ。そこからも渋滞に巻き込まれ、長かった。。。

 

ベテランCLのHさん、いつも明るいTさん、そして私、さらに、紅一点ならぬ白一点のSさんも意外にこの状態に早く慣れた様子。たぶん全員マイペースなのが逆に良かったようで、実に快適に歩け、とても楽しかった!CLのHさん、何から何まで、本当にどうもありがとうございました!

日の出山~御岳山        10月2日(日) 晴れ 

<参加者> (8名)

<コースタイム> 武蔵五日市駅(7:52)→琴平神社(8:45)南沢山(9:27)→ 日の出山(13:05)→御岳山(13:10)→大塚山(14:05)→古里駅 到着(15:35)

 武蔵五日市駅に早い集合、10月なのに朝から気温上昇(水分補給はしっかりと)。アップタウンは少ないが、ロングコース。日出山は何度か訪れているが初めてのコース。歩行時間:約7時間、歩行距離18キロ、消費カロリー3364kcal。どれだけ凄いか…かつ丼(893kcal)+醬油ラーメン(487kcal)+餃子(323kcal)ビール3本(552kcal)+レモンサワー2杯(252kcal)+日本酒(196kcal)+カキフライ(278kcal)+ウイスキー2杯(120kcal)+フライドポテト(246kcal)=3347kcalが食べられます。とても長い1日でしたが、心身ともに充実しました。

山形の文化財を巡るハイキング   10月14日(金)曇のち晴 

<参加者>(7名) 

<コース>市内観光:霞城公園(山形城跡)→文翔館→郷土館(旧済生館病院)→県立博物館。

霞城公園(山形城跡)

国指定史跡、約35.9haの面積を有する山形城跡、日本百名城。延文元年(1356年)に斯波兼頼(最上家初代)が築城。現在の城郭は第11代城主最上義光築城が原型。春には1500本の桜で彩られる。

山形市郷土館(旧済生館病院)

擬洋風建築にて明治11年に竣工した「旧済生館本館」、医学校も兼ねる県立病院。病院を建設した山形初代県令・三島通庸がオーストリア人医師・アルブレヒト=ローレツを招き、ドイツの薬品・医療機器を取り入れ、講義・外科手術を行った。昭和41年に重要文化財。

文翔館(山形県郷土館)

重要文化財、1911年の大火災で焼失した県庁舎・議事堂を1916年(大正5年)にイギリス・ルネサンス様式で再建。1986-1995年に修復工事が行われ、文翔館として開館。

山形県立博物館(霞城公園内)

明治百年記念行事の一環として県立博物館を霞城公園内に建設・整備、1971年4月に開館。展示は自然(地学・植物・動物)3部門、人文(考古・歴史・民族・教育)4部門。国宝の縄文の女神(縄文時代の土偶)も展示。

          郷土館(旧済生館病院)

D:\横浜ハイキングクラブ\YHC2022年 山行計画書\221014-15「蔵王、山形」\山形観光写真\1. 済生館P1090599.JPG

<感想文>

明治の文化都市・山形の文化財を廻り、文明開化の先頭を走っていた山形の文化を学んだ。

明治9年に初代山形県令(現在の知事)三島通庸が道路等のインフラ整備を進め、遅れていた文明開化の象徴と医療改善のために済生館(病院・医学校)を建設した事が発端となった。明治初期には国・地方に先見の明と決断力のある政治家がいた事に頭が下がる。文翔館内のカフエでお茶をし、夕食は山形市内で人気第一位の山形牧場レストランで美味しい夕食を囲んだ事もあり、女性陣に好評だったようです。お花見の時期に霞城公園で花見をしたいですね。

地蔵山~蔵王熊野岳(1841m)~刈田岳 

10月14-15日(金-土)曇のち晴 

<参加者>(7名) 

<コースタイム> 5時間、14日は山形市内の文化財(山形城・文翔館・郷土館・博物館)見学

<コース>山交バス:山形駅7:30=蔵王温泉、ロープウエイ:蔵王山麓駅=山頂駅 → 地蔵山→ 御釜(五色沼) → 熊野岳・蔵王山神社 → ワサ小屋跡 → 御田神様 → いろは沼・観松平→ ロープウエイ:樹氷高原駅=山麓駅 → 蔵王温泉共同浴場、山交バス:蔵王温泉=山形駅

蔵王連山は宮城・山形南部の県境に位置する連峰。主峰は熊野岳(1841m)。9月末から10月は蔵王の紅葉のシーズンで紅葉のパノラマを鑑賞できる。蔵王山の外輪山、刈田岳・熊野岳間の馬ノ背から火口湖・御釜(五色沼)のエメラルドグリーンの湖面や周囲を囲む外輪山の雄大な景観を眺めながら、トレッキングを楽しむ。

  下山道からの紅葉            蔵王御釜(五色沼)       

D:\横浜ハイキングクラブ\YHC2022年 山行計画書\221014-15「蔵王、山形」\蔵王山行写真\6. 蔵王下山道からの一面の紅葉 P1090720.JPG D:\横浜ハイキングクラブ\YHC2022年 山行計画書\221014-15「蔵王、山形」\蔵王山行写真\1. エメラルドグリーンの御釜 P1090676.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<感想文>

山麓駅6時50分のロープウエイに乗る予定が、シーズンダイヤになっておらず、山麓駅から7時30分の始発に乗り込む。樹氷高原で乗換、窓から紅葉を楽しみながら山頂駅で降り立った。紅葉を楽しみ浮かれていたが、周囲は霧の海。立ち枯れのブナの木が立ち並び、「霧の五色沼」になってしまうかとの悲壮感が漂う。

すぐに地蔵山(1736m)への急登が始まり、不安を抱く暇がない。山頂から下りが続き、ワサ小屋跡からまた蔵王山への登りが始まる。御釜に沿った馬の背を進むが、周囲の霧は晴れない。

刈田岳から馬の背を戻る。御釜近くで急に霧が晴れ、待ち焦がれた雄大なエメラルドグリーンの御釜が姿を現した。写真で飽くほど眺めていたが、現物はさすがに素晴らしい。

分岐から蔵王山頂への登りが続く。かなり広い蔵王山頂では360度の展望が広がり、周囲には雲の海が広がっていた。昼食タイム、空腹の身体にはおにぎりと飲み物が身体に染み込む。ワサ小屋跡への下山道は、ゴロゴロ岩が続く。疲れた足にはかなりきつい。やっとゴロゴロ道の下山が終わり、ワサ小屋跡から御田神様・観松平への下山が始まる。周囲の山は一面の紅葉で、目を和ませてくれる。紅葉の撮影ポイントが続き、遅れの取り返しが難しい。下山後に「下湯共同浴場」に入浴、泉質は強酸性硫黄泉、切傷・火傷・皮膚病に効能。料金200円で貸切状態。得をした気分で身体の汗と疲れを流し切った。   

沼津アルプス全山縦走      10月15日(土)  晴れ 

<参加者>  (6名)

<コースタイム> 黒瀬BS(7:50)→香貫山(8:30)→横山(9:40)→徳倉山(10:40)→志下坂峠(11:30)→鷲頭山(13:00)→大平山(14:00)→大嵐山(16:00)→茶臼山(16:30)→茶臼山登山口(16:50)

沼津アルプスはこれまで随分登っていますが、香貫山を通るコースは初めての経験で新鮮味がありました。天候もよく晴れていましたが、富士山には始終雲がかかっていてメンバーの皆さんを残念がらしめました。いつも思うことは、この低山から見える海と山のコントラストが素晴らしいことです。通常の沼津アルプスはコースタイム5~6時間ですが、全山縦走なので、休憩を含め9時間という長丁場になりました。何度も行っているはずが、急登に遭遇するたびに「こんなにキツかったかな?」と感じました。最後は日没間近でヘッドランプも用意しましたが、点灯させることなくゴール出来ました。この経験を次に生かすための反省会を三島で行い、帰途につきました。    

荒船山  10月22日(土)  曇り時々晴れ 

<参加者>(9名)

<コースタイム>海老名駅七重の塔(6:45)→圏央道・上信越道経由~内山峠P(11:10)

内山峠登山口(11:25)→艫岩(13:00~13:30)→荒船山(13:55)→艫岩(14:40)→内山峠登山口(16:30)→内山峠P(16:45)→甘楽PAにて解散

 自家用車2台にて海老名を出発したものの、事故渋滞もあり予定より約1時間遅れで内山峠駐車場に到着。到着時間が遅かったため、駐車場も路肩も車でいっぱい。下の方の路肩になんとか停めて下さり、内山峠登山口へ向かう。鋏岩修験道場跡を過ぎて艫岩(トモイワ)まで、登ったり下ったり、時には鎖場やはしごもあり、あるいは広々としたとても歩きやすくさわやかな道を、緑の中に黄色が混ざる紅葉を見ながら歩いた。

艫岩にて昼食。艫とは船尾、つまり船の後方の部分をいうのだとリーダーより教わった。荒船山の特徴は大きな軍艦のような形をしているところであり、広くてゆるやかな道は船の中を気持ちよく歩いているような錯覚をおこす。時間が遅れていたため、頂上を諦めてここより下山という手もあったが、皆の要望で頂上を目指す。頂上直下以外は割に緩やかで30分ほどで到着。記念写真をとり、あとはひたすら下山。おしゃべりを楽しみながら、駐車場まで戻ることができた。秋の山はやはりいいと、感じた一日だった。

駐車場からの帰路、車の中から、夕焼けが山に反射してさきほどまで乗船していた大きな船が赤く見えた。美しかった(アーベントロートというらしい)。CLさん、SLさん、また往復ともに渋滞の中を辛抱強く運転してくださったHさん、お世話になりありがとうございました。

             

明神ヶ岳 新入会員歓迎山行(山行教育部主催) 10月23日(日) 晴れ 

<参 加 者> (14名)

<コースタイム>大雄山駅(バス8:14~8:24)~道了尊バス停8:40→大雄山最乗寺奥の院9:15→足利林道9:55→明神ヶ岳、昼食12:05~12:45→明神ヶ岳登山14:30→宮城野営業所バス停前14:45~小田原駅

 早朝、電車から見える景色は雲一つない青空。今日は富士山ドーン間違いなしと心弾みます。道了尊バス停から大雄山最乗寺へ。奥の院から山頂を目指します。スタート直後、いきなりの階段ですが、皆足取りは軽やか。尾根筋を歩く登山道を進みます。緩やかな傾斜の静かな樹林帯。トリカブトの花が沢山咲いています。山頂を目指す途中、メンバー1人が足の不調。団体行動の中で早めに不調を伝える勇気、その方を即座にフォローする先輩方、声掛け、対応力がすごい!アクシデントがありながらも全員が無事に登頂。見晴らしの良い広い山頂でランチタイム。

山の景色

自動的に生成された説明

 

富士山の山頂部分にだけ雲がかかり残念でしたが、大涌谷、金時山そのほかの山々はバッチリ。集合写真を撮り、下山スタート。フジアザミ、相模湾、リンドウ、リュウノウギク、風に揺れるススキ、秋を感じながら歩きます。岩がゴロゴロした滑りやすい急斜面を慎重にひたすら下り、無事下山。

新入会員へのフォローアップ山行ということで、プチ読図講習あり、笑いあり、楽しい中にも学びのある印象に残る山行でした。皆さま、ありがとうございました。           

鋸  山              10月23日(日)  晴れ 

<参加者> (5名)

<コースタイム> 久里浜港(9:25)→金谷港(10:17)→鋸山登山口(10:39)→地球が丸く見える展望台(11:29)→鋸山山頂(11:54)→昼食(12:00~12:20)→石切り場への分岐(12:42)→石舞台(12:56)→日本寺北口(13:15)→大仏広場(13:49)→日本寺北口(14:17)→関東ふれあいの道コース→鋸山登山口(14:54)

当日の久里浜港は、ツーリングや釣り支度の面々も多く、秋晴れの行楽日和であった。上っては下りを繰り返す名前の通りのギザギザ山で、低山と侮っていたら中々山頂に着かず苦労した。すれ違った青年が「山頂、山頂って着かないじゃん、山頂詐欺!」と言っているのが聞こえ思わずニヤリとした。
 「地球が丸く見える展望台」では下界を一望でき、タンカー、釣り船にフェリーと航行が多く、見ていて飽きなかった。登山道では「トリカブト」一輪、下山中に鹿の一種「キョン」と思われる動物を一瞬だったが目撃した。「地獄のぞき」は列もできていた事もありパスし、日本最大の日本寺の大仏を見て下山となった。どうやって、切り出した80Kgの石を女性一人で運べたのか等、思いを巡らしたり、世間話をしたり等かしましく(?)楽しい山行でした。CL、きめ細やかにありがとうございました! 

 

瑞牆山~金峰山           10月28日(金)~29日(土) 晴れ 

<参加者> (3名)

<コースタイム>

1日目 JR韮崎駅8:50⇒9:48登山口⇒10:38富士見平小屋(テント設営&昼食)12:00⇒13:31瑞牆山山頂⇒15:32富士見平小屋

2日目 富士見平小屋6:00⇒7:02大日小屋⇒7:45大日岩7:56⇒8:54砂払いノ頭⇒10:30大日岩⇒11:20大日小屋⇒12:28富士見平小屋(昼食&テント撤収)14:10⇒15:06みずがき山荘

 

            

 

 

 

 

 

 

瑞牆山~金峰山テント泊に行ってきました。瑞牆山(標高2230m)は奥秩父の西側に位置し、奥秩父には珍しい奇岩が立ち並ぶ山です。

JR韮崎駅に集合し、車でみずがき山荘の駐車場に向かいます。駐車場すぐそばにある登山口より登り始め50分ほどで富士見平小屋(標高1810m)に到着。昼食を済ませテント設営に取り掛かる。設営後、いよいよ瑞牆山にアタックです。そこからしばらく下って天鳥川の源琉部に下り立ちます。沢を渡ると眼前に桃太郎岩という大きな岩が見えてきます。その前はひらけていて休憩ができるようにベンチも設置されていました。

さあいよいよここからが瑞牆山の真骨頂です。桃太郎岩の横には木の階段が設置されていてそこを登って行きます。道はなかなかハードな急坂で途中ロープや鎖を頼らないと登れない大きな岩が何度か出てきました。そして木々の間から見えた大ヤスリ岩は天に向かってそびえ立つモアイ像のように立派でした。その大ヤスリ岩の下に沿って急な坂を登って行くとまだまだ岩との戦いです。腕の力と、足の柔軟性が問われる急登でした。そして山頂まで10分の看板を横目にさらに登って行くと岩肌の山頂へ到着。山頂は岩山なので狭くてガードもないのでかなりスリル満点な山頂でした。景色は雲の多い空だったので富士山は見ることが出来ませんでしたが、雲の切れ間からは綺麗な青空と八ヶ岳や南アルプスの山々を臨むことが出来ました。下山はすべる岩に気をつけながら無事にテント場に戻ってきました。

 翌日、早朝から天気がよく今日は金峰山へ。時間的余裕があったので、途中で大日岩に登りました。岩の上からの展望は抜群で瑞牆山、八ヶ岳の奥の北アルプス、南アルプス、富士山と見渡せました。大日岩を過ぎ砂払いノ頭まで長い樹林帯を経て進むに従い、雪が多くなりこのままツボ足で進むのは危険なため、山頂には行かずにテント場に戻ることになりました。みずがき山荘で紅葉を見ながらソフトクリームを食べて解散となりました。皆様お疲れ様でした。

西沢渓谷ハイキング 10月29日(土)  晴れ 

 

<参加者>  (6名)

<コースタイム> 西沢渓谷入口バス停(10:20)→トイレ(10:47)→三条の滝(11:20)→母胎淵(12:06 12:30)→七ツ釜五段の滝(13:00)→ネトリ大橋(14:07)→バス停(14:35)

 20年21年と台風、大雨で通行止めとなった山道。昨年山行の1週間まえに迂回路が開通しました。ようやく3年越しの開催です。

快晴で風もなく、参加者はご満悦でした。1時間バスに揺られ、ようやく着いた渓谷入口バス停で、まずは名物のよもぎ餅を並んで買いました。これを食べながら歩き始めます。木漏れ日があり、紅葉も始まり、いい道ですねとおしゃべりしながら進みました。吊り橋で記念撮影をしました。道がだんだん狭くなり、追い越しはできません。右手は崖、左手は滝、という道で鎖で安全止めがしてありました。

三条の滝(迫力がありました)、竜神の滝、恋糸の滝(誰かがこんな恋をしたでしょう。ううん、全然違う)、そして母胎淵へ着いてお昼にしました。エメラルドグリーンの川の水は、勢いよく流れていきます。それを見ながら、澄んだ空気の中おいしいお弁当を食べました。そのあと、七ツ釜五段の滝前が崩落してしまったので、そこは迂回路で急な山道を登りました。本当なら七ツ釜五段の滝をずっと見ながら歩いていくのに、そこだけが残念でした。遠くから七ツ釜五段の滝を見て、旧森林軌道を歩きました。トロッコ跡があり、以前はここから木材が運ばれていたんだと説明書を読んで知り、今は森林セラピーロードと呼ばれるくらいの森林浴で、一路バス停へと進みました。1本道で抜けないため時間がかかり最後は少し急ぎましたが、時間通りのバスに乗車でき満足となる山行となりました。掛け合い漫才のようなおしゃべりがずっと続き、楽しい1日となりました。ご参加の皆様ありがとうございました。 

 

 

 

 

 

 

 

大山三峰山 10月30日(日)  晴れ 

<参加者>  (13名)  

<コースタイム> 煤ヶ谷(8:20)→523m地点(9:20)→733m地点(9:50)→三峰山(11:40)→833m地点(12:30)→不動尻(13:20)→駐車場(14:20)→煤ヶ谷(15:10)

 猛暑や酷暑の夏も終わり、気がつけば紅葉の丹沢 大山三峰山。緑、黄、朱、赤、茶、本当にきれいだ。良い季節が短くなってしまったこの頃、日ごと迫る夕暮れに追われつつ、もう少し紅葉を楽しみたいと思う山行だった。

【エピソード】

CLがスマホのセルフタイマー機能で集合写真を撮ろうとしていたところ、優しい男性が撮りましょうか?と。ありがたい、スマホを渡すがタイマー機能のまま、はいチーズ!カシャッ(嘘音)7・6…さあ大爆笑のカウントダウンの始まりです。…1・0カシャッ(本当音)

 

                          

丹沢・花立 自然観察山行 感想&報告(自然保護部主催)

10月23日(日)晴 

<参加者>  (3名)

<コースタイム> 

大倉バス停8:20→10:10堀山の家→11:50花立小屋・昼食12:15→12:30花立ガレ場・現状観察評価12:55→(13:25塔ノ岳往復13:42)→花立小屋→16:00見晴小屋16:05→16:55大倉バス停

2019年秋に個人的に現況定点観測撮影を開始、2020年3月、同9月、2021年5月、同10月、そして本年5月、同10月にガレ場の荒地を観察撮影し、植生保護作業を継続。開始の翌年、荒れには、①登山者要因による場合と、②天候要因による場合があることに気付づく。そこで対策は、①登山者に対し石囲いで植生をガードすること、②天候に対し土盛りと小砂利投入し植生と雑草の生育を促し、雨礫に対する土壌表面強度の向上を図る活動。

約2年半のケア(両面対応)継続の結果、付近の植生と雑草が一定量に復活、今回までの記録・まとめを報告。

1.【登山者要因の荒れ箇所の推移】

 

‘20年3月石囲・土盛保護 → ‘21年5月作業前状況 → 本年5月成果確認・手直し→今回10月若干手直し

➡まとめ;開始から2年半経過。昨年春に顕著な消失があり、囲い・土石復旧し以降継続。 今回、登山道中央に新規の石段積みがあり、この現場を気にかける他有志の活動に気持ちが和む。

2.【天候要因の荒れ箇所の推移】

‘20年3月石囲・土盛り →‘21年5月追加土盛作業→ 本年5月成果確認・作業→ 今回10月確認・若干追加

➡まとめ;同様に本開始から2年半経過。昨年春に顕著な効果、本年秋までほぼ現状維持&石囲い内にススキ・アザミの新規成長も確認。以上から、付近には植物の種・芽が充実し、土砂があれば植生は育つと確信。

3.【ガケ側の土石消失の進行 (甘受すべき事実)】

(ガケ際の土砂が消失し、植生根が露出⇒ガケ際が後退中)

       

本年5月までの状況         今回10月状況

➡まとめ;天候・風雨によるガケ側土砂流失も進行し、やむなしの現象と甘受。行政の本格対策を待ちたい。                            

2020年9月_山行の感想

 

                    

大山ライトアップ(11月)

湿生花園~金時山(1212m) 9月3日(土)晴れ(山頂曇り)

<参加者>(6名)

<コースタイム> 5時間

<コース> 仙石案内所9:00 → 湿生花園9:20–10:00 → 金時登山口10:30→ 分岐11:40 → 金時山12:10-12:40 (昼食) → 分岐 13:10→ 金時宿り石13:30-50 → 公時神社14:30-50 → 仙石15:10

* 湿生花園:湿原・水湿地の植物を中心にした植物園。湿地帯植物200種、高山植物1100種が集められている。9月はエゾリンドウ・オミナエシ・ススキ・アサマフウロ・サクラタデ・等、総面積は3万㎡。

* 金時山:日本3百名山、一帯は箱根伊豆国立公園、頂上からの絶景富士山。

<湿生花園>                         <大涌谷越の神山方面>

D:\横浜ハイキングクラブ\YHC四季報\四季報2021年\湿生花園 写真\湿生花園 庭園.jpgD:\横浜ハイキングクラブ\YHC2022年 山行計画書\220903「湿生花園~金時山」\4. 大涌谷越の神山 P1090545 - 1.JPG

雨前線停滞で雨予報が続いていたが、前日予報で箱根町は晴れ・金時山は曇りとなった。夏の間は静養していた人が多く、久々の山登りに心が弾む。

初めての湿生花園に期待したが、春花と秋花の合間になった様で、綺麗な花を咲かせているのはピンク色のミヤコアザミ・白色のカクトラノオくらいであった。人気の高いミズバショウは3月、ニッコウキスゲは6月が見頃との事です。高山と比べ見頃は1カ月程早い様です。

金時山登山口からの登りが始まる。登山口から10分位は整備したての階段が続く。登り1時間程で金時岩と呼ばれる金時が寝床にしていた様な大岩。こんな巨大な岩を誰がどうやって運んだのでしょう。頂上から富士山を見るのを楽しみにしていたが、頂上を包む雲に阻まれた。

下山途中に金時宿り石で20代の6人連れ(男女各3)に出会った。同じ職場の仲間だそうだ。20代の同年代の人が6人で山登りとはかなり恵まれた職場の様で、うらやましい限りです。

箱根湯本駅前の「ルノアール」で、山友との久々の会話を楽しんだ。

蝶ヶ岳テント泊      9月9日(金)~11日(日) 晴れ

<参加者>   (4名)

<コースタイム> Day1上高地バスターミナル(12:30)→徳沢園(14:30)

Day2徳沢園(7:00)→長塀山(11:15)→蝶ヶ岳(12:30)               Day3蝶ヶ岳(7:00)→分岐(7:25)→横尾(10:30)→徳沢園(11:30)昼食(12:15)→上高地バスターミナル(14:10)

Day1 上高地バスターミナルに12時集合し軽く昼食を摂ってから出発した。徳沢園まで約2.5時間。皆さんと楽しくおしゃべりしながら歩く。到着後すぐテント設営し、それぞれが我が家を完成させると皆で「みちくさ食堂」前のデッキで乾杯!話題は尽きず楽しい語らいの場となった。そして静かにゆっくり流れる時を楽しむことが出来た。

Day2 徳沢園から長塀山経由で蝶ヶ岳を目指す。のっけから急登が始まり、約5.5時間 急登を登り続け蝶ヶ岳山頂へ。11kgのザックの重さが肩にどっしり食い込む。

樹林帯を抜け広がる景色に心高鳴り、それまでの疲労感もなんのその。穂高連峰の峰々が 私たちを迎えてくれた。テント場はほぼいっぱいで離れたところにテントを張り、全員が 準備できたところで蝶ヶ岳ヒュッテのベンチでカンパーイ!山頂で飲むビールは最高です。古矢野CL中心にメンバーのコミュニケーションはばっちりで楽しい語らいの場となった。

夕食はヒュッテで注文した。山小屋で出る普通の定食で2500円は高いかなあと感じた。この日は中秋の名月で、山頂から見えるお月様の輝きは美しく、蝶ヶ岳という舞台をスポットライトのように照らしていたのが印象的であった。

Day3 翌朝5時過ぎ、安曇野方面から朝焼けが始まり、刻々と真っ赤に染まる空。全身で受け止めようとする私。今思い出しても幸せが満ちてくる。右を見れば富士山、八ヶ岳、後ろを振り返れば穂高連峰のモルゲンロートと中秋の名月のコラボ。眼前には雲海と山々。360度どこを見ても感動の連続で今まで経験したことのない充実感で満たされていた。テントを撤収し名残惜しい気持ちで皆と次の目的地へ出発した。天気予報をすべて覆し晴れの中ご一緒してくださった皆様、そして古矢野CL素晴らしい感動をありがとうございました。


湯の丸山             9月10日(土)曇り

<参加者>(8名)

<コースタイム>地蔵峠11:00→湯ノ丸山12:00、昼食12:30→烏帽子岳14:00→地蔵峠16:00

当山は軽井沢を過ぎた浅間山に位置し、車で3時間掛かる場所にあった。当日は曇り空で信越は時々降雨もあった。

テーブル, 座る, ケーキ, 男 が含まれている画像 自動的に生成された説明 登山場所の湯ノ丸スキー場に11時前に到着し、そこからゲレンデの中の登山道を登り始めた。この時期草花は端境期の様に思っていたが、薊、桔梗、マツムシソウ等の花々に出会えたのは良かった。湯ノ丸山の頂上に着いた時、天気は回復傾向に変化し一部近隣の山も眺めることが出来た。

その後、一度鞍部に下り烏帽子岳に登った。この山は人気の山の様で家族連れとも途中出会った。

烏帽子岳からは遠い市街地も眺めることが出来、近隣の山行とは違った良さを感じた。

下山後、地元のソフトクリームを頂き、温泉に浸かり楽しい山行であった。

笹子雁が腹摺山  9月10日(土)曇り

〈参加者〉(5名)

笹子駅8:30~登山道9:10~笹子雁が腹摺山11:20~米沢山11:20~お坊山13:40~甲斐大和駅16:00

駅を降りると天気は曇りです、山の頂上を見上げると雲が掛かっています。もしかしたら、頂上は霧の中かなと思いながら出発です。

R20の笹子トンネルの上の山です、昔バイクでトンネルを使わずに峠を通った時もありますので楽勝と思ってましたが登り始めると急登が続き久しぶりの登山ということで息が切れます、ちょっと我慢してセカンドウィンドを待ちます、急登が続きロープも何か所かでてきました、けっこう手強いです。山頂近くに差しかかるとやはり霧の中です、まだ暑いせいかマイナーなのか誰にも会いません、道は思ったより整備されてました。

今回は夏の終わりで、花が咲いてたりはありませんがマムシグサの実かなと思われるものがありちょっとだけ秋を感じました。

以上です。

橋の上を歩いている人たち

中程度の精度で自動的に生成された説明

女峰山(2483m) 9月16日(金)~17日(土) 晴れのち曇り

<参加者>  (5名)

<コースタイム> 9/17霧降高原レストハウス(6:03)→小丸山(6:37)→赤薙山(7:34)→奥社跡(8:35)→独標(9:40)→山頂(10:55➝11:36)→独標(12:28)→奥社跡(13:23)→赤薙山(14:12)→小丸山(15:04)→霧降高原レストハウス(15:35)

悪天候やコロナ禍で登れなかった霊峰女峰山、三年越しの待ちに待った山行がやっと実現しました。道程の累積標高差1,800m距離12.7㎞ 時間9時間45分(休憩含)を要するなかなか厳しいそして堂々とした素晴らしい山でした。日本二百名山で日光三山のひとつ。日光表連山の東に位置し、日本国内では女峰山より東にこれより高い地点はないそうです。

16日夕方に日光入りし民宿に泊まり、当日(17日)霧降高原から天空回廊と呼ばれる1445段の階段を上り赤薙山へ、途中雲竜渓谷より吹き上げる涼風に元気を貰い、その後何度かの登り返しを経て山頂へ。心配していた天気も良く、遠くは富士山や筑波山、谷川岳、また太平洋も望め、隣の男体山や日光白根山など絶景を満喫しました。山頂直下の祠の近くで昼食を取りゆっくりと下山しました。この山行を企画して頂いたCLとその仲間たちに感謝します。


西原峠~浅間峠 9月25日(日)  晴れ

<参加者> (8名)

<コースタイム> 武蔵五日市駅(9:00)→仲の平BS(9:55)→西原峠(11:35)→槇寄山山頂(11:40)→田和峠(12:10昼食)→数馬峠(12:50)→笛吹峠(13:30)→丸山山頂(13:48)→小棡峠(14:20)→土俵岳山頂(14:55)→日原峠(15:10)→浅間峠(16:00)→上川乗BS(16:48)→武蔵五日市駅(17:45)

東京都檜原村にある笹尾根と呼ばれている尾根道です。約14.5㎞を、6時間50分で歩きました。

登山口より整備された歩き易い山道が続き、落ち葉を踏みしめながら登りました。木漏れ日の木立、雑木林が続き、豊かな自然と森林浴を満喫することが出来ました。

山道脇には、大量の山栗が落ちていました。自然の山に自生している山栗は柴栗とも呼ばれ、品種改良などされていない栗の原種とのことです。通常目にする栗に比べて非常に小粒な栗ですが、その味は滋味深く、この栗を毎年楽しみにしている人もいるそうです。20粒程持ち帰りましたが、どうやって食べようかと、思案しているところです。

また、笛吹峠(うずしきとうげ)という珍しい読み方の峠がありました。山梨県の笛吹市(ふえふきし)に代表されるように「ふえふき」と呼ばれる地名は全国各地にありますが、「うずしき」と呼ばれるのは、この辺りだけのようです。由来を調べてみますと、3~6世紀頃に、渡来人系の集団が持ち込んだ呼び名である、という説が有力とのことです。東京や埼玉の山奥には大陸からの優秀な技能集団が住み着いたという定説があり、この地方に伝わる文化も長い歴史を持っているようです。

CLの事前計画と、SLの先導により、心地よいペースで楽しく歩くことが出来ました。同行の皆様、ありがとうございました。

自然保護観察山行 高尾東山稜~城山湖 9月25日(日)晴れ

〈参加者〉(3名)

〈コースタイム〉大戸橋バス停9:05~都立大戸緑地~権現谷10:05~境川源流11:15~草戸山(昼食)~榎窪山12:30~峯の薬師12:50~飯縄大権現13:50~円林寺前バス停14:45

台風一過の3連休最終日、横浜線相原駅からバスで大戸橋まで移動して山行がスタート。草戸山へ向かうコースでは、単独の山人に会う程度で、里山を自分達で独占しているような気分であった。伐採の跡、植林されて育ちつつある苗木、崩壊しかかった階段を観察しながら、自然保護のために何ができるのか話が弾んだ。一方で、土のえぐれた階段の使用に限界を感じ、階段わきの木の根元をみんなで歩きながら苦笑いすることもあった。草戸山直下では、境川の源流に立ち寄り。手を冷やし味見をした。草戸山の山頂でランチ休憩

を取り、CLの手作り梅ジュースで、疲れを癒した。三沢峠を経て榎窪山に至るころには、足の疲れが出て、粘土質の山道が滑りやすくなった。途中、ゴミを発見してトングでゴミを拾ったことも、ちょっと幸せな気分にさせてくれた。水を含んだ里山の匂いに包まれて、ホタルの里へ下山した。快晴の空の下、城山湖・津久井湖から横浜まで見渡して、里山の魅力を再認識した。

2022年8月_山行の感想

                      白馬三山 

            

鳳凰三山             8月6日(土)曇り~7日(日)  晴れ

<参加者> 3名

<コースタイム>

8/6 夜叉神峠登山口(10:45)→杖立峠(13:30)→南御室小屋(15:30)

8/7 南御室小屋(4:10)→薬師ヶ岳小屋(5:10)→薬師ヶ岳(5:20)→観音ヶ岳(6:00)→赤抜沢ノ頭(7:00)➝地蔵ヶ岳(7:30)→鳳凰小屋(8:10)→御座石鉱泉(11:30)

岩の間を流れる川 中程度の精度で自動的に生成された説明

滝の前に立っている人たち 中程度の精度で自動的に生成された説明

地蔵ヶ岳から見た甲斐駒が岳

岩山を背景に写真に写る人達

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メンバーの一人が特急あずさに乗り遅れ、心配したが何とか間に合い夜叉神峠に向かった。

一日目はどんよりした曇天で樹林帯の中に「猿尾枷サルオガセ」という不思議な藻のような草がはりついていた。視界がない中を黙々と南御室小屋迄登った。早い夕ご飯を済ませ就寝、翌朝4時過ぎに出発。絶好の晴天に恵まれ360度絶景が見渡せた。北岳・間ノ岳・農鳥岳の白峰三山、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、遠くには八ヶ岳、富士山、荒川三山全て見渡せ感動だった。また薬師ヶ岳や観音ヶ岳にはピンクの「タカネビランジ」が可憐に咲いていた。御座石鉱泉迄の下山はきつかった。(約20㎞、標高差1,500m)でも今季最高の山行になりました

2022年7月_山行の感想

                           秋田駒ケ岳

            

平標岳・仙ノ倉岳  7月1日(金)~3日(日) 晴天

<コースタイム>平標登山口駐車場(6:59)~松出山(8:43)~平標山頂(10:26~11:04)~仙ノ倉山(11:56)~平標山山頂(13:13)~平標小屋(14:04)~平元新道登山口(15:16)~平標登山口駐車場(16:18)

朝7時前に駐車場に着いたが、駐車場はほぼ満杯であった。多くは東京方面のナンバーで、7月初めの花の時期のこの山の人気を再確認した。

梅雨空を期待したいほどの好天、高気温に恵まれ?登り始めた。標高1500m位までは高木が生い茂る道をひたすら登った。1500mを過ぎると笹藪に変わり勾配も緩くなってきていた。この辺からは遠目の景色も眺めることが出来、苗場プリンスホテル、スキー場等眼下に見渡せた。

途中笹が途切れ高くはない広葉樹林の下には花々が咲いていた。

頂上は想像は付いていたが一杯の人であった。日影が全くなく強い日射しが降り注いでいた。周囲360度山々を見渡すことが出来たのは良かった。日本海は霞んでいた。ここで軽く昼食を取り仙ノ倉岳の方に向かった。途中尾根の両側には種々の花々が咲いていて素晴らしかった。その後、緩い上り下りを経て仙ノ倉岳に到着。ここからは谷川連峰の山々を見渡すことが出来た。

草の上にいる白い花

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下山は平標岳までは同じ道を折り返し、それからは山小屋を通る道を選んだ。山小屋の蛇口から冷たい沢水を飲むことができ、今日一日高温多湿の中ハードな登山であったが、十分咽を潤せたのは今日一番の嬉しさであった。

高尾・小下沢ウォーターハイキング    7月10日(日) 晴天

<コースタイム>入渓10:20~小下沢キャンプ場跡11:30、昼食 12:00~滝13:00 ~滝13:20 ~遡行終了13:30~出発地林道14:30

今日の山行は誰もが行く景信山の下を流れる清流のウオータートレッキングである。JR高尾駅から小仏行きのバスに乗り、バス停日影で下車した。そこから20分程度歩いたところから清流を歩き始めた。

一年ぶりの同様の山行であり石の多い川底を歩くのに慣れるまで暫くかかった。参加者は専用の靴を用意していたこともあり、滑ることはなかったようである。

滝は2箇所を除いて1m以下であり、水深もふくらはぎの半分位までで、気持ちの良いウオータートレッキングを楽しむことができた。2箇所ある2~5mの滝の箇所はリーダーが補助ロープを張り安全に登ることが出来た。途中景信山に登る標識が見られ、都会の近くで気持ちの良い夏向きの山行であった。

          屋外, 木, 工場, 草 が含まれている画像

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燧ヶ岳テント安全登山講習会 7月23日(土)~24日(日)  晴れ

<コースタイム>

1日目 12:20 沼山峠出発 – 13:40 尾瀬沼キャンプ場 – 15:00講習会 –17:00 尾瀬沼散 – 18:00夕食 – 20:00 星空観賞

2日目 6:25出発 – 9:34ミノブチ岳 観天望気(風と雲の確認) – 10:20 燧ケ岳俎グラ山頂 –10:45柴安グラ山頂(選抜メンバー) – 11:00 昼食 11:31 – 12:33熊沢田代落雷訓練 –13;40 広沢田代 – 14:45 御池駐車場 – 16:10発バス

遥かな尾瀬でテント泊&安全登山講習会が実施されました。講習内容はテント泊装備の軽量化、雲の種類、風の流れ、天気図の読み方、等高線から雷の発生を予測する方法、低体温症を防ぐ方法、突然の雷の対処方法などなど、安全に登山をするために知っておいた方が良い事を教えてもらいました。難しい内容もありましたが、美しい空の雲を眺めたり、満天の星空を眺めたり、湿原に咲くニッコウキスゲ、ワタスゲ、チングルマを愛でたりと、美しい尾瀬をたっぷり堪能できました。

燧ヶ岳登山では山頂に近づくにつれて天気は良くなり、元気な新人3名は柴安グラまでピストンし、その他メンバーは山頂からの風景を楽しみながらのんびりお昼タイム。以前に登った会津駒ケ岳や平ヶ岳も見えました。

御池までの下山も高山植物が咲き誇る湿原がとても綺麗で長めに休憩しましたが・・雪渓の下りや急な下りは結構大変でした。天国もあれば地獄もあるという事です。

今回、盛りだくさんの内容を企画して頂いたCL、下見や準備と大変だったと思いますが、とても有意義な山行となりました。 ありがとうございました!!

芦ノ湖西岸遊歩道コース   7月23日(土)  曇り時々晴れ

<コースタイム> 箱根湯本(8:20)→桃源台(9:30)→湖尻水門(9:40)→深良水門(10:05)→亀ヶ崎→(10:20)真田浜(11:35)昼食(12:20)→白浜(13:30)→箱根町港バス停(14:10)→箱根湯本(14:50)


暑い毎日から逃れようと、そんな思いで集った面々。芦ノ湖を左眼下に見下ろしながらのウォーキング。ヤマユリが夏らしい。真田浜にてお昼をとる。その後、お湯を沸かしてコーヒータイム。平塚に葦という有名なケーキ屋さんがあるそうで、芦ノ湖にちなんで(❓)葦のチーズパイの差し入れあり。美味しい。満腹になったところで元気百倍となり、先ほどまでより歩調が速くなり、白浜に到着。あとはバス停までひたすら歩くと、待つこともなくすぐにバスに乗ることができた。

涼しく気持ちの良いウォーキングの一日を、ありがとうございました。

2022年6月_山行の感想

           三俣蓮華岳にて(8月)

 

浅間山外輪山縦走      5月29日(日) 晴天

<参加者>(4名)

<コースタイム> 小諸8:45~車坂峠9:30~トーミの頭11:20~黒斑山11:45蛇骨岳12:30(昼食)~仙人岳13:10~トーミの頭15:15~車坂峠16:20

 雲一つない青空の下、浅間山の外輪山である黒斑山・蛇骨岳・仙人岳を縦走した。

 浅間山は遠目だと何だか美味しそう♡(積雪期はガトーショコラと言われている)しかし、実際はご存じの通り活火山で、登山道には赤い溶岩石がゴロゴロし、黒い火山岩と赤い岩肌のごつごつした稜線は迫力満点である。巨大な岩塊トーミの頭は登山客でいっぱいだったが、黒斑山までで引き返す人がほとんどらしく、行きはあまり長居せずに前に進んだ。稜線を眺めると、あんな恐ろしそうな所まで行くのか!?と心配だったが、とりあえずあそこまで…もうちょっとそこまで…とCLに上手く励まされ仙人岳まで到達出来た。仙人岳からは間近に圧倒的な浅間山を眺め、北は至仏山・日光白根山・苗場山が見え、お天気に心から感謝した。帰りにガラガラのトーミの頭で記念撮影。熟知したCLのおかげで心に残る山登りが出来た。


                    

 

 

 

 

谷川岳~平標山        5月29日(日)~30日(月)    晴れ☀

<参加者> (5名)

<コースタイム>

1日目 JR東京駅8:04⇒11:03天神平⇒11:58熊穴沢避難小屋⇒12:40天狗の溜まり場⇒13:54肩の小屋⇒15:13谷川岳⇒15:48肩の小屋(宿泊)

2日目 肩の小屋4:15⇒7:43万太郎山⇒11:10仙ノ倉山⇒12:10平標山⇒14:04平標登山口⇒15:25バス停16:40⇒17:18越後湯沢駅

 ずっと歩いて見たかった谷川岳主脈稜線を縦走して万太郎山、仙ノ倉、平標山と辿って越後湯沢に抜けるロングトレイルのルートを歩いてきました。

 1日目、早朝から天気がよく、上毛高原駅からバスで谷川岳ロープウェイに向かい、ロープウェイで天神平へ、リフトで天神峠展望台に向かった。谷川岳は、群馬県と新潟県の県境にある山で、登山者が一度は登ってみたいと思う人気の山である。展望台では、我々のような登山者だけではなく、旅行者もいて賑わっていた。既にロープウェイで約1500m上がって標高を稼いでいたので、周りの山々が幾分近く感じられた。11時20分頃から登山開始。最初はなだらかな木道が続き、所々雪が残っている谷川岳の雄大な姿を見ながら歩いているうちに、40分くらいで熊穴沢避難小屋に到着。まもなく灌木帯になり、展望が開けてくると、いくつかの鎖場や岩場が出てきて、本格的な登山となる。岩場をゆっくり用心しながら登った。天狗の溜まり場でお昼休憩をした。岩場を登っていくと、残雪地帯が見えてくる。残っている足跡に沿ってゆっくり歩いてその残雪地帯を抜けると、肩の小屋の屋根が見えてくる。肩ノ小屋で荷物をデポし、缶ビールを購入してトマノ耳を経由して谷川岳(オキノ耳)を目指して出発。15分ほどでトマノ耳に到着し、さらに谷川岳に向かった、山頂で、明日の平標山までの長丁場の登山の無事を祈って乾杯。

 2日目、天候に恵まれ。16:40発のバスに乗るため、山小屋を4:15分の早い出発。稜線はそよ風も吹き、繰り返し続くアップダウンにお腹いっぱいになりながら笹原の中を気持ちよく歩いた。振り返れば肩の小屋が次第に小さくなっていく、一つのピークに着いたと思ったら更に前方の遠くにピークが続き、仙ノ倉山との鞍部からゆるやかに登り返して、12:10平標山到着。平標山からの下山ルートは松手山を通るルートと平標山の家を通るコースがありますが、時間的に大差ないので、平標山の家を通るコースで下山し、平標登山口バス停15:25に到着しました。11時間に及ぶトレイルで十分お山を堪能することができました。リーダーをはじめ、ご一緒した皆さま感謝です。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

尾瀬             6月3日(金) ~ 4日(土)  雨→曇り→晴れ

<参加者> (7名)

<コースタイム>

【6/3】海老名 7:15~10:30尾瀬戸倉~11:20鳩待峠(昼食)11:50~12:50山の鼻小屋~15:10東電小屋~16:00温泉小屋

【6/4】温泉小屋4:00~5:00三条の滝~5:50温泉小屋7:00~8:05竜宮十字路~10:40富士見田代~11:27アヤメ平(昼食)~11:43中原山12:10~13:20鳩待峠~尾瀬戸倉~18:30海老名

 何日も前から天気予報は傘マークで、キャンプ山行初参加の自分はドキドキでしたが、前日、悪天候によるキャンプ場の状態悪化のため山小屋泊に変更との連絡をもらい、ちょっぴり残念、おおいにホッとしました。案の定、鳩待峠からのトレッキングは雨、本降り、時々大雨そして小雨、薄曇り(もしかして雨は上がるかも?の淡い期待)からの小雨、本降り、大雨の繰り返し。滑りやすい木道で活躍したのが、CLのお勧めで持参した鋲の付いたゴム製すべり止め。何年も前に某旅行ツアーで義理買いしたものが初めて役に立ちました。

 

雨に煙る景色に、池塘に映る「逆さ燧」など望むべくもありません。その代わりに目を引いたのは尾瀬の代名詞の水芭蕉の大群生。女性陣から思わず「♪夢見て咲いている水のほとり~♪」と歌が出るほどのかわいらしさ。そして鮮やかな黄色のリュウキンカ。

 二日目は、前年の尾瀬山行参加の二人以外は皆4時出発で三条の滝へ。雪解け時の圧倒的な水量を堪能したそうです。

 この日のメインは尾瀬ヶ原を見下ろす尾根ハイク。曇り空のもと、少しずつ至仏山や燧岳にかかる雲が上がっていくのがわかります。「雲隠れ燧」から上部だけ雲がかかった「角隠し燧」になってきました。今日はぜひとも晴れて欲しい。

 長沢頭の急登はきつかったですが、尾根に出ると雪原を前景に雲を吹き払った見事な燧岳が現れ、みんな大感激しました。その先のアヤメ平では青空を反映した池塘までも。ここから暫くは360度のパノラマです。至仏山、会津駒ヶ岳、首を回して日光白根、赤城など、教えてもらうと遠い山々が身近に感じられました。お昼も地図を広げてみんなで山座同定。どの山もりりしく神々しく、集合写真を撮るのも忘れて没頭しました。

 下りも残雪あり木道あり、笹やダケカンバ、針葉樹と次々に登場して楽しませてくれました。そして、振り返ってみれば雨や残雪のハイクとなったのでテント無し縦走でヨカッタ。CLのEさん始めご同行の皆様、お世話になりました。楽しい山行をありがとうございました。

 

 

高取山・弘法山        6月4日(日)  曇り

<参加者> (9名)

<コースタイム> 栗原バス停(9:00)→聖峰(9:45)→高取山(10:30)→念仏山(11:25)お昼→(11:55)→善波峠(12:15)→弘法山(12:30)休憩(13:00)→権現山(13:15)→秦野駅(14:00)

 昨年の夏に、SLのもと同じコースを歩く予定でした。ところが、高取山から念仏山へと向かうときに、一旦少し来た道を戻らなければいけないのを、間違えて違う方向へ行ってしまい気が付いた時には時すでに遅し。暑い熱い夏の日照りの中、車道を少し外れた小道の日陰で仕方なくおにぎりを食べたり、ゴルフ場の中に迷い込んだりした苦い(?)思い出のあるコースに再挑戦でした。

 今回は間違えずに無事に下山することができました。高取山の頂上を目指すところはきつかったけれど、それ以外は楽しく会話をしながら歩くことができました。皆さまありがとうございました。

 

 

御坂天下茶屋~御坂山~黒岳     6月4日(土)晴れのち曇り

<参加者> (8名)

<コースタイム> 5時間

<コース>御坂天下茶屋11:00 → 分岐11:30 → 御坂山(1596m)12:15(昼食)御坂峠13:05 → 黒岳(1793m)14:15 → 黒岳展望台14:25 → 御坂峠15:10→ 三ツ峠入口16:20/タクシー16:40 = 河口湖駅17:00

* 黒岳:御坂山系の最高峰(1793m)、周辺は黒岳自然保護地区、山梨の森林100選のブナやミズナラの森が広がっている。日本300名山、山梨100名山。

* 天下茶屋:太宰治の小説「富嶽百景」の舞台。茶屋前道路は富士山撮影の人気スポット。一階は茶屋、二階は太宰治記念室で資料や当時滞在した部屋の復元を展示

 

D:\横浜ハイキングクラブ\YHC2022年 山行計画書\黒岳写真\黒岳写真、下見山行\1. 御坂天下茶屋への車窓からの黒岳.JPGD:\横浜ハイキングクラブ\YHC2022年 山行計画書\黒岳写真\黒岳写真、会山行\3. 河口湖越の富士山、分岐近くにて P1090485.JPGD:\横浜ハイキングクラブ\YHC2022年 山行計画書\黒岳写真\黒岳写真、会山行\7. 黒岳頂上にて P1090504-1.jpg 

 梅雨入り間近で天候が不安定な週末、天気予報がコロコロ変わり、直前まで山行実施可否決定 困難な状態であったが、前日奇跡的に登山適否Aとなった。横浜から全員で河口湖行きのバスで 出発するが、不幸にも東名での事故渋滞で現地到着が予定より1時間半も遅くなり、登山開始が かなり遅れてしまった。‘登山前から疲れちゃったね〜’、という言葉がどこからともなく聞こ えてきたが、とりあえずタクシーで御坂天下茶屋に向かい登山準備をする。

天気は良く、富士山を拝むことができ、登山に向かって気分は盛り上がり、‘こんなこともあ るさ’、と明るく出発した。新緑の美しいブナやミズナラの樹林帯の中、ハルゼミやシジュウカ ラ、コマドリ、ヒバリの声を聞き、ツツジの花を所々に見つけ、爽やかな涼風に励まされながら 急坂の昇降を繰り返し、なだらかな稜線では会話を楽しみ、自然を感じながら気持ちよく歩くこ とができた。当初は御坂天下茶屋―御坂山―御坂峠―黒岳―展望台から野天風呂天水、河口湖へ下山の計画であったが、登山開始が遅れたため、黒岳から御坂峠に引き返し、三ツ峠入口への下 山となった。

 タクシーで河口湖駅に戻り、カレーを食べながら反省会をした後、帰りの横浜行きバスに乗り 込んだ。幸いにもさほど渋滞せず、順調に横浜まで戻れた。とても仲の良い先輩方の作る良い雰 囲気の中で登山ができ、素敵な1日が過ごせました。ありがとうございます。

 

広町緑地・蛍狩りハイキング    6月11日(日)曇りのち雨

<参加者 > (6名)

<コースタイム> 腰超駅16:00→腰越漁港16:10~16:30→広町緑地 17:00~20:45→西鎌倉駅21:00

 鎌倉市南西部に広がる広町緑地の里山を散策して、日が暮れた頃からホタル観賞を楽しむハイキングに行ってきました。

 腰越駅で集合し、まずは腰越漁港に出向き、朝どれフライを各々ゲット。私は、サバコロッケとイワシの天ぷらを購入。広町緑地の中を、鳥のさえずりを聞きながら、眺望がよさそうな夕食場所を求めて散策。曇りなので、近くの景色を楽しむことができる夕食タイム。おにぎりと一緒にほおばるサバコロッケとイワシの天ぷらは最高でした。さらに、CLが新鮮な生シラスをご馳走してくれ、一層贅沢な夕食タイムになりました。

 日が沈み、ホタルが見られる時間まで、御所川入口広場のベンチで時を待つ。霧雨になり、訪れる家族やカップルもチラホラ、雨模様になる天気予報のためか、訪れる人は少なかった。だんだんと闇夜になり、ホタルを求めて田畑の横の道を歩いていると、遠くにポッポッと点在するホタルの優しい光を見つけて歓声「向こうに行くと、もっとたくさん見られますよ」と戻ってくる方が教えてくれ、足早に御所川へ、そこは、もう闇夜に縦横に飛び放つ光の世界。闇夜を包んでくれるホタルの放つやさしい光に、参加者みんなうっとりと酔いしれることができた。そばに飛んできたホタルに、私は思わず手を伸ばし、掌の中に入れる。両手でそーっと開けると、可憐に光を放つ一匹のホタル。居心地がよかったのか、手放すまでいつまでも掌の中で光り続けてくれた。童心に戻り、存分に美しいホタルの世界を楽しむことができた。

 ここは鎌倉なのかなと思えるほど、広町緑地は、田畑や自然、生き物を残す都会のオアシスでした。宅地開発から貴重な自然を守り、復活させてくれた、心ある方々に感謝の気持ちでいっぱいです。来年も訪れたいと余韻を残す素敵なハイキングでした。CL様、皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

苗場山           6月26日(日)~27日(月)晴のち曇

<歩行時間> 約8.5時間、歩行距離約13KM

<参加者> (9名)

<コースタイム> 27日 祓川登山口駐車場5:25~和田小屋5:45~神楽ヶ峰8:25~苗場山山頂(昼食)9:45~神楽ヶ峰11:40~和田小屋13:45~祓川登山口駐車場14:00

 天気予報があまりよくなく心配しておりましたが、リーダーより「決行!」という勇ましいメールをいただき、二俣川駅集合。移動日の日曜日は快晴です。へぎそばを食べたり、平家の落人集落のある秋川郷(の入口)まで行ったりして楽しく過ごしました。翌日の山行に備えて夜は9時に寝るはずでしたが、日本酒「鶴齢」のおいしさや、夫婦間プレゼント談義(女性陣攻勢)などに花が咲き、夜が遅くなってしまいました。

 翌朝4時出発。祓川登山口へ行くための道路がわからないところから始まりましたが、駐車場の奥というありえない所から道路が始まり、対向車がきたらアウトな感じの山道をひたすら車は走り、登山口駐車場へ。ここから登山開始。

 かぐらスキー場、和田小屋のところから本格的な山道へ。ずっと岩が続き、歩きにくい。陽が差したり曇ったりを繰り返してくれたので暑さがある程度抑えられ、なんとか耐えられるレベル。虫も多い。女性は全員虫よけネット着用。

 高度が上がってくると、でてきました!高山植物。シラネアオイ、イワカガミ、ベニサラサドウダンなど、次々にでてくる高山植物を眞木さんが名前を教えてくださる。神楽ヶ峰に着くと、下りになったが、また登り。特に、九合目から急登が長く続き、大変きつかったです。上の方は、軽アイゼンを使うほどではないけれど、雪も残っておりました。

 山頂で札幌からきた百名山荒らしの元気な女性に写真をとっていただき、早めのお昼。ガスがでていてあまり視界はよくないが、大満足。天気も心配なのでわりとすぐに下山開始しましたが、岩続きでとにかく大変で、気を抜けるところがなく、体力と集中力を要する下山でした。でも、最後まで雨に降られることなく、リーダーの決行判断は大正解!と思いました。

 宿の手配等に大変苦労され、そして天気予報も難しい情勢の中、決行判断していただいたCLのHさん、とにかく明るくまわりを盛り上げてくれるSLのNさん、先頭でペース良く歩いていただいたMさんなど、諸先輩の方々の力を再認識した山行でした。どうもありがとうございました。

 

 

2022年5月_山行の感想

                    三頭山 新緑の森 5月 撮影

御正体山                5月1日(日)  曇りのち雨 

<参加者> 9名

<コースタイム> 都留市駅(バス8:15-8:45)–道坂隧道入り口(9:00)–岩の下の丸(10:10)–白井平分岐(11:00)–御正体山(11:50–12:15)–峰宮跡(12:40)–登山道入口(13:30)–三輪神社前(タクシー14:30-14:50)–都留市駅

日本二百名山、山梨百名山である御正体(みしょうたい)山に行って来ました。古くから信仰の山として知られ、平成16年には天皇陛下が皇太子殿下時代に御登頂されています。大月から富士急行線に乗り都留市駅に集合して、バスで道坂隧道入り口まで行き出発です。

落ち葉が敷き詰められた登山道は歩きやすく、青々とした新緑の中を歩いていると心身ともにリフレッシュされます。途中にヒトリシズカ、マメザクラ、キブシ、スミレ、ヤブレガサなどいろいろ見られました。鹿(?!)が食べたのか皮が剥がされて白くなっている木もありました。天気予報通りお昼頃から雨が降り出しましたが、雨に濡れた新緑はますます素晴らしかったです。久しぶりの会山行で下りはツラく、運動不足を痛感しました。

路線バスがない時期に下見に行ってくださったCL、いいペースで引率してくださったSL、いろいろな植物の名前を教えてくださった皆様、ありがとうございました。

森の中を歩いている人

自動的に生成された説明 人, 屋外, 雪, 民衆 が含まれている画像

自動的に生成された説明

 

 

 

 

 

 

 

丹沢主脈縦走              5月3日(祝・火)  晴れ 

<参加者> 6名

<コースタイム> 焼山登山口バス停7:30→焼山9:30→黍殻山10:10→姫次11:10→蛭が岳12:50→(昼食)13:20→丹沢山14:40→塔ノ岳15:45→堀山の家17:00→大倉バス停18:25

いつかは挑戦してみたかった丹沢主脈に参加しました。

7:30焼山登山口をスタート。尾根に出始めた所から急斜になり最初からキツイ~焼山到着。いつもならこの一山で下山するところ、今日はこれからあと三つ、気を抜けず出発。姫次で軽く昼食を取りめざせ!蛭が岳!…に向けて長い長い木段。綺麗に咲いてる豆桜に励まされ頑張って登り登頂。お天気イマイチ、薄っすらと富士山、安定の虚無。ここまでくればあとは丹沢山へ気持ちのいい尾根歩き。鬼ケ岳から振り返れば蛭が岳。丹沢山に到着、ここまできてやっと先が見えて少し安心感。

皆足並みそろえて大倉まで無事に下山!休憩も取りましたがスタートから11時間頑張りました。先頭でリズムよく歩いて下さったE子さん、最後尾から見守ってくれたSリーダー、健脚な皆様。ありがとうございました。

ポーズをとる男性グループ

中程度の精度で自動的に生成された説明 山の景色

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乾徳山               5月7日(土)晴れのち曇り 

<参加者> 7名

<コースタイム> 大平高原駐車場9:00→乾徳山頂上11:30 昼食12:15)

→大平高原駐車場14:15

 ゴールデンウィークも後半に差し掛かり天候も尻上がりに良くなった。ワンボックス車に全員が乗り込み女性中心となったこの山行は、笑い声が絶えまなく何とも「かしましい」車内は明るくとっても良い雰囲気です。日本二百名山/山梨百名山である乾徳山は武田信玄の菩提寺・恵林寺(えりんじ)の山号になっており、かつては修行の山で数々の伝承があるそうです。700年前たぶん修行僧が天狗岩や髭剃岩、月見岩などで座禅したことでしょう。

登山道は整備されており扇平を過ぎると20mを超える岩場があり、女性には少し厳しいかな?と思ったが、全員難なく登り切ってしまった。また髭剃岩はひと一人がやっと通れる隙間があり、某F CLはお腹をへこましながらやっと通ることができ、ダイエットの必要性を感じたようです。雲の上から富士山の頂上や雄大な山々が望め、新緑と草花がきれいな山行となりました。      

積み重ね, バッグ, 服, 項目 が含まれている画像 自動的に生成された説明 岩山の間を流れる川 中程度の精度で自動的に生成された説明 人, 屋外, 立つ, 男 が含まれている画像

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テント泊講習 奥箒沢キャンプ場   5月7日(土)~8日(日)  曇り

<参加者> 3名

<コースタイム> 5月7日 奥箒沢キャンプ場到着(14:30)→テント設営講習

5月8日 西丹沢ビジターセンター(8:05)→箒沢権現山(10:00)→軽食(10:15)→西丹沢ビジターセンター到着(12:00)

 テント泊講習に不安の残る天気予報は雨に降られることなく、無事にテント設営完了 夕食タイムにシャンパンの栓はどこまで高く上がるか?の実験も出来てスッキリ!(結構高く上がる)ゴールデンウィークも最終日と相まって混雑はなくてねらい目かも?昭文社地図の丹沢にコースタイムの掲載がない奥箒沢・権現山はとっても歩きやすく

景観の美しい山でした。私の初キャンプデビュー・・・とっても楽しいテント泊を満喫講師のKさんありがとうございました。みなさんも次回は是非ご参加を・・・

C:\Users\002586\Downloads\IMG_3343.JPG C:\Users\002586\Downloads\IMG_3323.JPG C:\Users\002586\Downloads\IMG_3329.JPG

 

 

 

 

丹沢・花立 自然観察山行(自然保護部主催)   5月8日(金)晴 

<参加者> 2名

[コースタイム] 大倉バス停8:30→9:05見晴茶屋→10:05堀山の家→11:00花立小屋・昼食11:20→11:34 花立ガレ場・現状観察評価・植生保護12:40→花立小屋12:50→14:14見晴茶屋→15:20大倉バス停

 2019年秋に個人的に現況定点観測撮影を開始、2020年3月、同9月、2021年5月、同10月、そして本年5月にガレ場の荒地を観察撮影し、都度、植生保護作業を継続。結果、荒れには、①登山者要因による場合と、②天候要因による場合がある事に気付づいた。そこで対策は、①登山者に対し石囲いで植生をガードする事、②天候に対し土盛りと小砂利投入で植生と雑草の生育を促し、次いで雨礫に対する土壌表面強度の向上を図ってきた。

約半年毎のインターバル、計2年強のケア(保護活動)継続の結果、植生と雑草の占める面積が徐々に増えてきたように観察される。

【本年5月のガレ場付近の全景】 

下記2枚(→過去に比べ緑が増えていますが、写真ではこの通りです)

現状ガレ場全体左側→  D:\2022-5-8花立暗殺山行 25MB\IMG_1032.jpg  同、右側→  D:\2022-5-8花立暗殺山行 25MB\IMG_1027.jpg

【登山者要因の荒れ箇所】

  岩の上にいる

自動的に生成された説明 → → D:\2022-5-8花立暗殺山行 25MB\IMG_1035.jpg   D:\2022-5-8花立暗殺山行 25MB\IMG_1052.jpg

一昨年3月の石囲・土盛保護   → (昨年5月追加保護)→本年5月に成果確認し,更に保護強化

【天候要因の荒れ箇所】

草, 屋外, フィールド, 立つ が含まれている画像

自動的に生成された説明D:\花立2020-3-21\花立2021-5-9 12MB\IMG_0634.jpgD:\2022-5-8花立暗殺山行 25MB\IMG_1031.jpg   D:\2022-5-8花立暗殺山行 25MB\IMG_1046.jpg

昨年3月石囲・土盛保護 → 昨年5月追加保護 → 本年5月に成果確認,更に保護強化

【まとめ】石囲いで植物を足禍からガードし、土盛りで根の環境を整える事により、植物自身が持つ力で荒れが自然に治癒する事を確認でき、活動の勇気を得た。植物保護→登山道・山の保護の展開を考えたい。

天下茶屋~本社ヶ丸              5月8日(日) 曇 

<参加者> 5名

<コースタイム> 天下茶屋9:30→八丁峠10:30→清八山11:15→

本社ヶ丸11:50(昼食)12:15→角研山13:10→庭洞山14:05→笹子駅14:45

 今回の山行は電車で片道3時間掛かるため、日帰り山行では一番遠い場所に位置していると思われる。天下茶屋には太宰治の文学碑‘富士には月見草がよく似合う’があり、その前から登りが始まった。黒岳と清八山方向に分かれる峠まで直線的に登り、そこから清八山の方に向かい本日一番高度の高い本社ヶ丸(1630m)まで歩いた。高度1500m以上には雲が架かっていたため頂上での景色は望めなかった。昼食を取りそこから長い下りを降り笹子駅まで歩いた。

この季節、富士の裾野の自然林にはブナ、もみじ、山桜等の木々が葉と花を開き、一面新緑に覆われていた。それは登山者の目に優しく写った。また、白、黄色の花が山道の周囲に咲き春の息吹に満ちていた。ツツジの一部は花を咲かせていたが、2週間後には山全体が赤く染まるのではないかと思えた。

追記として、笹子駅のそばに100年以上の歴史を持つ笹子餅の店がある。草餅が旨く経木で包まれているのも興味深かった。

屋外, 人, 男, 草 が含まれている画像

自動的に生成された説明 緑の木々

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毛無山                    5月15日(日)  曇り 

<参加者> 6名

<コースタイム> 駐車場9:00~登山口9:10~不動の滝見晴台9:40~五合目10:40アルプス展望台12:10~山頂12:20(昼食)~不動の滝見晴台14:10~登山口14:40

草の上に立っている子供たち

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花が咲いている植物

自動的に生成された説明 毛無山と富士山の間には遮る高い山がなく、間近に見える富士山と麓の朝霧高原の絶景を楽しむ予定だったが・・・いったい富士山はどこ?写真のごとく真っ白で、残念ながらチラッとも姿を見せてくれることはなかった。しかし、岩場をひたすら登りひたすら下る山道は、夏場に向けてのトレーニングには絶好!!途中落差50mの不動の滝を遠望したり、下ってきた登山者に教えてもらい道を外れて岩桜を見に行ったり、楽しくおしゃべりしながらの山行だった。

山頂では地元(?)の登山者が「鬼ごろし」で酒盛り。天気が悪かろうが景色が見えなかろうが関係なくご機嫌な様子だった。数日筋肉痛でヘナチョコぶりを痛感したが、絶景を拝みに是非また行ってみたい山である。

惣岳山756m(読図+安全登山講習)   5月15日(日) 曇のち晴

<参加者> 12名

<コースタイム> 08:43軍畑駅-08:50東光寺-10:35 556m-11:20/12:10 614m(昼食・山座同定・膝テーピング等)-12:53/13:30惣岳山(ロープワーク)-14:18 544m-14:40 490m-15:10/15:50 水路跡(コンパニオンレスキュー)-16:12軍畑駅

 8:18分に軍畑駅集合(この日まで「軍畑(いくさばた)駅」を「ぐんばた駅」と思い込んでいました(汗)。鎌倉時代の「辛垣の戦い」に由来する名だそうですね!

まずは地図で行き先を確認して出発。AからDチームに分かれ、先頭になるチームが交代でコンパスを用い地図を読みながら進みました。私はNさんとAチームで最初に歩きました。Nさんは地図から地形を読み取り「あと40m位急登が続く」とか「この先のベロみたいな地図の箇所は平な所だよ」等教えてくださり、コンパスを使うのに必死だった私は「地図に答えが書いてある」ことを改めて知ることが出来ました。614m地で山座同定実施。「あの山はどこの山か?」を教えていただき「そうか!」とわかった気がしました。(マスター出来るように今後も頑張ります!)

その後、膝のテーピングと包帯の巻き方についてCLより講義があり、自分の膝で実践し、テーピングと包帯をしたまま出発。どちらも膝を保護してくれる感じで気持ちが良かったです。途中で道迷い等のアクシデントはありましたが、惣岳山に無事到着。ロープワークの後、スリングで簡易ハーネスを作り、仲間を救助する訓練を3グループに分かれ実施しました。不器用な私はなかなかロープの結び方をマスター出来ず、繰り返し訓練する必要があるなと思いました。16時過ぎ、軍畑駅に辿り着くことが出来ました。この日は気候も景色も素晴らしく、様々な学びがあり、歩き応えもある実り多き山行でした。

根気よくご指導くださったリーダーTさん、サブリーダーKさん、Tさん、そして参加者の皆様、ありがとうございました。今後もコツコツと学習を重ねていきたいと思います。                    

木の上にいる人たち

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森の中にいる子供たち

中程度の精度で自動的に生成された説明 草の上にいる人たち

中程度の精度で自動的に生成された説明

 

 

 

 

逗子から鎌倉一筆書き   5月21日(土)  雨のち曇り 

<参加者> 5名

<コース>鎌倉(9:10)⇒名越バス停(9:20)→長勝寺→名越え切通→まんだら堂→大切り岸→ハイランド住宅地→逗子駅(12:20)

天気予報では午前中は持つかなと思ったのですが、生憎バスを降りたら雨。そこで近くの長勝寺で雨宿り、少し小ぶりになったので「名越えの切通」、「まんだら堂」と中世の遺構を見学をして「衣張山」へと続くハイランドの住宅地へ、雨のせいで「衣張山」の道がグチャグチャで滑る可能性があるので急遽、逗子駅に向かって歩き、逗子駅前で昼食を食べる。店を出ると道路は乾いていた。

森の中を歩いている

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乗鞍岳残雪登山講習会 5月21日(土)~22日(日)くもり時々晴れ 

<参加者> 12名

<コースタイム> 位ヶ原山荘(9:30)→乗鞍エコーライン出合(11:00)

→標高2800m 昼食(15分) →乗鞍岳山頂(13:15)→位ヶ原山荘(14:50)

横浜を私有車で出発し約4時間。1日目は乗鞍岳から40kmほど西側に位置するへ登りました。頂上まで90分ほどの自然林の緑豊かな里山で、山頂は360度の開けた展望でした。この日は曇りでしたが、晴れた日には南北アルプスや八ヶ岳が望めるそうです。

2日目はいよいよ乗鞍岳へ。乗鞍観光センターからバスに乗り、30分ほどで位ヶ原山荘に到着。ここから歩いて山頂を目指します。暖かい日差しの中、遠くまで広がる一面の雪がキラキラと光り、普段登る緑の山とは別世界でした。滑りやすい雪に注意しながら登ること約2時間。エコーラインを過ぎたあたりから風が強まり寒さが厳しくなってきました。お弁当に元気をもらい、防寒の装備を整えもうひと頑張りです。最後は声を掛け合い全員で山頂に到達。達成感いっぱいの記念撮影をしました。下りは、CLより滑落時に備えたピッケルの使い方講習がありました。斜面を滑り落ち、ピッケルで止まるという練習をしながら雪の斜面を下っていきます。行きの慎重なペースとはうって変わり、眼下に広がる雪と緑の美しい景色を眺めつつ、雪上を思う存分滑り、駆け降りながら楽しく下山しました。とても盛りだくさんの山行を、素敵な仲間と過ごせた楽しい二日間でした。 CL、SL、同行の皆様、ありがとうございました。

雪の上でスキーをしている人たち

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シダンゴ山           5月22日(日)  晴れ

<参加者> 7名

<コースタイム> 寄バス停(8:40)→シダンゴ山(10:00/11:00)→寄バス停(12:20)

 前日の夜中から朝まで降り続いた雨も止み、山行日和。事前にCLからヒルに注意との指導があり、皆で、靴やスパッツに塩水やヒル除けをかけてから出発。新緑を楽しみながら進んでいると、ヒルだぁーーー!の叫び声。そこからは、すっかりヒル祭り。ヒルに追い立てられつつ山頂へ。休むより、まずヒル点検。ヒルを退治し、CLの淹れてくれたコーヒーと共に、やっと昼食。そして、シダンゴ山だけに、団子を持って記念写真をパシャリ。宮地山は、更にヒルが出るとの事で、ピストンで下山。山行中、どれだけ笑ったか分からない程楽しく、初ヒル遭遇記念日となった山行でした。

草の上に立っている人たち

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檜洞丸            (定例山行) 5月22日(日)  晴れ 

<参加者> 3名

<コースタイム>  西丹沢ビジターセンター(8:45)〜ツツジ新道入口(8:55)〜ゴーラ沢出合(9:40)〜展望園地(10:42)〜檜洞丸頂上(12:25〜12:50)〜展望園地(14:10)〜ゴーラ沢出合(15:20)〜ツツジ新道入口(16:00)〜西丹沢ビジターセンター(16:10)

さわやかな新緑の中、定例山行の檜洞丸に参加させて頂きました。この日は西丹沢の山開きの催しも行われて沢山のハイカーで賑わっていました。私達はCL含め3名でしたが、こじんまりと、のんびりとシロヤシオを堪能しながら歩くことが出来ました。残念ながら山頂から富士山を望む事は出来ませんでしたが終始お天気に恵まれ、気持ち良い山歩きが出来ました。帰りは新松田駅前で軽く反省会をして帰路に着きました。ありがとうございました。

木の枝で植えている植物

自動的に生成された説明 道の隣に立っている男性たち

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畦ヶ丸                  5月28日(土)  晴れ 

<参加者> 6名

<コースタイム> 西丹沢ビジターセンター9:10⇒下棚・本棚見学⇒11:40善六ノタワ⇒12:40畦ヶ丸山頂(小屋にて昼休憩)13:20⇒15:45大滝バス停⇒徒歩ぶなの湯にて入浴

6:40暑いくらいの早朝の新松田バス停。7:15のバス待ちの列はすでに2つ折り返し(あ~あ)。温泉セットバスチケットを入手し2台の満員バスでビジターセンターに遅れ気味に到着。気持ちいい晴天、新緑の中を元気に?出発。前日の雨で堰はナイヤガラの滝状態。いくつもある渡渉は最初の2、3か所は難なく通過できたが、その後水量が増した渡渉点が連続し、まずはCL女史が跳躍に失敗、片足水没。その後竹内女史も両足ドボン… やれやれ。。。

ルートの途中二つの滝を見学したり、渡渉地点の確認で右往左往したり、登りのベンチで休憩とりながら2時間半かけて善六ノタワに到着。南風が心地よい、ここから畦ヶ丸山頂までの稜線は、ずっと気持ちいい風が吹いてくれていたが、手前で少し急な登りがあって(やっぱり山って疲れるわ~)と筆者は心中叫ぶのであった。ちょうど1時間で山頂に到着。そこそこ先客がいたので少し先の小屋でお昼を取ることになった。何ということでしょう、小屋がピカピカではありませんか!窓が大きく取られ明るく清潔快適。休憩後の下山道ではオレンジ色の山つつじが目を楽しませてくれた。途中、SLの足ツリがあったが(登りで頑張ってしまったようです。皆さんも気を付けて)なんやかんやで15:45に大滝橋バス停に到着。ちょうどいいバスがあったので中川バス停(ぶなの湯)まで利用しようと待つこと15分、遅れて到着したバスに「満員ですから次を待ってください」と1時間後のバス待ちを宣告される憂き目にあう。一同啞然騒然であるが仕方なく結構な距離を歩き、ぶなの湯到着。温泉につかり疲れを癒したところで、なんやかんやの山行はフィナーレを迎えるのであった。 

森の中にいる人たち

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