
三頭山 新緑の森 5月 撮影
御正体山 5月1日(日) 曇りのち雨
<参加者> 9名
<コースタイム> 都留市駅(バス8:15-8:45)–道坂隧道入り口(9:00)–岩の下の丸(10:10)–白井平分岐(11:00)–御正体山(11:50–12:15)–峰宮跡(12:40)–登山道入口(13:30)–三輪神社前(タクシー14:30-14:50)–都留市駅
日本二百名山、山梨百名山である御正体(みしょうたい)山に行って来ました。古くから信仰の山として知られ、平成16年には天皇陛下が皇太子殿下時代に御登頂されています。大月から富士急行線に乗り都留市駅に集合して、バスで道坂隧道入り口まで行き出発です。
落ち葉が敷き詰められた登山道は歩きやすく、青々とした新緑の中を歩いていると心身ともにリフレッシュされます。途中にヒトリシズカ、マメザクラ、キブシ、スミレ、ヤブレガサなどいろいろ見られました。鹿(?!)が食べたのか皮が剥がされて白くなっている木もありました。天気予報通りお昼頃から雨が降り出しましたが、雨に濡れた新緑はますます素晴らしかったです。久しぶりの会山行で下りはツラく、運動不足を痛感しました。
路線バスがない時期に下見に行ってくださったCL、いいペースで引率してくださったSL、いろいろな植物の名前を教えてくださった皆様、ありがとうございました。

丹沢主脈縦走 5月3日(祝・火) 晴れ
<参加者> 6名
<コースタイム> 焼山登山口バス停7:30→焼山9:30→黍殻山10:10→姫次11:10→蛭が岳12:50→(昼食)13:20→丹沢山14:40→塔ノ岳15:45→堀山の家17:00→大倉バス停18:25
いつかは挑戦してみたかった丹沢主脈に参加しました。
7:30焼山登山口をスタート。尾根に出始めた所から急斜になり最初からキツイ~焼山到着。いつもならこの一山で下山するところ、今日はこれからあと三つ、気を抜けず出発。姫次で軽く昼食を取りめざせ!蛭が岳!…に向けて長い長い木段。綺麗に咲いてる豆桜に励まされ頑張って登り登頂。お天気イマイチ、薄っすらと富士山、安定の虚無。ここまでくればあとは丹沢山へ気持ちのいい尾根歩き。鬼ケ岳から振り返れば蛭が岳。丹沢山に到着、ここまできてやっと先が見えて少し安心感。
皆足並みそろえて大倉まで無事に下山!休憩も取りましたがスタートから11時間頑張りました。先頭でリズムよく歩いて下さったE子さん、最後尾から見守ってくれたSリーダー、健脚な皆様。ありがとうございました。

乾徳山 5月7日(土)晴れのち曇り
<参加者> 7名
<コースタイム> 大平高原駐車場9:00→乾徳山頂上11:30 昼食12:15)
→大平高原駐車場14:15
ゴールデンウィークも後半に差し掛かり天候も尻上がりに良くなった。ワンボックス車に全員が乗り込み女性中心となったこの山行は、笑い声が絶えまなく何とも「かしましい」車内は明るくとっても良い雰囲気です。日本二百名山/山梨百名山である乾徳山は武田信玄の菩提寺・恵林寺(えりんじ)の山号になっており、かつては修行の山で数々の伝承があるそうです。700年前たぶん修行僧が天狗岩や髭剃岩、月見岩などで座禅したことでしょう。
登山道は整備されており扇平を過ぎると20mを超える岩場があり、女性には少し厳しいかな?と思ったが、全員難なく登り切ってしまった。また髭剃岩はひと一人がやっと通れる隙間があり、某F CLはお腹をへこましながらやっと通ることができ、ダイエットの必要性を感じたようです。雲の上から富士山の頂上や雄大な山々が望め、新緑と草花がきれいな山行となりました。

テント泊講習 奥箒沢キャンプ場 5月7日(土)~8日(日) 曇り
<参加者> 3名
<コースタイム> 5月7日 奥箒沢キャンプ場到着(14:30)→テント設営講習
5月8日 西丹沢ビジターセンター(8:05)→箒沢権現山(10:00)→軽食(10:15)→西丹沢ビジターセンター到着(12:00)
テント泊講習に不安の残る天気予報は雨に降られることなく、無事にテント設営完了 夕食タイムにシャンパンの栓はどこまで高く上がるか?の実験も出来てスッキリ!(結構高く上がる)ゴールデンウィークも最終日と相まって混雑はなくてねらい目かも?昭文社地図の丹沢にコースタイムの掲載がない奥箒沢・権現山はとっても歩きやすく
景観の美しい山でした。私の初キャンプデビュー・・・とっても楽しいテント泊を満喫講師のKさんありがとうございました。みなさんも次回は是非ご参加を・・・

丹沢・花立 自然観察山行(自然保護部主催) 5月8日(金)晴
<参加者> 2名
[コースタイム] 大倉バス停8:30→9:05見晴茶屋→10:05堀山の家→11:00花立小屋・昼食11:20→11:34 花立ガレ場・現状観察評価・植生保護12:40→花立小屋12:50→14:14見晴茶屋→15:20大倉バス停
2019年秋に個人的に現況定点観測撮影を開始、2020年3月、同9月、2021年5月、同10月、そして本年5月にガレ場の荒地を観察撮影し、都度、植生保護作業を継続。結果、荒れには、①登山者要因による場合と、②天候要因による場合がある事に気付づいた。そこで対策は、①登山者に対し石囲いで植生をガードする事、②天候に対し土盛りと小砂利投入で植生と雑草の生育を促し、次いで雨礫に対する土壌表面強度の向上を図ってきた。
約半年毎のインターバル、計2年強のケア(保護活動)継続の結果、植生と雑草の占める面積が徐々に増えてきたように観察される。
【本年5月のガレ場付近の全景】
下記2枚(→過去に比べ緑が増えていますが、写真ではこの通りです)
現状ガレ場全体左側→
同、右側→ 
【登山者要因の荒れ箇所】
→ →

一昨年3月の石囲・土盛保護 → (昨年5月追加保護)→本年5月に成果確認し,更に保護強化
【天候要因の荒れ箇所】
→
→

昨年3月石囲・土盛保護 → 昨年5月追加保護 → 本年5月に成果確認,更に保護強化
【まとめ】石囲いで植物を足禍からガードし、土盛りで根の環境を整える事により、植物自身が持つ力で荒れが自然に治癒する事を確認でき、活動の勇気を得た。植物保護→登山道・山の保護の展開を考えたい。
天下茶屋~本社ヶ丸 5月8日(日) 曇
<参加者> 5名
<コースタイム> 天下茶屋9:30→八丁峠10:30→清八山11:15→
本社ヶ丸11:50(昼食)12:15→角研山13:10→庭洞山14:05→笹子駅14:45
今回の山行は電車で片道3時間掛かるため、日帰り山行では一番遠い場所に位置していると思われる。天下茶屋には太宰治の文学碑‘富士には月見草がよく似合う’があり、その前から登りが始まった。黒岳と清八山方向に分かれる峠まで直線的に登り、そこから清八山の方に向かい本日一番高度の高い本社ヶ丸(1630m)まで歩いた。高度1500m以上には雲が架かっていたため頂上での景色は望めなかった。昼食を取りそこから長い下りを降り笹子駅まで歩いた。
この季節、富士の裾野の自然林にはブナ、もみじ、山桜等の木々が葉と花を開き、一面新緑に覆われていた。それは登山者の目に優しく写った。また、白、黄色の花が山道の周囲に咲き春の息吹に満ちていた。ツツジの一部は花を咲かせていたが、2週間後には山全体が赤く染まるのではないかと思えた。
追記として、笹子駅のそばに100年以上の歴史を持つ笹子餅の店がある。草餅が旨く経木で包まれているのも興味深かった。

毛無山 5月15日(日) 曇り
<参加者> 6名
<コースタイム> 駐車場9:00~登山口9:10~不動の滝見晴台9:40~五合目10:40アルプス展望台12:10~山頂12:20(昼食)~不動の滝見晴台14:10~登山口14:40

毛無山と富士山の間には遮る高い山がなく、間近に見える富士山と麓の朝霧高原の絶景を楽しむ予定だったが・・・いったい富士山はどこ?写真のごとく真っ白で、残念ながらチラッとも姿を見せてくれることはなかった。しかし、岩場をひたすら登りひたすら下る山道は、夏場に向けてのトレーニングには絶好!!途中落差50mの不動の滝を遠望したり、下ってきた登山者に教えてもらい道を外れて岩桜を見に行ったり、楽しくおしゃべりしながらの山行だった。
山頂では地元(?)の登山者が「鬼ごろし」で酒盛り。天気が悪かろうが景色が見えなかろうが関係なくご機嫌な様子だった。数日筋肉痛でヘナチョコぶりを痛感したが、絶景を拝みに是非また行ってみたい山である。
惣岳山756m(読図+安全登山講習) 5月15日(日) 曇のち晴
<参加者> 12名
<コースタイム> 08:43軍畑駅-08:50東光寺-10:35 556m-11:20/12:10 614m(昼食・山座同定・膝テーピング等)-12:53/13:30惣岳山(ロープワーク)-14:18 544m-14:40 490m-15:10/15:50 水路跡(コンパニオンレスキュー)-16:12軍畑駅
8:18分に軍畑駅集合(この日まで「軍畑(いくさばた)駅」を「ぐんばた駅」と思い込んでいました(汗)。鎌倉時代の「辛垣の戦い」に由来する名だそうですね!
まずは地図で行き先を確認して出発。AからDチームに分かれ、先頭になるチームが交代でコンパスを用い地図を読みながら進みました。私はNさんとAチームで最初に歩きました。Nさんは地図から地形を読み取り「あと40m位急登が続く」とか「この先のベロみたいな地図の箇所は平な所だよ」等教えてくださり、コンパスを使うのに必死だった私は「地図に答えが書いてある」ことを改めて知ることが出来ました。614m地で山座同定実施。「あの山はどこの山か?」を教えていただき「そうか!」とわかった気がしました。(マスター出来るように今後も頑張ります!)
その後、膝のテーピングと包帯の巻き方についてCLより講義があり、自分の膝で実践し、テーピングと包帯をしたまま出発。どちらも膝を保護してくれる感じで気持ちが良かったです。途中で道迷い等のアクシデントはありましたが、惣岳山に無事到着。ロープワークの後、スリングで簡易ハーネスを作り、仲間を救助する訓練を3グループに分かれ実施しました。不器用な私はなかなかロープの結び方をマスター出来ず、繰り返し訓練する必要があるなと思いました。16時過ぎ、軍畑駅に辿り着くことが出来ました。この日は気候も景色も素晴らしく、様々な学びがあり、歩き応えもある実り多き山行でした。
根気よくご指導くださったリーダーTさん、サブリーダーKさん、Tさん、そして参加者の皆様、ありがとうございました。今後もコツコツと学習を重ねていきたいと思います。


逗子から鎌倉一筆書き 5月21日(土) 雨のち曇り
<参加者> 5名
<コース>鎌倉(9:10)⇒名越バス停(9:20)→長勝寺→名越え切通→まんだら堂→大切り岸→ハイランド住宅地→逗子駅(12:20)
天気予報では午前中は持つかなと思ったのですが、生憎バスを降りたら雨。そこで近くの長勝寺で雨宿り、少し小ぶりになったので「名越えの切通」、「まんだら堂」と中世の遺構を見学をして「衣張山」へと続くハイランドの住宅地へ、雨のせいで「衣張山」の道がグチャグチャで滑る可能性があるので急遽、逗子駅に向かって歩き、逗子駅前で昼食を食べる。店を出ると道路は乾いていた。

乗鞍岳残雪登山講習会 5月21日(土)~22日(日)くもり時々晴れ
<参加者> 12名
<コースタイム> 位ヶ原山荘(9:30)→乗鞍エコーライン出合(11:00)
→標高2800m 昼食(15分) →乗鞍岳山頂(13:15)→位ヶ原山荘(14:50)
横浜を私有車で出発し約4時間。1日目は乗鞍岳から40kmほど西側に位置するへ登りました。頂上まで90分ほどの自然林の緑豊かな里山で、山頂は360度の開けた展望でした。この日は曇りでしたが、晴れた日には南北アルプスや八ヶ岳が望めるそうです。
2日目はいよいよ乗鞍岳へ。乗鞍観光センターからバスに乗り、30分ほどで位ヶ原山荘に到着。ここから歩いて山頂を目指します。暖かい日差しの中、遠くまで広がる一面の雪がキラキラと光り、普段登る緑の山とは別世界でした。滑りやすい雪に注意しながら登ること約2時間。エコーラインを過ぎたあたりから風が強まり寒さが厳しくなってきました。お弁当に元気をもらい、防寒の装備を整えもうひと頑張りです。最後は声を掛け合い全員で山頂に到達。達成感いっぱいの記念撮影をしました。下りは、CLより滑落時に備えたピッケルの使い方講習がありました。斜面を滑り落ち、ピッケルで止まるという練習をしながら雪の斜面を下っていきます。行きの慎重なペースとはうって変わり、眼下に広がる雪と緑の美しい景色を眺めつつ、雪上を思う存分滑り、駆け降りながら楽しく下山しました。とても盛りだくさんの山行を、素敵な仲間と過ごせた楽しい二日間でした。 CL、SL、同行の皆様、ありがとうございました。

シダンゴ山 5月22日(日) 晴れ
<参加者> 7名
<コースタイム> 寄バス停(8:40)→シダンゴ山(10:00/11:00)→寄バス停(12:20)
前日の夜中から朝まで降り続いた雨も止み、山行日和。事前にCLからヒルに注意との指導があり、皆で、靴やスパッツに塩水やヒル除けをかけてから出発。新緑を楽しみながら進んでいると、ヒルだぁーーー!の叫び声。そこからは、すっかりヒル祭り。ヒルに追い立てられつつ山頂へ。休むより、まずヒル点検。ヒルを退治し、CLの淹れてくれたコーヒーと共に、やっと昼食。そして、シダンゴ山だけに、団子を持って記念写真をパシャリ。宮地山は、更にヒルが出るとの事で、ピストンで下山。山行中、どれだけ笑ったか分からない程楽しく、初ヒル遭遇記念日となった山行でした。

檜洞丸 (定例山行) 5月22日(日) 晴れ
<参加者> 3名
<コースタイム> 西丹沢ビジターセンター(8:45)〜ツツジ新道入口(8:55)〜ゴーラ沢出合(9:40)〜展望園地(10:42)〜檜洞丸頂上(12:25〜12:50)〜展望園地(14:10)〜ゴーラ沢出合(15:20)〜ツツジ新道入口(16:00)〜西丹沢ビジターセンター(16:10)
さわやかな新緑の中、定例山行の檜洞丸に参加させて頂きました。この日は西丹沢の山開きの催しも行われて沢山のハイカーで賑わっていました。私達はCL含め3名でしたが、こじんまりと、のんびりとシロヤシオを堪能しながら歩くことが出来ました。残念ながら山頂から富士山を望む事は出来ませんでしたが終始お天気に恵まれ、気持ち良い山歩きが出来ました。帰りは新松田駅前で軽く反省会をして帰路に着きました。ありがとうございました。

畦ヶ丸 5月28日(土) 晴れ
<参加者> 6名
<コースタイム> 西丹沢ビジターセンター9:10⇒下棚・本棚見学⇒11:40善六ノタワ⇒12:40畦ヶ丸山頂(小屋にて昼休憩)13:20⇒15:45大滝バス停⇒徒歩ぶなの湯にて入浴
6:40暑いくらいの早朝の新松田バス停。7:15のバス待ちの列はすでに2つ折り返し(あ~あ)。温泉セットバスチケットを入手し2台の満員バスでビジターセンターに遅れ気味に到着。気持ちいい晴天、新緑の中を元気に?出発。前日の雨で堰はナイヤガラの滝状態。いくつもある渡渉は最初の2、3か所は難なく通過できたが、その後水量が増した渡渉点が連続し、まずはCL女史が跳躍に失敗、片足水没。その後竹内女史も両足ドボン… やれやれ。。。
ルートの途中二つの滝を見学したり、渡渉地点の確認で右往左往したり、登りのベンチで休憩とりながら2時間半かけて善六ノタワに到着。南風が心地よい、ここから畦ヶ丸山頂までの稜線は、ずっと気持ちいい風が吹いてくれていたが、手前で少し急な登りがあって(やっぱり山って疲れるわ~)と筆者は心中叫ぶのであった。ちょうど1時間で山頂に到着。そこそこ先客がいたので少し先の小屋でお昼を取ることになった。何ということでしょう、小屋がピカピカではありませんか!窓が大きく取られ明るく清潔快適。休憩後の下山道ではオレンジ色の山つつじが目を楽しませてくれた。途中、SLの足ツリがあったが(登りで頑張ってしまったようです。皆さんも気を付けて)なんやかんやで15:45に大滝橋バス停に到着。ちょうどいいバスがあったので中川バス停(ぶなの湯)まで利用しようと待つこと15分、遅れて到着したバスに「満員ですから次を待ってください」と1時間後のバス待ちを宣告される憂き目にあう。一同啞然騒然であるが仕方なく結構な距離を歩き、ぶなの湯到着。温泉につかり疲れを癒したところで、なんやかんやの山行はフィナーレを迎えるのであった。
