2024年4月の山行

2024年4月の山行


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三浦アルプス 二子山-乳頭山―畠山  4月6日(土) 曇り

<参加者> (13名)

<コースタイム> 逗子・葉山駅10:00→二子山11:30→馬頭観音12:30→乳頭山13:30→畠山14:10→安針塚15:00→安針塚駅15:30→大岡川16:30→野毛17:00

 4月第一週土曜日に設定されている”三浦アルプスを歩き、大岡川プロムナードへ移動して花見”というCLのお花見ハイキング。とても楽しいという噂を聞き、募集開始後早々に申し込んだ。三浦アルプスは三浦半島を東西に横切る仙元山(118m)-阿部倉山(161m)―二子山(208m)―乳頭山(202m)―畠山(205m)よりなる山並みで、低山ながらもアップダウンがあり、満足できるコース。大岡川プロムナードは横浜随一の桜の名所で全長約5kmの遊歩道沿いにソメイヨシノを中心に約700本の桜が植えられているとのこと。今回は二子山-乳頭山―畠山を縦走し、安針塚へ下山後京急線で黄金町に移動し、日ノ出町まで大岡川プロムナードを歩きながらお花見。ここ数年、桜は葉桜、花筏であることが多かったらしいが、今年は見事に桜満開、素晴らしい。ペース配分も完璧で電車移動やちょっとしたトラブル(登山道渋滞・ソール剥がれ等)があっても、ぴったり時間通りに目的地に到着するリーダーの采配が素晴らしすぎて頭が下がる。花見後の野毛での打ち上げも全員参加で盛り上がった。ハイキングそのものよりもその後のお花見と打ち上げを楽しみに参加するメンバーも多いとのこと、それも納得。

   

 

 

 

 

 

横浜山手西洋館めぐり        4月7日(日)  曇りのち晴れ 

<参加者> (6名) 

<コースタイム> 9:00JR石川町駅山手イタリア山庭園(ブラフ18番館、外交官の家)― 元町公園(ベーリック・ホール、エリスマン邸、山手234番館―カトリック教会―港の見える丘公園(横浜市イギリス館、山手111番館)―山下公園・赤レンガ倉庫脇―ビュッフェにて昼食―カップヌードルミュージアム付近から臨港パーク―横浜駅にて解散 

石川町駅に集合した私たちは、かつてイタリア領事館が置かれていた 山手イタリア山庭園に移動。2邸とも移築されたものだが、外交官の家は、日本の外交官の邸宅ということで寄贈され、修復の過程も見ることができた。菊の御紋、天皇の署名の手紙も展示されていて、歴史・社会に詳しいSLさんの解説付き。 

「この調子だと、夕方までに下山(ではないのだが・・・)できなくなるよー」ということで、元町公園方面に移動。結婚式直前の人たちがいたベーリック・ホール 、満開の桜🌸の中のエリスマン邸。港の見える丘公園では、イギリス館など拝見し、山下公園、大さん橋に停泊中のダイヤモンドプリンセス号を横目に、赤レンガ倉庫脇を抜け、ビュッフェに到着、それぞれお腹一杯食べたので、臨港パークまで腹ごなし&花見🌸🌸横浜駅で解散となった。 桜の開花とバッチリ マッチングした横浜山手西洋館めぐりでした。    


 

 

 

 

 

鎌倉吉沢川講習山行            4月7日(日)  晴れ 

<参加者> (7名)

<コースタイム>

十二所神社バス停着(8:18)体操・講習1「コンパスワーク」→天園着(10:44)講習2「ロープワーク」・昼食→亀ヶ渕着(13:44)実践講習「FIXロープ実践」→獅子舞着(14:45)→永福寺跡着(15:30)講習3「地形図を読む」→鎌倉宮着(16:28)→鎌倉八幡宮着(16:50)

鎌倉天園ハイキングコース、最高峰(大平山159m)は行かれた方も多いと思います。今回は、そのバリエーションルートでの講習山行でした。

準備体操後、地図読み、コンパスワーク講習、実技。地図とコンパスを見ながら、山行開始。住宅地内を歩き、バリエーションルートに入ると、そこは自然林が生い茂り、倒木が道々を塞ぐ、神奈川県とは思われない景色です。川に沿って登り、川を渡る。分かれ道では、地図とコンパスで確認、道間違いから修正して元のルートへ戻る、これも講習の一環です。所々に美しい花が咲いており、春を感じることができました。大平山山頂で記念写真。天園にてロープワーク講習、実技。亀ヶ渕まで下り、川の対岸へロープを張る、FIXロープ実践。永福寺跡の広場にて、地形図の読み方について講習。

■今回の講習について

1,コンパスを使って、整置し、自分の進む方向を確認する。

2,ガースヒッチ、カラビナを使って、エイトノットを作り、ロープを張る、FIXロープ。

3,地形図を読んで、尾根、谷、ピーク、コルが立体的に見えるようにする。

どれも、安全山行には、欠かせない重要な知識です。スマホに頼らず、自分の力で安全に山行ができるように、繰り返し練習が必要と感じました。周到に事前準備され、ロープワークの実践を含んだ、素晴らしい講習でした。ロープワークではCLより、「結び目は美しく!」と言われました。美しさと強さは表裏一体なのですね。帰路は、鎌倉八幡宮の桜が見ごろでした。CL、SL、同行の皆様、ありがとうございました。


 

 

 

 

 

坂戸山                     4月11日(土)晴 

<参加者> (5名)

<コースタイム> 坂戸山登山口9:30→山頂11:20~11:50→坂戸山登山口13:20

前日20時海老名を出発し、越後湯沢で一泊し朝から坂戸山を訪れた。坂戸山は新潟県においてかたくりの里として認定されており、当日も多くの登山者がカメラを片手に登っていた。登るルートは二か所あるが、今回はかたくりの咲いている城坂コースから登山を始めた。登り始めからかたくりの花が見られ、中途まで紫の花が斜面を覆っていた。麓には桜も満開に咲き薄ピンクの並木が川沿いを彩っていた。

2時間程度で頂上に着き、昼食とリーダーからの寄付のコーヒーと葡萄、クッキーを頂いた。周囲の景観は苗場山、八海山、谷川連峰が白銀に覆われ、今までに行った山、これから行く山等思いに馳せた。

下山は薬師尾根コースを利用した。こちらの方はイワウチワが北側の斜面に一面に咲いており、ピンクから白に変わって行く花を見ることが出来た。また、山行終了後、六日町名物のへぎ蕎麦の店に寄ったのも良かった。


 

 

 

 

 

 

奥武蔵・笠山・堂平山                4月14日(日)  晴れ

<参加者> (6名)

<コースタイム> 白石車庫10:00→笠山11:03→笠山峠11:36→七重峠11:38→堂平山12:04(昼食)12:46→剣ヶ峰12:56→白石峠13:10川木沢ノ頭13:25丸山14:34芦ヶ久保駅16:19

 今年度初めての山行は、快晴で絶好の日和に恵まれ小川町の駅を降りると、近くの低山には桜やこぶし、花桃などが咲き乱れ、二時間半電車に揺られて来た甲斐があった。登山口から笠山までは登りが結構きつく、雪山に慣れていた身体は、この暑さで悲鳴を上げ女性陣についていくのがやっとであった。堂平山では武甲山や両神山が少し霞んで見えたが、頂上は芝生でお昼をゆっくり楽しく食べることができた。ここまで3.3㎞ あと11㎞がんばるぞーとは気持ちだけ。アップダウンの登山道を延々と歩き丸山を越え、やっと芦ヶ久保駅にたどり着いた。しかし、これほど花盛りの山行にはめったに出会えない最高の山行でした。CLはじめ皆さんありがとうございました。




 

 

 

 

 

 

報告 丹沢・花立 自然観察山行(自然保護部主催)

4月14日(日)  晴れ

<参加者> (5名)

<コースタイム> 大倉バス停8:30→11:00堀山の家→12:20花立小屋・昼食12:45→13:05花立ガレ場・現状観察評価13:50→花立小屋→16:45観音小屋16:50→17:20大倉バス停

【今までの成果】

 2019年秋に個人的に現況定点観測撮影を開始以降、2020年3月・9月、21年5月・10月、22年5月・10月、23年5月、同11月迄にガレ場の荒地を観察撮影し、都度植生保護作業を継続してきた。その結果、荒れには、①登山者要因による場合と、②天候要因による場合がある事が明瞭化した。そこで対策は、①登山者に対し石囲いで植生をガードする事、②天候に対し土盛りと小砂利投入し植生と雑草の生育を促し、雨礫に対する土壌表面強度の向上を図る活動をしてきた。

結果、約4年半のケア(①と②の両面対応)継続で、付近の植生と雑草が顕著ではないけれども一定量に復活してきた。

【今回観察山行の要点】

(1)    花立までの途中の登山道、及び花立ガレ場の現場に参加者全員で立ち、土砂流出の要因事例の①と②について共に観察した。

(2)    今回の花立ガレ場では原則手直し作業(石囲・土盛保護)はせず、本年秋まで1年間放置した結果を観察する事。

(3)    本年秋以降、近くの尾根に自生する幼木・雑草をお試しで植える事や、実生の種を団子方式で蒔く為に事前に土壌の適否確認、必要な段取りを推測した。 (←禿山を無くす積極対策案)

【幼木・雑草を植えるお試し事例】

 

 

 

 

 

 

 

菩提峠植樹山行                4月20日(土)  晴れ

<参加者> (7名)

<コースタイム> 秦野駅8:00集合チャーターバスにて移動→ヤビツ峠9:30→菩提峠11:30(植樹活動・昼食)チャーターバスにて移動14:00→秦野駅14:45解散


 

 

 

 

<1> 春らしい天気の中、丹沢の自然を守るための活動として植樹に参加しました。印象に残っていることは、菩堤峠を含め丹沢の自然を守るために地道に活動している方々がいることでした。また、秦野駅からヤビツ峠、菩堤峠からの帰りのバスがチャーターでとても楽に移動ができました。CLさんはじめYHCメンバーや県連の方々にお世話になりました。

<2> 春の植樹祭に参加しました。晴れ暖かく春らしい陽気で植樹にはうってつけでしょうか。ヤビツ峠から岳ノ台経由で植樹会場の菩提峠までは自然観察と称しての軽いトレッキング、スギ・ヒノキ林も間伐が必要でそうすることで林が明るくなり広葉樹木が育つことなど、分かってはいたつもりですが、改めて自然の営みを確認ができました。植樹では昨年秋よりやや上部の傾斜のゆるい地点で5本くらいを植えたでしょうか、昨年よりうまくできたか、育つことを願って。2回目の参加でしたが、自然保護の意義を確認できました。

<3> 植樹は初めての経験だった。鍬の使用など日頃使わない筋肉を使って少々疲れたが爽快な充実感も残った。この植樹活動は今回で49回目とのことで一度崩れた植生を回復させるには長い地道な努力が必要と改めて感じたが、多くの人が参加しいずれ丹沢がより緑豊かな山になると希望も持てた。(帰宅後、靴を脱ぐとヒルにやられており片方の靴下が血まみれだった。)

<4> 登山道の真上の大きな木のてっぺん・春を待ちわびる小さな芽・青い空・気持ちよく鳴くコガラ

<5> 昨年は、「こんなことが何の役にたつのだろう?」と感じました。でも、昨年植樹した苗木が根づいて、それ以前の苗木が育っているのを見て、山の回復のお手伝いができるのだと嬉しくなりました。

<6> 岳ノ台から菩提峠への明るく開けた尾根道から、右手下の菩提峠駐車場とピンク色テープがひらめく御椀を伏せた丘をスマホでショット。植樹完了後の食事でこのショットを見ながら、今更に気付きます。この丘は、10年程前に大きな土砂崩れが2つ、更に下方の谷筋に1つ。2年程前に小さな崩れが2つ、今でもローム層土壌が露出。早く広葉樹の中木を根付かせ地盤を整える為、植樹作業は崩れ防止上、有効で必要と思えた。
<7> 爽やかな登山日和で、ヤビツ峠まで路線バスだと混雑が予想されるが、今回はチャーターバスを利用したので、楽に座っていけました。ウオーキングでは登山道の左は針葉樹の森、右は雑木の箇所あり。杉やヒノキをそだてることで、行く行くは広葉樹林を増やすことに繋がる話を聞きました。植樹活動は若いグループや家族連れが目立ち、頼もしく思いました。神奈川県勤労者山岳連盟の方3名と合わせて10名の仲間と植える作業。珍しいヤシャブシも一本植えましたが、どの苗も無事に育つことを祈っています。

 

川苔山                    4月20日(土)  晴れ

<参加者>  (3名)

<コースタイム> 鳩ノ巣駅(9:15)→大根ノ山ノ神(10:00)→鋸尾根Ⅰ峰(11:45)

→川苔山(12:05:昼食:13:05)→鋸尾根Ⅰ峰(13:30)→大根ノ山ノ神(14:55)

→鳩ノ巣駅(15:20)

 川苔山は4回目か5回目の参加となりましたが、大抵は奥多摩駅からバスに乗って川乗橋で下車して、途中沢沿いを通り滝を見て山頂を目指すコースが一般的ですよね。過去の台風によって通行止めの箇所があったりで、中止や行き先の変更を余儀なくされたこともありました。今回は、鳩ノ巣駅から出発ということで、バスを待ってメンバーが全員乗れるか心配したりする煩わしさがなく、気楽に参加できました。参加前はレベル2ということで、侮って申し込みましたが、今年に入ってからのトレーニング不足とリーダーもサブも健脚すぎて付いて行くのがやっとでバテバテの醜態を晒しました。これは意外に急登が多かったことも申し添えておきます。ほんとにレベル2?暑い日となりましたが、途中に長めの斜度が緩やかな箇所があり、助けられました。総じて、初夏のハイキングにはぴったりでお奨めのルートかと思います。


 

 

 

 

 

川苔山頂上          初夏の産物

 

 

小遠見山スノーハイク            4月20日(土)21日(日)曇り

<参加者>  (7名)

<コースタイム> 五竜遠見スキー場ゴンドラ山麓駅8:30→アルプス平駅8:40 9:00→一ノ背 髪10:15→小遠見山頂11:10(休憩)11:30→地蔵の頭12:35→アルプス平駅13:00

 数日前から天候が思わしくなく、実施があやぶまれたが決行されることとなった。前泊した宿では夕食を美味しくいただきながらも皆で天気予報に釘付け。本当にギリギリまで心配な空模様だった。

翌朝、曇り空の下をスタート。雪は湿っていて重い。なかなかの傾斜。でも景色は素晴らしかった。八方尾根、唐松岳を眺めながら最高の尾根歩き。そして山頂では目の前に五竜岳。360度の絶景に感激した。下山後、宿の方の迎えの車に乗り走り出した途端、雨が降り始める。幸い、雨は逃れることはできたが、天候を読み、実施の判断をする難しさを感じた。

麓では桜が見頃を迎えており、雪山と桜の春の白馬村の風景にも出会えた素敵な山旅だった。決断して下さったリーダーに感謝します。

 

 

 

 

 

 

 

 

八王子城山読図              4月21日(日)  曇り

<参加者>  (11 名)

<コースタイム> 八王子城管理棟 8:32→八王子城山9:17→天守閣 10:35→富士見台11:03→ 12:05熊笠山→12:44太鼓曲輪の頭→13:06唐沢山→13:22地蔵峰→15:24高尾駅

山行指導部11 名  4 グループに分かれスタート。

お試しの気持ちで参加の私は、3回目の山行で選んだ場所は、仕事の関係上ある程度エリアを理解している「八王子」「ランク1.5」山行。山の地図を理解したほうが良いとのアドバイスもあり安易な参加でした。友人と低山ハイキングを楽しむ事とは異なり、地図を見ながらコンパスを使い自分の位置を意識し、歩くと自分の足元と地図の読図で頭がいっぱいの状況。 体力的には自信があるものの(学生時代:38年前)体重も20㎏近く増量。不規則な生活による自分自身の体の重さを痛感しながらの山行を楽しんでいる状況です。(山行後の飲み会と例会含めて4回の飲み会参加)山行=飲み会(得意分野)

山行の話に戻りますが、はじめの失敗は、①「事前資料の宿題」添付資料は何となく目を通しましたが、印刷して持参することが頭から抜けていたこと、②「コンパス」をもっていない(磁石:小学校で使うものはありましたが?)CLさんのものをお借りしての読図となりました。(山行後、購入済み)そんな状況でペアーのKさんに指導を受けながらの山行で先頭を歩く事になりますが、全員のペースを見ながら歩く難しさと上り坂の苦行を乗り越えて、「2番目のチーム」への引継ぎで、「心も体も」楽になり、その後は地図と景色を楽しみながら歩く事が出来ました。

天候上、最後のスケジュールとなった「ロープワーク」ですが、とても勉強になりました。動画等でロープワークがありますが、やはり実践と反復あるのみなので、日々時間を取って練習致します。今回の参加の皆様に温かく見守っていただき1日を過ごすことができた事。指導していただいた「CLさん」へご迷惑をおかけした事については、深く反省しております。

今後の山行指導部講習へ積極的に参加させていただきますのでよろしくお願いいたします。