2024年6月の山行

2024年6月の山行


6/16 日光白根山と五色沼

経ヶ岳・仏果山                6月1日(土)  晴れ 

<参加者>  (3名)

<コースタイム> 9:00 半僧坊前バス停→11:00 経ヶ岳→14:00 経ヶ岳→14:50 経ヶ岳登山口バス停

 台風予報もあり遂行を心配しましたが、当日は晴天で山行日和でした。

他の登山者は少なく、出会ったのは5人くらいでも我ら3人楽しく歩いて来ました。

 



 

 

 

 

テント泊講習・大菩薩嶺6月15日(土)~6月16日(日) 晴れのち雨

<参加者> (5名)

<コースタイム>

6月15日(土) 14:30上日川峠ロッジ長兵衛着→14:45キャンプ指定地にて各自の荷物パッキング紹介→15:00テント設営→16:45夕飯炊事→20:30就寝
6月16日(日) 起床・各自で朝食→7:35上日川峠→8:00福ちゃん荘→9:25大菩薩嶺→10:40大菩薩峠→11:20福ちゃん荘→11:40上日川峠→12:00昼食→12:20テント撤収・パッキング→14:00発バス(30分後に臨時バスも発車)

テントとクッカー以外は何とか揃え、テント泊デビュー(テントはCLさんより借用、感謝です)。

 新品のリュックのどこに何を入れて良いか、取り急ぎ詰め込んで自宅を出発。その結果、自分の荷物紹介ではシート上に並べ切れず、山積み状態(写真)となる。恥ずかしい。皆さんの優しい言葉に救われる。テントには換気口や網戸?があって等、実際に設営したり宿泊したりすることで、様々な工夫がされていることが今更わかった(どの世界も日進月歩である)。

皆さんのパッキングの仕方やキャンプ料理は大変参考になった。面倒臭がりもあり、料理は真似できそうにないが、テフロン加工のクッカーが使用後の処理にもベストのようなので、購入しようと思った。持参したものの未使用となった用具もあったが、中途覚醒してから寝付けず、文庫本持参は個人的には正解であった。今後もテント泊の経験を重ねながら必要な物品を見極め、きれいにパッキングできるようになりたい(いつの日か)。

夕食時はSLさんが持参されたBGM、深夜は鳥の声やテントに落ちる雨音という自然のBGMが心地よく、1時過ぎには近くで鹿が鳴く声も聞こえた(ひとりキャンプだったら恐怖)。

山頂では残念ながら壮大な富士山は拝めなかったが、笹の原っぱに岩が点在する風景や霧の中に見える木立が幻想的できれいだった。次は自前のテントと入会時より8㎏アップした体重を減らして臨みたい(かな?)。ご一緒した皆様、お世話下さり本当にありがとうございました。自前のバーナーに「にんまり」していたことは、バレていないと思う(かっこいいぞ、自分)。

 

 

三頭山                6月16日(日)  曇りのち晴れ

<参加者>(7名)

<コースタイム> 奥多摩駅BS8:35=小河内神社BS9:00―浮橋―10:30イヨ山―

 11:40ヌカザス山12:00―入小沢ノ峰ー13:40三頭山西峰―14:05中央峰―東峰

 15:35三頭大滝―ケヤキの道―16:10都民の森16:45=17:50武蔵五日市駅

 少々危ぶまれたお天気もなんとか持ち直した奥多摩方面。

新人歓迎山行のハズであったが、集まったメンバーの顔ぶれは…なんだかベテラン観満載だ(新人さんのフレッシュさが眩しい!)

壮絶なじゃんけんバトルで負けてしまった自分は3回連続の感想文担当で意気消沈しながらも久しぶりの浮橋を渡っているうちにちょっと楽しくなる(単純だ)。

 さてさて登り始めると、なんだか急登だ。そしてどこまで登っても急登だ。「三頭山ってこんなだっけ?」「え~、まだ急登だよ」「ずっと急登が続きますっていったじゃん」「何の罰ゲームだよ…」「なにっ⁉」。。。というような楽しい会話をしつつ、汗だくで高度を稼ぐ。緩かったのはイヨ山からヌカザス山に向かう前半だけ。標高差630mを一気に登る。その間ずっと我々の周りを春ゼミの声が降り注ぎ、緑の異世界へと紛れ込んだよう(聴いてごらん、バルタン星人の声だ)。ヌカザス山山頂でお昼の許しが出てホッと一息(笑)眺望はない。

ヌカザス山からはツネ泣き峠以外は比較的楽になり、さらに350mを登り切って三頭山西峰だ。やった~っとメンバーの笑顔はじける。その後は次々と中央峰、東峰と続く。

 展望台から三頭大滝までのルートは計画とちょっと違ったが(都民の森はコースがイッパイ)無事に雄大な大滝も楽しむこと

ができた。時間があるのでゆっくり休憩を取りつつ気持ちのいいウッドチップの道を歩き、都民の森の広場に出てバスを待つ。

 湿度が高くて汗だくになったが気温は高くなく、更に三頭山のイメージ書き換えができた楽しい山行であった。

 

 

 

 

日光白根山             6月15日(土)~6月16日(日)  晴れ

<参加者>

ロングコース :(6名)

ショートコース:(8名)

<コースタイム> ロングコース:日光湯元キャンプ場4:25→7:25前白根山7:40→8:05五色沼避難所8:20→9:40日光白根山10:20→11:05弥陀ヶ池(昼食)11:30→12:25五色山12:40→登山口14:45→キャンプ場15:00

ショートコース:6:15日光湯元キャンプ場(車移動)→6:45ロープウェイ山麓駅7:30→ロープウェイ山頂駅8:02→10:35日光白根山(昼食)11:30→七色平避難小屋13:13→山頂駅13:52

 日本百名山の日光白根山を目指す今回の山行は、公共交通機関と自家用車に分かれて日光湯元キャンプ場で合流し、皆でテント泊した。土曜日はテント設営後、湯の湖、戦場ヶ原の散策をした後、テント場で各々準備した夕食と、車組が買い出ししてくれた酒やつまみで宴会、大人数での楽しい時間を過ごすことができた。翌朝、キャンプ場から山頂を直接目指すロングコースと日光白根山ロープウェイ山麓駅まで車で移動し標高2000mから歩き始めるショートコースの二組に分かれ、山頂での出会いを願ってそれぞれ出発した。

 ショートコース組はロープウェイで標高を稼ぐ。降りる

とすぐ天空の足湯や展望台があり、燧ケ岳、至仏山、谷川連峰などの大パノラマに歓声があがる。その反対側には荒々しい岩場が目立つ日光白根山がドンと鎮座していて、登れるのか心配になる。最初のうちはなだらかな樹林帯で気持ちよく歩けるが、それが続く筈もなく徐々に急登が始まった。歩き出して2時間くらいで森林限界を越えると景色が開け風が心地よい。しかしザレ場が多く、山頂に近づくにつれて岩場も増え、両手両足を使って必死に登った。ロングコース組が登頂との無線連絡が入ったとき山頂はまだ先だったので、山頂でロングコース組との合流は諦めることになった。その後無事登頂し、広大な山々や五色沼などの美しい景色を楽しんだ。眺望の良さで人気があるのもうなずける。山頂ではゆっくり時間を取ってから下山開始した。ザレ場に足を取られないようにゆっくり慎重に降りていく。2時間半程度で山頂駅に無事に到着し、ソフトクリームで労をねぎらった。帰路は温泉に浸かり、とんかつ街道でとんかつを食べて横浜へと戻った。

 今回は現地まで自家用車と公共交通機関、登山コースはロングコースとショートコースの二組で山頂を目指すなど、通常の山行とは異なったため、事前準備は大変だったと思います。企画してくださったCLをはじめ、各SL、ドライバー、無線担当の方々、大変お世話になりました。楽しい山行をどうもありがとうございました。

*追記*

ロングコース組の様子

 早朝出発だったが、車組の配慮で前日吞み過ぎることなく気分よく出発。登山道に入ると急登が続き、道も荒れ気味でちょっと大変だったが、イワカガミをはじめとした多くの高山植物、日光山系の山々、雲海、沼などの素敵な景色を満喫しながら楽しく登れた。山頂や弥陀が池でのショートコースとのランデブーを目指し、無線で連絡取り合ったが、時間を合わせることができず、先に下山することになったのは少し残念(ショートコースの”山頂トラブル”とロングコースの”雨が降り出す前にテント場に戻りたい願望”によるものか)。結局二日間全く雨は降らず、快適にテント撤収しながらビールで乾杯。温泉に寄らず、電車内で乾杯。いろいろあったが、とても充実した楽しい山行だった。

 

〈沢講習〉奥多摩小坂志川             6月29日(土)  曇り

<参加者> (14名)

<コースタイム>武蔵五日市駅9:00→笹平バス停9:30→小坂志川入渓点10:15→昼食→脱渓14:15→15:00笹平バス停

 人生初の沢登り体験!!今回は講習山行ということもあり、珍しく4月の段階ですぐに申し込み。それだけ期待感がある山行でとても楽しみにしていた。前日からの大雨で催行が危ぶまれたが、CLと講師の緻密なやり取り、増水しても危険な川ではないとう判断のもと夕方には催行が決定。増水や雨の影響で不安になりつつもせっかくの沢講習の機会、これは行くしかない・・

初めての沢講習で不安もあったが、講師のわかりやすい説明や新品同様のレンタル品で不安がワクワク感に変わった。まずは、レンタル品のギアの使い方の説明や行動中の寒さ対策や防水対策と入念な説明を受けてから入渓スタート!!前日の大雨で増水や川の濁りなどを想定していたが、とてもきれいな水で危険な増水もなく快適なスタートを切ることができた。水の冷たさを危惧していたが、講師に寒さ対策を教えてもらったことで快適に歩くことができた。

今回、沢登りが全く初めての参加者は僕と新人さんだけだったが、経験者も普段の沢では味わうことができないアドベンチャー感のある沢登りを思う存分楽しむことができた。昼食後は脱渓して林道を歩くグループと途中まで沢下りを楽しみながら途中で脱渓するグループの2コースに分かれ終了となった。

最後にコーヒーとお菓子のおもてなしやアミノバイタル等のプレゼントまでしてくれた講師に感謝感謝である。11月の岩稜講習にもぜひ参加し山の楽しみを広げていきたい・・・。

 

 

草刈り十字軍に参加して       6月9日(日)自然保護部

(丹沢植樹で植樹した苗木が草に埋没するのを防ぐ草刈り)

◇スケジュール:秦野駅9:00⇒(チャーターバス)⇒菩提峠植樹地10時から作業・約4時間半(途中、昼食休憩あり)雨のため終了14:15⇒(チャーターバス)⇒秦野駅

◇労山からの参加:自然保護委員 4名

 

春夏の植樹に行く度に、植樹地が茅や草で覆われている状況を見ます。苗を成長させるには、ここでの草刈りが重要なのではと考え、6月9日の草刈りに有志4名で参加しました。丹沢自然保護協会では、草刈り作業を6月の二日間で実施しています。

ボランティア約三十数名が斜面に取り付いて、手鎌で苗の周りの草を刈っていきます。春の植樹から2か月経た植樹地は、草が腰の高さまで生え、苗を覆う所もあります。苗の周り半径50センチ内を除草。苗と自生したウツギを残します。植樹の時と違い一人の持ち面積が広くて、手鎌で刈る作業は容易ではありません。自分は体力がないので休み休みで行いました。それでも一通り終えると、苗にエールを送れたようで清々しい気分です。この後、プロの職人さんが電動草刈り機で地面から上の草を刈るようです。

草の根っこは残るので、草刈りも継続して行わなければなりません。きつい作業ですが、若い人たちに交じってのボランティアで少しいい気分になりました。