黒斑山 10月5日(日) 曇り
<参加者> 4名
<コースタイム> 車坂峠10:25→コマクサ展望台11:25→槍ヶ鞘12:00→トーミの頭12:20→黒斑山13:10→トーミの頭13:45→高峰ビジネスセンター14:55
小諸の天気予報は曇り、でももしかしたら黒斑山の醍醐味の浅間山を少しでも見ることができるかと車で出発する。しかし駐車場へ向かう山道では、視界が数メートル先も見えない真っ白な霧の中をひた走る。風が吹き霧が流れればと淡い期待を持ち登りはじめた。トーミの頭まで霧で濡れた岩の足元に気を付けながら登ったが、霧は晴れない。黒斑山まで行って今日は浅間山は無理と断念し蛇骨岳まで行かずに下山しました。山はそういう時もある、真っ白な何も見えない黒斑山は忘れない!また登ればいい!
瑞牆山・カンマンボロン・キャンプ 10月12日(土)~13日(日)晴れ
<参加者> 4名
<コースタイム> 東戸塚駅(6:00)→みずがき山自然公園キャンプ場(11:00)テント設営→登山口(12:30)→カンマンボロン(13:30)→みずがき山自然公園キャンプ場(14:50)
秋の三連休を考慮して東戸塚駅を6時に出発も東名高速・中央道(集中工事)は大渋滞。みずがき山自然公園キャンプ場に2時間遅れで到着、リーダー判断で瑞牆山は割愛してカンマンボロンを目指す。途中までは歩きやすい道が続いたが、途中からバリエーションルート(地図の確認必要)梵字が掘られたような岩が見えた時には、古(いにしえ)に想いを馳せる。
みずがき山自然公園キャンプ場は以前に比べて大混雑との事、到着時間の注意が必要。
(テント場は上空が開けていて、水場、トイレは水洗で綺麗(簡易トイレもあり)。
丹沢・花立 自然観察山行(自然保護部主催) 10月13日(日)晴れ
<参加者> 4名
<コースタイム> 大倉バス停8:40→11:15堀山の家→12:30花立小屋・昼食12:50→13:05花立ガレ場・現状観察評価 13:50→花立小屋→16:25観音小屋16:30→17:00大倉バス停。
【今回観察山行の要点】
- 従来から春と秋、半年毎に花立ガレ場を観察、必要に応じ石囲い等で、植生(低木樹、アザミ。雑草等)の自然繫茂を助勢する活動を丸5年継続。今年の春は大きな石を補完するに留め、昨年秋から丸1年間自然放置、その結果を観察・記録。結果、根を張る低木樹には充分に高い新たな樹幹2本を確認。
- 本年春に大倉尾根や大山岳の台で採取した、ナツトウダイ、ヤマザクラ等実生種を含めた泥団子を撒き、表面土砂の少ない箇所での植生拡大を図るお試しを開始した。→来春、その新芽の発見を期待中。
【同行参加者の感想】
(1)「花立の上のガレ場に行くのにだいぶ時間を要して到着。以前手がけた植物が成長しているのを見た仲間の「育っていますね!」の声に私もうれしくなる。CLが用意した種入りの泥団子を踏まれなさそうな場所に撒く。また、少し離れた場所にどなたかが植えた植生が育っているのを確認した。次回、この観察地にどのような変化が見られるか楽しみである。」
(2)大倉尾根№.40から見えるガレ場の石囲いの中に新たな木が育っている。CLが始めた自然保護活動の成果だ。今年は、その近くに誰かが植えたと思われる草木の芽があった。驚きと共に嬉しくなった。
(3初めての会山行でした。ワクワクして、とても楽しかった。感想より、寧ろ反省点があります。まず一つ目は、集合のバス停を渋沢駅前と間違えた事。いつもバスに乗る前に集合し、一緒にバスで登山口に向かうため、今回も思い込みがあった。幸い、次のバスを長く待たず、皆さんが親切に待って下さったお蔭で、出発時間に間に合えました。二つ目は、目的地場所の認識は不十分だった事。どのかの公園で作業すると思い込み、塔ノ岳への尾根道を登るとは全く想像していませんでした。でも、結果的には楽しかった。
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草木の実生種入りの泥団子 ②土砂少ない所に団子を固定 ③№40道標付近、誰かの草木芽生
北横岳~蓼科山(山小屋泊)10月13日(日)~14日(月) 晴時々曇
<参加者> 10/13:10名、10/14:8名 *内2名は日帰り
<コースタイム>
10月13日(日) 12:00北横岳ヒュッテ→12:05七ツ池→12:17北横岳ヒュッテ→12:26北横岳(南峰)→12:34北横岳(北峰)→昼食→(40分)→14:32亀甲池→15:40双子池ヒュッテ→17:30夕飯→20:30消灯
10月14日(月) 朝食6:00→6:50双子池ヒュッテ→7:43双子山→8:20大河原ヒュッテ→10:30蓼科山(昼食)→11:30蓼科山出発→14:30蓼科山登山口→16:10蓼科温泉浴場→16:59プール平発バス乗車
初日は、大勢の登山者で混雑し、道路渋滞やロープウェイの乗車待ちで予定より時間がかかった。北横岳を過ぎた辺りから、北八ヶ岳らしい苔むした森林に入り、それは素敵な光景ではあったが、足元は苔石で滑りやすくて気が抜けず、うっとりしている余裕はなかった。亀甲池や双子池(雌池と湧水の雄池)は、それぞれ趣が異なって見応えがあり、気分爽快、疲れを忘れた。
双子池ヒュッテの手前にはキャンプ場があり、トイレ側が場所取りで混むようであった。
山小屋内に設置されたテント内には布団3枚(掛け2、敷1)と枕にシーツ類、布団が重く掛け1枚に防寒着着用で就寝する方もいた。が、予想以上にテントの中は暖かく、暑くなって夜中に掛布団をはいだりした方も多かった。
翌日は蓼科山登頂、眼下に広がる景色を堪能しながら昼食を取ることができた。その後は、下りの岩稜に苦労しながら、間に合わないかもと諦めかけた温泉にも無事に入る事ができ、結果オーライの楽しい山行であった。リーダーや皆様ありがとうございました。山小屋の夕食は天ぷらありデザートあり、朝食も豪華であったが、これが当たり前ではないとの由。
高柄山 10月19(土) 晴れ曇り
<参加者> 3名
<コースタイム> 四方津駅(しおずえき)8:50→大丸10:50→高柄山12:00/12:20→
14:00御前山→15:05上野原駅
四方津駅からスタート、そしてゴールは上野原駅という、駅から駅までのハイキング。残暑の残るなかではあったが、午前中はそれほど暑くもなく、歩みを進めて高柄山に到着。しかしながら、アップダウンが激しく、低山(733m)の割には体力を削られる。特に、終盤の御前山(484m)は、MAPからは窺い知れない急登激下りであり、注意を要するコースだった。
御前山から上野原市街を臨む
牛奥ノ雁ヶ腹摺山 10月20日(日) 曇時々霧
<参加者> 2名
<コースタイム>
すずらん昆虫館前登山口10:00→牛奥ノ雁ヶ腹摺山11:40(昼食35分)→小金沢山12:50(休10分)→石丸峠14:00(休10分)→小屋平15:00→上日川峠15:25
例年10月頭には富士山の初冠雪が聞こえるのですが、10月中旬を過ぎても残暑が続く日々で、冠雪した富士山は期待できそうもないものの、当日は久しぶりの「寒気が入る晴天」の天気予月報で、涼しく快適な山行を期待して当日を迎えたのでした。が、早朝出発時の横浜は、まさかの土砂降り&強風で、最寄り駅までずぶ濡れでのスタートとなりました。
甲斐大和駅では晴れ間はなく曇り空。人気の山の「大菩薩嶺」行きのバスを待つ登山者の大行列に並び、満員のバス(全員着席ですが)に乗込みました。でも、今回の登山口の「すずらん昆虫館前」で途中下車したのはYHCメンバーのみ。ゆえに、静かな山行となりました。途中濃い霧の中をさまようように、日本最長の山名の「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」へ、ほぼコースタイムで到着。山頂は広く、休憩適地で、晴れ間は見えたのですが、残念ながら「富士山」は雲に隠れ展望は全くありませんでした。食事を済ませ、美しい笹原の道の稜線を縦走して次のピークの小金沢山、天狗棚山を踏み、石丸峠を経て、始発バス停の「上日川峠」に到着しました。
実施したコースは、長い急登がない安全な中級者コースで、登山道は良く整備され、道標やピンクリボンも多いのですが、樹林帯は木の根が滑りやすく、笹原の道は足元が見えにくいので注意が必要。例年この時期の展望や紅葉は素晴らしいのですが、天候が不安定で最高の富士山を拝めなかったので、リベンジしたいと思いました。
高畑山・倉岳山 10月20日(日) 曇りのち晴れ CL
<参加者> 8名
<コースタイム> 鳥沢駅8:11→高畑山11:02→穴路峠11:55→倉岳山12:26ー13:10→立野峠13:35→倉岳山登山口14:50→梁川駅15:09
登山口から高畑山まで木々の中をひたすら登る。朝から曇り空で気温が下がっており、尾根に出たときに風が汗ばんだ身体にあたり、寒く感じた。高畑山に着く頃に小雨が降ってきて、一山でいいなと思ったが、みんな頑張るとのことで倉岳山へ進む。いったん下ってから、登り返すと倉岳山。着いた頃に晴れて、ゆっくり昼食がとれたのは嬉しかった。
休んで元気回復と思ったら、そこからひたすら下る。まだ着かないのかなと思いながら、ずっと下った。長い登り下りでくじけだったが、皆様のおかげで最後まで歩けた。
西沢渓谷 10月26日(土) 曇り
<参加者> 3名
<コースタイム> 西沢渓谷入口10:30→三重の滝11:15→母胎淵12:00(昼食)12:20→七ツ釜五段の滝12:50→ネトリ大橋14:10→西沢渓谷バス停14:30
久しぶりの西沢渓谷である。最近の気温上昇で紅葉が進んでいるか期待と不安で出発した。塩山からバスで1時間現地の気温は12から13度位と思えた。紅葉は始まっていたがこれからが本格的季節に入って行くと思われる。
渓谷の水量は前日の降雨もあり勢い良く流れ、淵の箇所は青い水を湛えていた。一番奥の滝見橋のところが数年前の台風で崩壊し通行禁止になっていたが、今年の4月に復旧し上部まで散策することが出来るようになった。それにより上流の五段滝を傍から見ることが出来、紅葉の木々と合いまって素晴らしい景色であった。
今回、お試しの方が参加し、小人数であったが、距離10kmの山行はこれから深まる秋を感じさせてくれた。また、リーダーの差し入れのシフォンケーキ、紅茶も滝の横で頂きこれも良かった。
三ノ塔の植樹観察山行 10月26日(土) 曇り
<参加者> 5名
<コースタイム> 菩提峠9:30→水沢林道→三ノ塔12:30→表尾根→菩提峠14:30
関東大震災による山崩れに、治山工事が行われた。それを引き継いで、丹沢自然保護協会の中村さん主導による、植樹活動が始まった。今回は、その植樹活動50回目の節目の回である。県の職員と、初期に植樹が行われた三ノ塔まで歩いて、今までの経過と評価・展望を聞くことができた。
丹沢の自然保護活動は、県政と自然保護活動の融合が図られて、他に類を見ない成功例と言われているそうである。現状では、みろくの会が中心となって活動されているが、今後は様々な団体が分担して全体的な活動になることが期待されている。今回の参加者が感じた、自然保護活動を知る楽しみを、多くの仲間に伝えていきたいと思う。 Tさん記
林道とヨモギ尾根をたどる道をガイドと歩きました。植物、シカの歴史と対策、雨や地震による崩れをいかに修復していくか等の説明がありました。目的地である初期の植樹地は三ノ塔の下にあり、25年を経て見事なヤブに生まれ変わっていました。いっけん、手が入ってなさそうな山の緑の風景が、実は行政、企業、民間の協議で計画され実施されている結果なのがわかりました。ガイドの「山では人間はお客さんなのですよ。」の言葉が心に沁みました。 Iさん記
丹沢の自然は多くの人の力で守られ試行錯誤を繰り返し育てられているのだと思い知らされました。これからは草木を見て森を見て自然を楽しみたいと思いました。 またこのような機会があれば是非参加したいです。 Sさん記
何度も登っている丹沢ですが知らない事ばかりでした。知らない事を知る喜びがありました。長年丹沢に携わり説明をして下さった方々の熱い想い丹沢への愛情を強く感じました。山々が豊かな緑に包まれていく事を期待しています。 Hさん記
知らないことを知る、これからの山歩きは数倍楽しくなりそう。 Iさん記
本社ヶ丸・清八山 10月26日(土) 曇り
<参加者> (5名)
<コースタイム> 笹子駅 8:10→清八山・本社ヶ丸登山口9:58→清八山 11:33→本社ヶ丸12:40 →石切山 13:25→角研山 14:15 → 庭洞山15:18 → 笹子駅16:00
無人駅でトイレは和式、コンビニ無し、suicaの改札ポストを除けば昭和レトロ感満載の笹子駅から、まずは車道歩き。工事現場や変電所を横目に見ながらどこまでも続く上り坂は、途中から苔むすほど。1時間以上の車道歩きの後、鹿除け柵の扉を開けてようやく樹林帯へ。ここからは急登だ!と覚悟していたが、CL、SLの連想ゲームのような掛け合いやマニアックなダジャレに各メンバーの絶妙なツッコミに笑い、おしゃべりを楽しんでいるうちに気がついたら峠に着いていた。
清八山では曇りなので期待していなかった富士山が、眼前に迫る。本社ヶ丸頂上からも、三ツ峠、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、そのまた先には北アルプスまでもシルエットがはっきり。なんとキレットも槍ヶ岳までも!(もちろん自分でわかるわけはなく、全部、経験豊富なMさんのおかげ)。眼下一面に広がるのはふわふわモコモコに泡立てた石けんのような雲海。(そう言えばこの日は大月地方に濃霧注意報が出ていた)。曇り空のモノトーンの景色なのにこんなに味わい深いなんて。すごーい!しか出ないのが悔しい。
本社ヶ丸頂上からの下りは標識もあまりなく、そもそも登山者が多くなさそうな道は落ち葉に隠れてわかりづらく、みんなで何度も地図と確認しつつピンクリボンを探しながら歩いた。ところどころ紅葉し秋を感じる。角研山(つのとぎやま)からはずっと下り。霧の中に下りてきたので幻想的な風景と言えば聞こえはいいけれど、落ち葉も隠れた木の根っこも、てかった地面も濡れて滑りやすい上に急坂。これまた延々と続く。つま先で踏ん張り、膝も太ももも総動員で踏ん張る。途中、車道に出たので安心して歩き出したら、あらら間違い。車道を越えてさらに急な下りが続いたが無事に下山できてよかった。でも足の筋肉は下りで育つらしいので、多少は筋肉ついたかな。思わずにんまり。楽しい山行の後の疲労感と充実感が嬉しかった。感謝。