2024年8月の山行

2024年8月の山行

           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岩手山(避難小屋泊)

<コースタイム> 県民の森バス停8:40→七滝登山口9:00→七滝展望台9:50→地獄分岐12:20→御釜湖13:30→不動平避難小屋15:30→岩手山頂16:25→不動平避難小屋17:00→八合目避難小屋17:20(泊)

8月18日:八合目避難小屋7:00→不動平避難小屋7:20→鬼ヶ城9:00→切通10:10→姥倉山分岐11:00→姥倉山11:15→松川登山口・松川温泉13:40

 

 盛岡駅早朝集合の週末会山行、仕事終了後に行こうと前夜横浜発の夜行バスを予約していた。それがなんと、ちょうどその頃に台風7号が関東直撃との予報・・・天気と関係なくキャンセルした人2名、天気を理由にキャンセルを決めた人1名、早めに盛岡に移動した人4名。週末岩手の天気予報は上々、会山行中止にはならなそうだけれど、夜行バス運休の知らせが来たらキャンセルか・・・当日始発で行って後から追いかけるか・・ぎりぎりまでどう転ぶかわからなかったが、夜行バスが無事出発して一安心。翌日早朝他メンバーと合流して予定通り会山行に参加することができた。

 

岩手山はみちのくを代表する秀麗な独立峰で、眺める場所でその姿が変わり、南部富士とも呼ばれる日本百名山の一つで、一般的には馬返し登山口からの日帰りを楽しむ人が多いらしいが、今回CLは裏岩手の七滝コースを登り八合目避難小屋に宿泊し、鬼ヶ城を通って松川温泉へ下山という変化に富んだコースを選択していた。序盤、曇りのち小雨のち霧で蒸し暑く、虫も多く、少し忍耐が必要な登りであったが、ダイナミックな滝を見上げた後、硫黄臭や噴気に圧倒される大地獄谷を通り抜け、お花畑の湿原と火口湖を眺めた後樹林帯の急坂を登ると、急にあたりが開けて霧も晴れ、翌日に登る予定の鬼ケ城の岩場や岩手山の全容が見え、テンションが上がった。不動平避難小屋に到着した時すでに15:30で本来ならそのまま八合目避難小屋に行くべきところ、あまりに天気よく、”今、この天気がいいうちに岩手山に登頂するべきだ!”との判断で、不動平避難小屋に荷物をデポして登ることになった。長時間の登りで疲れていたはずが、身軽になり絶景への期待が膨らんだおかげか、足取りも軽く、火口を眺め、無線交信しながらお鉢巡りし、山頂薬師岳からみちのくの山々や壮大な雲海の絶景を望み、絶頂の気分を味わえた。山頂での写真撮影や数局との無線交信を楽しんだ後、八合目避難小屋へと向かい、各々が麓から担ぎ上げたアルコールと夕食で団らん、就寝。

翌日はご来光を眺めた後ゆっくり出発。天気は悪くないものの岩手山は霧の中、前日に登頂して大正解。鬼ヶ城の岩場を楽しみ、前日通った火口湖や大地獄谷を上から眺め、姥倉山を経由して松川温泉へ下山した。途中の滑りやすい泥道下山は少し辟易したが、松川温泉で日本秘湯を守る会の峡雲荘に入浴して2日分の疲れと汚れを流し、バスで盛岡駅へ戻り、名物の焼肉と盛岡冷麺を堪能して新幹線で横浜へ戻った。計画してくださったCL、同行してくれたみなさまに感謝。

乗鞍岳 

<コースタイム>

24日:畳平13:00→白雲荘13:00~13:20→魔王岳13:50→大黒岳15:00→富士見岳15:50→白雲荘16:20

25日 日の出4:50~5:30→白雲荘6:40→富士見岳口7:05→肩ノ小屋7:20→剣ヶ峰口7:25→途中下山→剣ヶ峰口7:55→富士見岳口8:10→白雲荘8:30

事前にみんなで同じ列車、近い座席に乗るように予約席を取り、24日八王子駅に集合。不安定な天気ではあったが、初日は、不要な荷物を白雲荘に置き、薄曇りや青空が見え隠れする中、魔王岳、大黒岳と楽しむことができた。魔王岳頂上では、ガスっていたため、SL一押しの絶景を眺めることができなかったが、白雲荘でコーヒータイムをとって天気回復を待ち、次に登った大黒岳では、見事な眺望を鑑賞することができた。宿泊した白雲荘は、食事も美味しく入浴もできて、とても快適な山小屋だった。

2日目は、小雨も入り混じる天気だったが、素敵な朝もやの中、ご来光を眺めることができた。おまけに振り向くと大きな虹もかかっていて、皆思わず歓声を上げた。2日目の目的の剣が峰は、あいにくの大雨で途中下山となったが、その後の平湯温泉もゆっくり楽しめた。

この2日間、大変不安定な天候で、CLは常時雨雲レーダーを確認しながらより安全な山行になるよう配慮していただいたり、下山後の交通手段も少しでも快適にできるよう工夫していただいたりした。CL大変お世話になり、どうもありがとうございました。ご同行の皆さま、ありがとうございました。